84億円の純損失を計上
トランプメディア・アンド・テクノロジー・グループは7日、2025年第3四半期(9月30日まで)の財務結果を公表した。純損失は5480万ドル(84億円)で、売上高は97万3000ドル(1.4億円)だった。これで3四半期連続の赤字となる。
損失の主な要因は2,030万ドルの法務費用で、2024年の特別買収目的会社との合併に関連する。同社は「SPAC取引史上最長級」と認め、多額の法的コストが発生したと説明した。保有するビットコインの価値は4,800万ドル(73億円)減少したが、仮想通貨クロノス(CRO)で3,300万ドル(50億円)の利益を計上し一部相殺された。
一方でビットコイン戦略から1,530万ドルのオプション収入を得た。同社は総資産31億ドルを保有し、5月以降に取得した15,000BTCが含まれる。株価は7日に13.1ドルで終了し、年初来で約62%超下落している。
第3四半期にトランプメディアはクリプトドットコムとの関係を深化させた。同社は5,000万ドルの現金と4,700万ドルの普通株式で6億8,400万CROを購入した。クリプトドットコムは同社の予測市場サービス「トゥルース・プリディクト」を支える。
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デビン・ヌネスCEOは声明で「ビットコイン資産が収益を生み、2四半期連続で営業キャッシュフローがプラスとなった。M&A戦略を実行し、株主に長期価値をもたらす資産取得の準備が整った」と述べた。フォーブルによると、ビットコイン価格は第3四半期終了後も下落が続いており、第4四半期も大幅な含み損が見込まれる。
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