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ビットコイン「一強時代」再来で低迷続くアルト市場、シーズン前に底割れ予測のアナリストも

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

アルトシーズンの再来に向けたアナリストの見解
高騰するビットコイン(BTC)価格を尻目に「アルトドレイン」が顕著な仮想通貨市場。2017年のようなアルトシーズンは再び訪れるのか?この先の展望について、有識者の見解は。

アルトバブル再来までの「苦難」

今年のビットコイン強気相場では、ビットコインの短期的な上昇時にアルトコインの連れ高を伴わない状況が多くある。ビットコインのドミナンス(市場シェア率)が一向に減退せぬ仮想通貨市場、アルトコインを持つ投資家にとっては苦難の状況が続いており、いわゆる「アルトバブル」が待ち遠しい模様だ。

 

直近のビットコインドミナンスは69%強(CMC参照)、17年にアルトコインが注目され始めた当初の水準まで回復しつつあり、アルトコインが時価総額を伸ばした17年のバブル相場水準は既に超えている。

現在のイーサリアムの市場シェアが8%、XRPが約4%ということを考えると、時価総額上位のメジャーアルトも軒並み厳しい状況にあり、CMCに登録される2441通貨にも及ぶ仮想通貨時価総額下位からの資金抜けがより厳しい状況にあることが際立つ。<有用な通貨が多く存在する中でも、市場の状況に左右されてしまっている側面があると言えるだろう。

このような状況の中で、今後アルト市場がどのように発展していくのか、アルトシーズンが再び訪れるか、3人の専門家の分析を掲載した。

50%安は来るか?

クリプトアナリストRoger Quantrillo氏

同氏は、アルトコインが再び大きく上昇する可能性を指摘しつつも、次の上昇を迎えるまでに50%近い市場規模を下落させる可能性はあると指摘する。

Quantrillo氏によると、下落のタイミングは今年の「11月」を見ているという。仮説としては、現在の「アルトコインの全時価総額」のトレンドラインとその推移から、次の上昇までに一度大幅な下落が伴うと考えているという。

関連単純移動平均線とは?



dave the wave

Quantrillo氏と似た見解を示す人気アナリスト「dave the wave」氏がいる。こちらはビットコインを含みつつも全時価総額のチャート推移が「近い将来」急落する可能性がある考えている。

「dave the wave」によると、大きく上昇した仮想通貨の時価総額で、現在「三尊」が形成しようとしていると指摘。下落を示唆するとの予想を行なった。

仮にこのようなシナリオが発生した場合に、ビットコインの下落に伴いアルトコイン連れ安することで、一時的にアルトコインからの資金流出が起きる可能性がある。



マックス・カイザー氏

テレビ番組『カイザーレポート』の司会者で、仮想通貨の強気派として知られるマックス・カイザー氏は、ビットコインのドミナンスが現在の70%から10%さらに続伸し、80%が上昇目処になると予想を語った。

カイザー氏は、今後もアルトからビットコインへの資金移動は継続すると見ており、ビットコイン(BTC)への集中投資を促している。80%の到達金額は、アルトコイン時価総額に変動がないことを仮定した場合、BTC時価総額が2250億ドル、価格が13800ドル(147万円)付近で達する。

予想の根拠としては、中央政府や中央銀行、法定通貨への不安が高まるなど、マクロ経済に対する懸念感だ。その対象が逃避資産として多くのアナリストに意識されているビットコインの資金流入につながると見ている。



バイナンスCEOのCZ氏

一方、仮想通貨取引所バイナンスを運営するCEOのCZ氏は、次に到来するだろうと見られるアルトシーズンは、2017年に比較し根本的な違いがあると指摘した。

投機性の高かった2017年のアルトバブル期間と比較すると、現在は市場が十分に成熟化が進んでいるという。

「2017年のアルトシーズンと次のアルトシーズンとの決定的な違いは、次のアルトシーズンは、『机上の空論』では決して終わらないことだ。実際のプロダクトとユーザーが確実にいることが決め手になる。」とCZ氏は語る。

つまり、既存のアルトコインプロジェクトの中で、ユースケースを伴う銘柄に注目していると、CZ氏は考えている。

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