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イーサリアム価格予想:2018年に大きな価格上昇は望めるのか?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアムの問題点
ICOなどで使用されるイーサリアムですが、許容量を越えると取引が対処しきれず、ネットワークの遅延や停止が起きてしまい問題となっています。開発者達の注目を集めているスマート・コントラクトでも未だ解決すべき問題が残っているようです。
2018年の展望
イーサリアムが抱える全ての問題や懸念が適切に対処されるには、時間と手間がかかり、2018年にイーサリアムがドル建てで4桁を越えるのは時期尚早と言えるかも知れません。

ほとんどの人が、現在ビットコイン価格を注意深く見守っていることと思います。

それは非常に芳しいことではありますが、その他にも独自の方法で成功するであろう仮想通貨やトークンが多く存在しているのです。

ある情報源では、2018年内にイーサリアムが$4000(約45万円)に達するのではないかという見通しも出ています。

そのような考えは、妄想だと考える人もいらっしゃるかも知れませんが、この仮想通貨界隈では、そのような不思議なことが度々起きているのです。

イーサリアムは2018年に暴騰するのか?

イーサリアムの価格が、2018年に水平に推移する、または、急激に上昇すると考えるのにはいくつか理由があります。

現時点(12月12日)で、非常に興味深いプロジェクトの数々にイーサリアムのインフラが使用されているのです。

しかし、残念なことに、このイーサリアムに関連して資金調達を行う際に、ネットワークが遅延してしまったり、数時間の間使用できなくなってしまうこともあります。

ICOプロジェクトはまだある程度人気ですが、イーサリアム・ブロックチェーンはこの全ての取引を処理しきれていないのです。

イーサリアムのチェーンを停止させた最も新しいプロジェクトの例がCryptoKittiesです。

ブロックチェーン上に作成された仮想の猫というコンセプトは、大きな人気を集め、その結果、イーサリアムチェーンを数時間の間停止させました。

その取引は予想を超えて遅延し、同じ週にビットコインの送金を行う時よりも不安を生じさせました。

このようなことが、初めてでないことを考慮すると、決して良い兆候であるとは言えないでしょう。

実際に、イーサリアムネットワークに同じような影響を与えたICOも複数存在しています。

しかし、全てのイーサリアム開発者達はこの問題を正確に把握しており、日々イーサリアムのスケーラビリティの向上に努めています。

この取り組みが結果として現れるかどうかは、実際目にするまでわかりませんが、彼らの能力に関しては本物であると感じています。

最大の問いは、初心者がプロジェクトのブランドに焦点を当ててはいますが、イーサリアムで実行されていることに関心はあるのかということです。

イーサリアムを$1000(約11万円)、そして、それ以上の値上がりに向けた主要コンセプトは、スマート・コントラクトです。

これは開発者達にとっては大きな関心の的となっていますが、現時点で未だ多くの問題が残っています。

独立した監査が新常識となるまで、人々はイーサリアム関連のプロジェクトでお金を失い続けるでしょう。

しかし、最近発足された一部のプロジェクトは、特定の問題に焦点を当てており、良い兆候であるとも言えます。

このどれもがイーサリアムを2018年中にドル建てで4桁に推し進めるには力不足であると言えます。

しかし、今後行われるであろう中核を担うプロトコルの変更が、大きな成功への道を開くことになるかも知れません。

これはもちろん競合のアルトコインがイーサリアムをある側面で追い越すことがないことを前提にしています。

実際、複数の他の通貨が、ICOや、スマート・コントラクト、分散化に特化してきており、これらの通貨は事故が起きても資金が盗まれたり、凍結されたりすることがないのです。

もしこの全ての問題や懸念が適切に対処されたのであれば、イーサリアムに大きな可能性が秘められていることは確実と言えるでしょう。

しかし、この全てのことに対処するには、時間と手間がかかります。

よって、2018年にETHの価格がドル建てで4桁に達するのは時期尚早かも知れません。

これは、イーサリアムがビットコインに対抗できるかどうかにかかっていますが、実際これは難しい挑戦となるでしょう。

イーサリアム界隈では、多くの肯定的な意見も飛び交っていますが、一方で現実的な側面も考慮すべきなのです。

しかし、合理性の判断は、仮想通貨業界では困難を極めます。

Can Ethereum Become the Next Four-Figure Cryptocurrency in 2018?

Dec 11, 2017 by JP Buntinx

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