WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

低調なレンジ相場続くビットコインと反発の兆しを感じるリップル|仮想通貨市況(タキオン)

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン・アルトコイン市況
9500ドルからの大幅下落後ビットコインは低調な動きでレンジ相場を形成している。日足の移動平均線などレジスタンスラインが上値を抑えており、出来高も少なく買いづらい環境だ。一方でアルトコインは対ビットコインで上昇に転じており、特にリップルの動きが強い。SWELLが控える中でリップル主導で仮想通貨市場が上昇する可能性も出てきた。

ビットコイン市況

まずは、ビットコイン(BTC)市況分析から。

テクニカル分析

ビットコイン(BTC)は三角持ち合いからの下抜けをし急落後、短期のレンジ相場を形成している状況。4時間足で細かくみると、7600ドル、8500ドル、直近高値の8700ドルの3つの帯に分けたレンジ相場となっている。特に方向性もなく、出来高も低調である。

移動平均線でみると日足MA25とMA200に頭を抑えられるような格好となっており、一目均衡表の雲も赤色の雲(下降トレンドを表す)ものとなっており、日足レベルでも下降トレンドと言える状態である。

テクニカル分析上は、三角持ち合いの下抜け後下降トレンド入りという分析となり、テクニカル分析を意識するプレイヤーだと日足レベルでは買いに回りにくい状況だ。一方で、6月の安値である7400ドル付近も近いことから積極的に売りも難しい状況だ。この2つの状況が合わさり、様子見ムードが漂っている。

方向性がないながらも9000ドル付近までの戻りは視野に入るが、反発すれば強い売り圧力に戻されることは必至である。日足MA25が横を向き、一目均衡表の雲もねじれるなど。下降トレンドが弱くなってくることが示唆されると、徐々に売り圧力は弱まることも予想される。しばらくは低調な動きが続くことが濃厚だ。

ファンダメンタルズ分析

テクニカル分析上は低調なビットコインであるが、ハッシュレートの伸びは止まっていない。急落のきっかけの一因にもなったと思われるハッシュレートの低下は一時的なものに終わり、その後もハッシュレートは上昇基調を堅持している。このことからマイナーの損益分岐点も上昇を続けてる。損益分岐点は前提によって異なるが、メジャーなAntminer S9i 損益分岐点は7800ドル付近と推定される。更に古いAntminer S9であれば8500ドル付近と採算割れとなっていると思われる。これは減価償却費を考慮していないので、実際には赤字の可能性も高い。

このまま価格の停滞が続き、ハッシュレートの上昇が続けば耐えられなくなるマイナーも出てくると思われる。そうなるとハッシュレートの低下が危ぶまれ、価格にも悪い影響が出ることが懸念される。

※損益分岐点の計算は電気代は0.065セントで計算

Bakkt初の月間契約の決済日が近づく

Bakktの最初の月間契約である10月限の最終取引日が10月16日迫っている。未だに出来高は大きくなく影響度は不明だが、現物での決済となるためCME等の差金決済の先物より影響度は大きいだろう。決済日間近となって現物への需給バランスの変化には注視が必要だ。

アルトコイン市況

続いて、アルトコインの市況を考察する。

イーサリアム(ETH)

ドル建てでみるとビットコインに引きずられて低調であることは変わりない。日足MA25に頭を抑えられており、下降トレンドと見られることが多いだろう。

ビットコイン建てでみると下降トレンドラインの上抜けをしている。直近のレジスタンスである0.022BTCは明確に超えられていないが、MA25の上をキープしており上昇トレンドの転換気配が感じられる。対ビットコインで見たときにはイーサリアムの方がしばらく強い可能性が高いだろう。ビットコインが反発する前に、イーサリアムが反発するケースも視野に入れたい。

リップル(XRP)

リップル(XRP)も円建てではぱっとしない展開が続いてる。直近高値の34円付近が当面のレジスタンスリラインとなる。ただし25日線の上におり、ビットコインやイーサリアムに比べれば強気寄りのチャートとなっている。一目均衡表の雲も非常に薄い状態であり、トレンドはない状態と判断される。

一方でビットコイン建てでみると更に反発の兆しが見える。25日線と100日線がゴールデンクロスをしており、トレンド転換の兆しだ。200日線はまだ下降しているのではっきりしたものではないが、ビットコインやイーサリアムよりも強気であろう。3500satを明確に超えた場合大きな反発に繋がる可能性もある。

SWELLも近いことからリップルが仮想通貨市場を牽引するパターンも視野に入れておくべきだろう。

関連:リップル最重要カンファレンス『SWELL 2019』、注目ポイントと仮想通貨XRPへの影響

寄稿者:タキオン@wing_tachyon
暗号資産トレード歴3年目。IT企業にてプロダクトマネージャーを務める傍ら、暗号資産を中心に株為替まで短期長期問わず手広くトレーダーとして活動。 アルトコインのスイングトレードをもっとも得意とする。

CoinPostの関連記事

軟調なビットコイン 10,000ドルの攻防を左右するポイントについて解説|仮想通貨市況(タキオン)
軟調な動きを続けるビットコイン分析、イーサリアムやリップルのアルトコイン分析を交えて解説。ビットコインは軟調な中にも中長期的な現物の押し目買いが見受けられる。一方でアルトコインは低調ながらも大きなサポートに達しており、ここで反発するかが仮想通貨マーケット全体を大きく左右すると言える状況だ。
調整相場が続くビットコイン次の大きな流れは近いか、今後の展望について解説|仮想通貨市況(タキオン)
7月初頭から調整が続く仮想通貨ビットコインの今後の展望をBTCドミナンスや米国金利などから予想。 相場周期を考えても次の大きな流れは近く、今後1週間ほどで大きな流れが訪れる可能性が高い。ポイントは11000ドルの突破でダブルボトム成立なるか。
Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/29 水曜日
17:11
ロシアFSB、テレグラム創業者ドゥロフ氏を国際手配 テロ支援容疑
ロシア連邦保安庁(FSB)は7月29日、テレグラム創業者パベル・ドゥロフ氏をテロ支援容疑で刑事訴追し、国際指名手配したと発表。破壊工作やサイバー詐欺の準備に利用された投稿を同社が削除しなかった点を問題視している。
16:26
カートの先へ、決済大手3社が語るステーブルコイン決済の未来|WebX2026
WebX2026のBinanceステージで、Mastercard・Binance Japan・Ellipticの3社がステーブルコイン決済の現在地を議論。加盟店決済の変化からAIエージェント時代の決済インフラ、断片化する規制対応までをレポートする。
14:52
JPX-QUICK暗号資産指数、参照取引所に4社決定
QUICKとJPX総研は29日、共同運営する「JPX-QUICK暗号資産指数シリーズ」の刷新を発表。bitFlyer・コインチェック等4社が参照取引所に選定された。指数刷新の狙いと今後を解説する。
14:05
2026年上半期の仮想通貨ハッキング被害約11億ドル、件数は史上最多=Blockaidレポート
オンチェーンセキュリティ企業Blockaidが2026年上半期のハッキング動向を公開した。被害件数は史上最多の212件、被害総額は約11億ドルに上った。北朝鮮系ハッカー集団による攻撃が被害額の55%を占め、AIエージェントを狙う新手法も確認された。
13:35
コインベース、FRBのフィンテック向け「決済口座」新設案に意見書 利息付与など3点の改善要望
米仮想通貨取引所コインベースがFRBの限定的な「決済口座」新設案に意見書を提出。制度自体は支持しつつ、利息付与やオーバーナイト残高上限の柔軟化など3点の改善を求めた。
13:15
イオレ、暗号資産HYPEを取得 国内上場企業で初の事例
東証GRT上場イオレは28日、暗号資産ハイパーリキッド(HYPE)を約1,008万円で取得した。国内上場企業として初の事例で、8月末までに購入総額を1億円とする方針だ。
12:48
SECが仮想通貨規則案を検討、クラリティー法停滞の代替策か=投資家
クラリティー法の上院審議が停滞する中、米SEC企業金融局が仮想通貨の募集・売出しに関する規則制定を検討中と規制情報DBで判明。SECとCFTCの共同規制プロジェクトの一環として、法整備の遅れを補う動きとの見方を投資家が示す。
10:54
AdvasaとINTMAX、量子耐性技術で拓く給与前払いEWAの未来|WebX2026
給与前払い(EWA)事業のAdvasaと、量子耐性ブロックチェーンのINTMAX。WebX2026での協業トークを完全レポート。プライバシー保護と即時性を両立するインフラ構想、Qデイに備える技術戦略を解説する。
10:50
米フォーティチュード社、新拠点稼働でジーキャッシュ採掘コスト削減へ
米フォーティチュード社がネブラスカ州の12MW施設を稼働させ、保有電力ポートフォリオが60MW超に拡大した。ジーキャッシュの採掘コスト低減を後押しする動きとして市場の関心を集めている。
10:19
gumiとSBI、仮想通貨ファンド始動 大和証券Gが出資参加
gumi子会社のgC LabsとSBIファイナンシャルサービシーズが共同運営する仮想通貨運用ファンド「SBI Crypto Fund Ⅰ」が8月1日始動。大和証券グループ本社を含む複数投資家が出資し、ファンド規模は30億円程度。
10:15
イーサリアムのレイヤー2総預かり資産50億ドルに縮小
イーサリアムのレイヤー2全体の総預かり資産が約50億ドルまで縮小し、2023年以来の水準となった。楽観的ロールアップが全体の96%を占める中、イーサリアム財団幹部の離脱や機関投資家の代替活用など逆風も重なる。
10:10
コアサイエンティフィック、半導体大手AMDとAIデータセンターで提携 基本契約は2兆円規模
コアサイエンティフィックがAMDとAIデータセンターで提携。2027年から500MW超、将来は最大2.5GWまで拡張可能な容量を提供し、基本契約ベースで140億ドル超の収益を見込む。
09:45
トム・リー氏、クラリティー法が相場回復のカギと指摘
ビットマインのトム・リー会長は、米クラリティー(CLARITY)法が仮想通貨に統一ルールをもたらすと指摘。日本や欧州の規制整備が相場回復を後押ししているとの見方を示し、チャールズ・シュワブなど大手金融機関の支持にも言及した。
09:10
3名の原告がアップルを提訴、BTCウォレットアプリで合計3億円相当が盗難と主張
アップルのアプリストアにあった仮想通貨ビットコインのウォレットを使った3名のユーザーが同社を提訴。アップルの対応が不十分で、合計3億円相当が盗難されたと主張している。
08:30
米上院に量子技術法案提出、仮想通貨のセキュリティにも影響か
米上院に量子技術法案が提出され、量子センサーやポスト量子暗号への移行を後押しする内容が盛り込まれた。ビットコインなど仮想通貨の暗号方式にも将来的な影響が及ぶとみられる。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧