はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

ギャラクシー・デジタル、1.3兆円相当のビットコイン売却を完了 サトシ時代投資家の利益確定

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

1.3兆円相当の取引

米デジタル資産大手ギャラクシー・デジタルは25日、顧客の代理で8万 BTC超の売却を執行したと発表した。現在の市場価格で90億ドル(約1.3兆円)相当に達し、仮想通貨史上最大規模の取引の1つとなった。

売却を行ったのはサトシ時代(BTC黎明期)から投資していた初期保有者で、デジタル資産市場からの「最も早期かつ重要な退場の1つ」となる。同社によると、この取引は投資家のより広範な遺産計画戦略の一環として実施された。

このクジラ投資家は今月15日からビットコインをギャラクシー・デジタルに送金していたことが確認され、巨額な利益確定への投資家の警戒を高めていた。

関連:サトシ・ナカモトのビットコイン資産推定20兆円、ビル・ゲイツ氏を上回る

一方、クリプトクアントのKi CEOは今回のギャラクシー売却について「14年間休眠していたBTCで、元々マイ・ビットコインでホストされたウォレットから来たものだ」と指摘。同ウォレットは2011年4月から非活動状態で、マイ・ビットコインが同年7月にハッキングで破綻する前から休眠していたとし、ハッカーかトム・ウィリアムズとして知られる匿名創設者のものである可能性が高いと分析している。

ギャラクシー・デジタルはニューヨークを本拠とするデジタル資産・データセンターインフラの世界的リーダー企業。機関投資家向けに取引、助言、資産管理、ステーキング、カストディサービスを提供し、AI・高性能コンピューティング向けデータセンター運営も手がけている。

最近は古参クジラウォレットの活動が活発化しており、24日には14年間休眠していたウォレットが3,962 BTCを移動。2011年1月に約0.37ドルで蓄積したビットコインが現在32万倍以上の価値に膨らんでいる。

また、ブロックチェーン解析企業アーカムによると、7月23日には別の初期保有者が1万603 BTCを移動させた。ビットコインが史上最高値付近で推移する中、ベテラン保有者の大量売却準備が市場動向の注目材料となっている。

関連:史上最高値更新のビットコイン、今後の価格はどうなる?【価格予測まとめ】

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/26 土曜日
14:45
ビットコイントレジャリー企業メタプラネット、米国に持株会社を設立
メタプラネットが米フロリダ州に持株会社を新設する。ビットコイントレジャリー企業としての国際展開を支える動きだ。デリバティブ事業の新子会社も計画している。
14:15
キヨサキ氏、ビットコインをETFで持つことに注意促す
金持ち父さん著書のロバート・キヨサキ氏が仮想通貨ビットコインETFの注意点を指摘した。現物保有とETFの違いを認識することが大切だと意見している。
13:25
「インターネット金融市場の中枢に」ソラナ創設者が新たな構築計画を発表
仮想通貨ソラナ創設者らが24日、インターネット金融市場ロードマップを発表。アプリケーション制御実行技術ACEで取引順序制御を可能にし、従来型取引所に匹敵する性能実現を目指す。
11:05
シティ、ビットコイン13.5万ドル予測 その根拠は?
シティグループがビットコイン年末目標価格13万5000ドルを発表。ETF資金流入とネットワーク価値分析に基づく評価モデルで、仮想通貨市場の成長を予測。
10:02
仮想通貨市場に夏枯れ相場到来か Matrixport最新予想
仮想通貨サービス企業Matrixportが夏の市場停滞を予測している。ビットコイン、イーサリアムなど主要アルトコインは米クリプトウィーク後に脆弱性が上昇すると述べた。
09:10
「ETHが最大6カ月間はBTCのパフォーマンスを上回る可能性」ノボグラッツ
ギャラクシーのノボグラッツCEOは、仮想通貨イーサリアムは今後3カ月から6カ月の間ビットコインをアウトパフォームする可能性があるとの見方を示した。イーサリアムの強気要因を説明している。
08:25
「4年周期は終焉」ビットワイズCIOが示す仮想通貨市場の変化とは
ビットワイズのマット・ホーガンCIOが25日、仮想通貨の4年周期が終わったと分析。ETF成長や機関投資家の参入、規制進展などの長期要因が従来の周期を圧倒し、2026年も好調な相場が続くと予想している。
07:00
ギャラクシー・デジタル、1.3兆円相当のビットコイン売却を完了 サトシ時代投資家の利益確定
デジタル資産大手ギャラクシー・デジタルが25日、サトシ時代投資家の代理で8万BTC超(90億ドル相当)を売却したと発表。仮想通貨史上最大規模の取引の1つで、投資家の資産戦略の一環として実行された。
06:25
M2拡大でETH価格も上昇か? 8000ドル予測にエリック・トランプも賛同
仮想通貨アナリストのテッドピローズ氏が25日、イーサリアムがグローバル流動性に追随しM2マネー成長と比較して8000ドル超で取引されるべきと分析。エリック・トランプ氏も同意を示し、別のアナリストは1万ドル到達を予想している。
05:55
テスラ、ビットコインを売らなければ50億ドルの価値に=CNBC報道
CNBCによると、テスラが2022年に保有ビットコインの75%を売却した結果、その後の価格急騰で数十億ドルの機会損失となった。現在の保有資産は12億4000万ドルだが、継続保有していれば50億ドル相当に達していたと推定される。
07/25 金曜日
17:30
米国Web3規制の最新動向|CLARITY・GENIUS法案と企業参入の影響を徹底解説
本記事では、仮想通貨などに関する米Web3の制度整備や企業参入を俯瞰します。トランプ政権下で進む制度整備の目的や主要法案、注目領域、日本との違いについて解説しています。
17:00
Web3の大衆化目指すLINE NEXT、「LINEのMini Dappエコシステム」をテーマに専用ブースを用意|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のプラチナスポンサーとしてブース出展を決めた、LINE NEXTがWeb3事業に進出した理由とは。Mini Dappプラットフォームで実現する新たなユーザー体験、WebX 2025での取り組みをCSOが語る。
16:30
米ソラナETF「SSK」、JitoSOL統合でステーキング利回りを強化へ
暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)の、米国初のステーキング現物ETF「SSK」が、ポートフォリオにJitoSOLを組み入れ。高利回りのリキッドステーキングに証券口座からアクセス可能になる。
15:30
暗号資産取引所MEXC、MEXC Alpha機能で上場前トークンが現物アカウントから直接取引可能に
MEXCの概要 暗号資産(仮想通貨)取引所MEXCの成長が著しい。CoinGeckoのデータ(2025年3月29日時点)によると、暗号資産取引高ランキングでは日間取引高が約55…
13:20
フィナンシェ、Jupiter連携で日本発IPトークンをグローバル展開へ
フィナンシェがSolana最大級DEXのJupiterエコシステムに連携。日本の仮想通貨IPトークンをグローバル市場へ展開する新たな取り組みで、第一弾としてGACHIHOトークンをローンチ予定。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧