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ビットコイン(BTC)は自律反発、ジャクソンホール会議の影響は|仮想通貨市況

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ビットコイン(BTC)市況
本日23時からジャクソンホール会議が開催され、パウエルFRB議長の講演内容に関心集まる中、BTC価格は1万ドル付近までのリバウンド後、若干方向感の欠いた動きに。強気派の海外アナリストの見解にも変化も見受けられる。

ビットコイン(BTC)市況

本日、日本時間23時から、ジャクソンホール会議が開催され、FRBの最新方針がアップデートされる。金融政策について想定外の言及が飛び出す可能性もあり、米ニューヨーク市場は神経質になっている。

米連邦準備理事会(FRB)地区連銀総裁たちの発言内容において、ハト派かタカ派かで投資家の受け止め方は大きく変わってくるだけに、何かしら重要な言及があった場合、影響の大きな為替市場はもちろん、直近数ヶ月では既存金融市場と相関を見せることもある仮想通貨ビットコイン(BTC)市場への影響も少なからず生じる可能性は否定できない。

逆イールド現象の再発で米債権市場が過敏になり、通商交渉の落とし所を探る米トランプ政権がFRBへの”利下げ圧力”を強める中、市場期待を上回るようなハト派発言は困難との見方が大勢を占めており、パウエルFRB議長の講演内容に世界の関心が集まっている。

テクニカル分析

仮想通貨市場では、ビットコイン(BTC)がbitFlyerで103万円台から109万円目前までリバウンドを見せた。

ただし、22日の戻り高値かつ1h雲に沿って下落しており、現時点では自律反発の範疇にすぎないか。戻り売り圧力が強まる中でのファンダ不足が明白で、上昇継続のエネルギーが不足しているようにも見受けられる。

現在のビットコイン(BTC)相場の要を担う、世界最大のデリバティブ市場である「BitMEX」のチャートでは、依然として中期ペナント内にあるとの見方もできる。

9,000〜9,200ドル付近が直近の最終防衛ラインとなっており、JPY建96〜100万円付近の挙動は要注意だろう。

上値の重い状況にある中、ビットコイン(BTC)強気派として知られる米経済番組のアナリスト、ブライアン・ケリー氏がビットコイン(BTC)の展望に対して、短期では慎重な見方に転じた。その理由の1つとして、ファンダメンタルズを示す、日次利用されている「ビットコインアドレス」が7月より急落している事例の変化を懸念点として挙げている。

関連記事:ビットコイン1万ドル回復も、ブライアンケリーが弱気予想に転じた理由を語る

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