
エコシステム支援プログラムを発表
米大手予測市場カルシ(Kalshi)が17日、ソラナとベースとの提携による「カルシエコ」エコシステム支援ネットワークの開始を発表した。カルシは先月8億7,500万ドルの取引量を記録し、ポリマーケットの10億ドル出来高に迫る勢いを見せている。
関連:コインベース支援のL2「Base」、独自トークンの発行検討を開始
同プログラムは予測市場の最前線を押し進める開発者、トレーダー、クリエイターを支援する拠点として機能する。選出された参加者には助成金、X認証バッジ、専用紹介リンク、エンジニアリング支援、取引競技会などの支援が提供される。
カルシは先月、ロビンフッドとの提携でプロおよび大学フットボールの予測市場を開始した。トランプ政権下でのデジタル資産分野における革新促進姿勢により、予測プラットフォーム市場は成長期を迎えている。
コインベース、クリプト・ドットコム、アンダードッグも独自の予測市場プラットフォームの展開や検討を進めており、競争が激化している。
また、先週の報道によると、現在業界最大手のポリマーケットは90億から100億ドルの評価額での追加資金調達を検討している。一方でパラダイムが主導した6月の資金調達で1億8,500万ドルを調達したカルシは、50億ドルの評価額での資金調達が進められていると報道された。
関連:ポリマーケット、90億ドル評価で資金調達検討 チェーンリンク提携も
関連:米大統領選の予測市場を解説|Polymarket(ポリマーケット)とは?