はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

コインポスト編集長が語る、仮想通貨メディアの在り方と求める人材|社内インタビューVol.5

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

コインポスト編集長、各務インタビュー

今回はコインポストの編集長である各務 貴仁さんに社内インタビューを行いました。 仮想通貨メディア「コインポスト」の社内インタビュー第5弾は、編集長の各務が登場。リーダーから見る社内の雰囲気や、仮想通貨業界で成長するための今後の展望について語っていただきました。

コインポストの司令塔として活躍する各務さんは、経営面にも携わりながら相場系の考察記事を配信するなど、日々激務をこなしています。今回は、そんな各務 編集長にコインポスト創業当時の話から、今後の仮想通貨業界の展望まで幅広い話を伺いました。

仮想通貨に興味を持ったきっかけは

元々、学生時代から経済関係に興味があって、証券会社で働いてみたり、海外留学時に独学でトレードに手を出していました。

投資というものが身近にあった中で、初めて仮想通貨の名前を聞いたのは2010年とか11年ぐらいの時だったと思うんですけど、その時は投資をする対象ではないなと思い、専ら株式の方に目を向けていました。

再び興味を持ったきっかけは、2017年とか16年度末ぐらいにビットコイン価格が急騰したことです。

技術面よりも投資面から興味を持ち始め、価格形成のメカニズムとか、将来的にどのような形で推移していくのかということに対して、色々勉強してみて、情報を深掘りしていくうちに、仮想通貨というのを一つの金融資産として意識するようになりました。将来的にどうなるかは未知数でしたが、金融の革命の瞬間に携われる可能性があるなら、と思ったのが仮想通貨に関わろうと決心したきっかけです。

特に注力してきた点は

コインポストは、2017年夏から仮想通貨業界に参入しましたが、この時期は、業界内外から興味とか注目が一気に高まったのと同時に、一般には悪い印象が広まってしまった時期でもありました。いわゆるスキャムだったり、詐欺的なプロジェクトや、あるいは偽の情報とかで価格が上下するような状況が業界内でも問題視されていました。

そういった中で、コインポストはメディアが果たせる役割として、スキャムの疑いのあるようなプロジェクトには関わらず、常に記事の中立性と正確性を保つという努力を一貫して行ってきました。

例えば、記事の校閲は必ず2度行うというような体制を徹底しています。その姿勢が仮想通貨全体の信頼性に繋がると考えていますし、地道に築き上げてきたものが徐々に認められ、大手企業さんとお話をさせて頂く機会も増えてきました。

社内の雰囲気について

一言でいえば、グローバルな雰囲気です。

日本国内に本拠地を置きながら、さまざまなカルチャーや言語のバックグラウンドを持つ人が集結したベンチャー企業です。その点がグローバルなビジネスの機会が多い仮想通貨業界には適していると考えてます。

世界中で普及しているビットコインや仮想通貨に対して、幅広い知識を吸収できる環境が出来ています。

グローバルな組織として一体感を保つ秘訣は

やはり、実際に一緒に働いてみないと分からない点もあるのですが、私が編集長として意識してきた点は、それぞれ「どこに強みがあるか」というところです。能力を発揮しやすい得手・不得手に合わせて柔軟に仕事を含め、役割の振り分けを行ってきました。

一人一人のキャラクターや固有のスキルを重視してきたので、かなり個性的なメンバーが集まっていますが、それでいて一つの目標に対して団結して取り組んでいけるような環境作りもずっと意識して来たことの一つです。

創業当時の雰囲気

コインポスト誕生の経緯から説明すると、2017年の3〜4月ぐらいからメディアの立ち上げを構想していて、2017年8月にサイトオープンしました。

当初は業界に対してツテも無く、企業に対してのコネも無く、つながりも一切なかった状態で、本当に記事を書くことだけで成長してきた企業です。金融に詳しいというよりは、本当に仮想通貨が好きな人だけが集まった企業だったので、最初は先行きに対する漠然とした不安もありましたね。

幸い、想定よりも早い段階からサイトを評価していただいて、オープン2ヶ月後には、PV面でもかなり伸びてきて、Twitterのフォロワー数も、仮想通貨バブルが起きた2017年末は、1週間に10,000人とか増えるような時期もありました。

もちろん、仮想通貨市場の大幅上昇局面に合わせて、タイミング良く成長できた部分も大きいですが、仮想通貨メディアが同時期に乱立する中で、ひたむきに取り組んできた姿勢も評価頂けたのかなと思っています。

飛躍のきっかけ

私たちが最初に大きく注目されたのは、リップル社が2017年に開催した「SWELL」というイベントの時期かなと思います。

当時、イベントに合わせてカウントダウンが行われていて、界隈の注目度が急上昇していました。そこで、コインポストはカウントダウンについての考察を含んだ記事を初めて書いたんです。

その記事が仮想通貨投資家の方々にウケて、ツイッター上のリツイート数が一気に100件以上付くようになりました。

当時はまだ英語ができて、尚且つ夜中まで起きて情報を追っていたブロガーさんはあまり多くなかったので、当日は24時間体制でSWELLの報道を全部聞いて、英語の内容を聞いて報道をしていきました。

結局期待が大きすぎた反動でリップル(XRP)自体の価格は上がらなかったのですが、記事としてはすごい反響がありました。 英語から日本語へ翻訳された情報の希少価値や、値動きに対する考察の需要を肌で感じた瞬間でしたね。後から見ても、仮想通貨メディアとしてのターニングポイントだったと思います。

現在働いているメンバーは

今は、編集部と営業部のメンバーを合わせると日本人と外国人の割合は半々ぐらいですが、英語はネイティブだけど日本語に不安が残るメンバーも、毎日のようにニュースを書いてインプットとアウトプットを繰り返していくことで、みんなが言語面でスペシャリストに成長している実感があります。

優秀なメンバーという点では、インターンシップに応募してくださる主に学生の方々の水準の高さにも驚かされますね。学歴だけでなく、仮想通貨の技術面に精通していたり。仮想通貨が新しい資産クラスであるという特性もあり、他の伝統金融市場よりも若年層が多く活躍している業界かと思います。

そう聞くと、応募のハードルが高そうですが

専門的なニュースメディアという点で、ご自身のスキルに自信を持てない方も少なくないと思いますが、応募のハードル自体は高くなくて、重要なのは「仮想通貨が好き」という姿勢です。

コインポストの採用基準は主に2つあって、英語が得意かどうかと、とにかく仮想通貨好きか、というところですね。

どれだけ熱中して“良い記事”を書けるかとか、集中力を発揮して分析に取り組めるかとか。その辺りが、私たちが重要視しているポイントなので、みなさんが思ってるほどハードルは高くないんです。僕らと一緒に働いているインターン生も、みなが最初から仮想通貨に特別詳しいとか、英語がネイティブレベルに堪能かというとそんなことはありません。

また、インターン生が仮想通貨のカンファレンス(イベント)に参加できる機会も提供しています。最前線で働く人の声を常に聞けるような環境が整っていて、みんなが日々成長していけるような職場を目指しているので。

出典:CoinPost撮影

今後の展望

日本の中でいうと、法律面での規制が整備されていく流れの中で、これまで参入をためらっていたような大企業の参入も増えていくと思います。

そういった中で、今後は業界全体が一気に加速するような急激な変化もあり得ると思いますし、業界の成熟に伴い、より力を持った競合も増えますから、ベンチャー企業は戦いにくいフェーズまで来ているのかなと思います。

仮想通貨が一般に浸透している中、コインポストは報道機関として、いずれ新聞社を含んだマスメディアがライバルになっていく可能性も想定しており、急激な変化に対してギアを上げていく必要があると考えています。

業界内でいうと、仮想通貨取引所を運営したり、ウォレットを運用している既存のベンチャー企業は、潤沢な資金力や高い技術力を持つ大企業への対応を迫られる局面は増えていくのではないかと思います。

同時に、今までの仮想通貨業界は非中央集権的に色々なものを開発してきたという側面もありましたが、大手の参入で業界の勢力図も塗り変わっていくのではないかと。影響力のある企業の動きは情報価値がより高く、仮想通貨を知らない人の興味を惹くという点でも、メディアとして注力すべき部分だと考えています。

最後に

「2019年現在、みなさんは仮想通貨のニュースを見て面白いと思うことがありますか?」という疑問を投げかけてみたいですね。

2017年は、仮想通貨のニュースを見てみんながワクワクしたと思うんです。もちろん投資したお金が増えるという部分でのワクワク感も多分にあったと思うんですけど、自分が追っている情報で、「私たちの生活が変わるかも知れない未来」に対する高揚感みたいな感情を覚えた方も多くいらっしゃったと思うんですよ。

仮想通貨を知っている人たちの中での金融リテラシーは、当初と比べてかなり底上げされてきたと思います。なのでコインポストは、ここから2019年末に向けて、価格といった仮想通貨の単純な上辺の話ではなくて、もっと本質的な部分に力を入れていきたい。

すでにプロジェクトとしては水面下で動いていますので、もうそろそろお届けできると思います。

ユーザーのみなさんに、もう一度「2017年のワクワク感」を取り戻してもらいたい。これは煽りとかそういうわけではなくて、本質的な技術の部分とかプロジェクトを知ることができるような報道を行っていくので、ぜひ楽しみにしていて下さい。

仮想通貨業界に興味があり、マジメに仕事をしていきたいという方は、ぜひ気軽に応募してみて欲しいですね。僕らと一緒に成長していき、ベンチャーから大きな企業に成長するためのステップを共に味わえたらと思います。

編集部まとめ

コインポストの社内インタビュー第5弾は、良きリーダーとしてみんなに慕われる、編集長の各務 貴仁さんに登場いただきました。

コインポストでは現在、社員だけでなく、インターンシップも積極的に募集しています。仮想通貨やブロックチェーンに興味を持っている学生の皆さん、仮想通貨メディアという業界の最前線で常に情報を吸収することができる場で働いてみませんか?

仮想通貨に興味を持っていて、見ているだけでなく積極的に関わってみたいという方、得意な英語を活かして自らを成長させたいという方は、ぜひ応募してみてください。

関連情報

CoinPost、月間訪問者数で暗号資産(仮想通貨)メディア世界3位に

国内最大の仮想通貨メディアCoinPost、ライターなど複数の職種で人員募集

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/17 日曜日
09:30
今週の主要仮想通貨材料まとめ、キヨサキのBTC・ETH関連投稿やXRP現物ETFの需要増など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
09:25
週刊仮想通貨ニュース|米クラリティー法案の進展や人工知能Claudeのビットコイン復元成功に高い関心
今週は、人工知能Claudeによるビットコイン復元成功、ロバート・キヨサキ氏によるビットコイン・イーサリアム関連投稿、米仮想通貨市場構造法案「クラリティー法」の進展に関する記事が関心を集めた。
05/16 土曜日
13:45
ミャンマー軍事政府、仮想通貨詐欺に終身刑を科す法案提出
ミャンマーが仮想通貨詐欺に終身刑、詐欺を強要する暴力行為などに死刑を科す「反オンライン詐欺法案」を提出した。米国などもミャンマー詐欺拠点の取り締まりに乗り出している。
11:50
グレースケールがBNB現物ETFの目論見書を提出、米国初承認なるか
グレースケールが米国で仮想通貨BNBを対象とした現物ETFの予備目論見書を提出したことが明らかになった。ETF専門家はSECのフィードバックを受けた動きとみており、近い将来の承認申請に向けた布石との見方が出ている。
10:45
トランプ一族信託、購入した仮想通貨・半導体関連銘柄を開示
トランプ大統領一族のファミリートラストが2026年1~3月期にコインベースなどの仮想通貨関連株を購入したことが、米政府倫理局への提出書類で明らかになった。
09:45
IREN、約4800億円の転換社債発行を完了 AI・データセンター投資を本格加速
AIクラウド事業者のIRENが、総額30億ドルの転換社債発行を完了したと発表した。エヌビディアとの戦略提携を背景に、AIデータセンターへの大規模投資を加速させる方針だ。
09:25
Thorchain、約17億円相当の資産が不正流出か
THORChainは、問題が発生して取引を停止。約17億円相当の資産が不正流出したとみられ、仮想通貨ビットコインや、イーサリアムなどのブロックチェーンの資産に影響が出ているようだ。
07:56
米上院「クラリティー法」採決の壁、公職者の利益相反防ぐ「倫理条項」が焦点に
米上院銀行委員会を通過した仮想通貨市場構造法案「クラリティー法」は、本会議採決に向けて「公職者の利益相反問題」が最大の焦点となっている。民主党が厳格な規制を求める中、法案成立の行方を左右する正念場を迎えている。
07:05
JPYC EXが大型アップデート、発行上限を1回100万円に変更
国内ステーブルコイン発行企業JPYC株式会社がJPYC EXの大型アップデートを実施。発行上限ルールを1日あたりから1回あたり100万円に変更し、KakaoとLINEが統合したKaiaチェーンへの対応も新たに開始した。
06:35
21SharesのHYPE現物ETF、過去最高出来高を記録 コインベースの提携発表が呼び水に
仮想通貨ハイパーリキッド(HYPE)関連ETFへの資金流入が加速。21SharesのETFが1日810万ドルの取引高を記録し、コインベースによるUSDCサポート拡大が市場の関心を集めている。
05:55
米大手取引所ICE・CME、ハイパーリキッド規制をCFTCに要請
米ICEとCMEが、匿名取引を可能にする仮想通貨デリバティブ取引所ハイパーリキッドについて、制裁回避や価格操作リスクを理由に米CFTCへの登録を求めていることが明らかになった。
05:00
ストラテジー、転換社債を約2200億円で買い戻し 負債圧縮へ
ストラテジーが2029年満期の無利息転換社債15億ドル分を約13.8億ドルで買い戻すことを米SECへのForm 8-Kで公表した。決済は5月19日を予定し、買い戻し後も同シリーズの残高は約15億ドルが残る。
05/15 金曜日
19:33
金融庁、仮想通貨仲介業の登録説明会を開催 6月上旬施行に向け解釈明確化へ
金融庁は15日、改正資金決済法で新設される仮想通貨・ステーブルコイン仲介業の登録事前説明会を開催。施行は2026年6月上旬の見込みで、「画面遷移の有無」は媒介判定の決定要素でないとの解釈も示された。
17:25
スペースX、5月中にもIPO目論見書を公開へ ビットコイン保有が初開示か=報道
スペースXが来週にもIPO目論見書を公開する見通し。8,285BTCのビットコイン保有が初めて公式開示される見込みで、仮想通貨市場への影響も注目される。
16:13
バイナンスリサーチ、2030年に仮想通貨ユーザー30億人到達を予測 
バイナンス・リサーチが2030年に仮想通貨ユーザー30億人到達の可能性を予測。オンボーディングやAI・ソーシャル層の統合が普及拡大の鍵と分析した。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧