CoinPostで今最も読まれています

MoneyGram社、XRPを活用し決済迅速化へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

MoneyGram社がXRPを国際送金手段として採用
世界大手送金企業のMoneyGram社はRipple社のxRapidを活用し、クロスボーダー決済の低コスト・迅化を目指します。
XRPの決算速度の速さ
XRPを活用することにより、決済は3秒以内で済み、情報のように送金をすることが可能になります。

世界の送金市場はビッグビジネスと言えるでしょう。

2016年の時点で、送金金額は約6000億ドルも存在し、クロスボーダーペイメントを使い祖国の家族のサポートや企業パートナー間の取引が進められてきました。

送金企業は人々にクロスボーダー決済を可能にしてきました。

残念ながら、現状のモデルでは送金企業は事前積立された口座から送金を実行するという形が主流になっていて、このプロセスの送金は高手数料かつ遅延が問題となり、企業および利用者は頭を抱えています。

世界大手送金企業のMoneyGram社は送金フローにXRPを採用し、低コストかつ迅速なクロスボーダー決済を実現させます。

XRPの活用によって多くの金融機関が長年抱えてきた流動性問題を解決させます。

それだけではなく、利用者は資金をリアルタイム、透明、確実に送金することが可能になります。

MoneyGram社とは

Moneygram社は本社を米国テキサス州ダラス市に構え、ニューヨーク証券取引所上場している「早い、簡単、信頼できる」をモットーとした大手国際送金サービス企業です。

世界200の国と地域に約35万拠点の取扱店ネットワークを構築しており、世界中の400以上の銀行口座に直接送金することができます。

XRP、xRapidオンデマンド流動性に貢献

MoneyGramはRipple社オンデマンド流動性商品xRapidを通し決済フローにXRP(XRP台帳に本来由来するデジタル資産)をアクセス・活用します。

xRapidはXRPを使いリアルタイムの外国為替(FX)取引を可能にし、これにより金融機関は流動性向上、そして一つの事前積立口座から複数の口座へのアクセスが可能になります。

さらに、金融機関のオンデマンド決済も可能になり、FXコスト・手数料低下に繋がり、利用者はリアルタイムの決済ステータス情報を得ることができます。

MoneyGram CEO Alex Holmes氏はプレスリリースにて、『Ripple社はブロックチェーン技術の最先端を走り、弊社はxRapidを実験的に試用することを楽しみにしています。

これによりMoneyGram利用者の効率化やサービス向上に繋がることを期待しています。』と述べました。

Rippleクロスボーダーペイメント改善に励む

Ripple社は銀行、大手企業、又は金融機関に関係なく、全てのクロスボーダーペイメントに存在する非効率性や問題に注目します。

Ripple社 CEO Brad Garlinghouse氏は、『決済問題に影響されるのは銀行だけではなく、MoneyGramのような利用者間の送金を可能にする企業も影響されます。

XRPのようなデジタル資産を活用することにより、決済は3秒以内で済み、我々のクライアントは情報の様に送金をすることが可能になるのです』と述べました。

MoneyGram to Use XRP for Faster International Payments

Team Ripple Jan 11 2018

参考記事はこちらから

CoinPostの考察

今回はXRPを採用するということで今後さらにXRPを採用する企業が増えてくると予想されます。

米国の国際送金サービス大手MoneyGram社との提携は2018年をさらにRipple、XRPの年とするのではないでしょうか?

合わせて読みたい記事はこちら↓

リップル社は3つの大送金企業が2018年度XRPを使用する見通しを公言
リップル社はTwitterで、今年世界規模の5大送金企業のうち3つの企業が、リップルのXRPトークンを会社の支払いシステムで使用することを明らかにしました。
XRP(リップル)の時価総額がBTCの2分の1を超える/史上初の1位交代か
リップルの時価総額がビットコインの2分の1を突破 今まで圧倒的な地位を確立していたビットコインの順位が脅かされ...
リップルニュース一覧
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
10/12 土曜日
18:00
なぜ企業がビットコインを保有し始めているのか?
上場企業による暗号資産(仮想通貨)ビットコイン保有が世界的に拡大し始めている。米国のマイクロストラテジーや日本の東証上場企業メタプラネットの事例から、企業がビットコインを選択する理由と、それが企業戦略にもたらす影響を詳しく解説。
14:00
ポルシェの「911 GT3」、Web3レースゲーム「Lollipop Racing」に登場
ポルシェがポリゴン上のWeb3ゲーム「Lollipop Racing」に参加。高性能車911 GT3 RSなどが登場し、ストリーミングとゲームを融合した新体験を提供。
10:35
「ビットコイン銀行構想で1兆ドル企業へ」マイクロストラテジー会長
米マイクロストラテジーのマイケル・セイラー会長がビットコイン関連金融商品を核に時価総額1兆ドル企業を目指す壮大な構想を語る。
10:00
BCGとBLOCKSMITH、障がい者就労支援で提携 ゲーミフィケーションと仮想通貨活用の新しい報酬システムを導入
BCG株式会社とBLOCKSMITH&Co.が障がい者の就労支援で業務提携を発表。工賃作業サービス『RevelApp』とクイズ動画SNS『QAQA』の連携により、障がい者がクイズ解答で得た報酬を暗号資産に交換できる新しい報酬システムを提供する。
09:30
OKJ、パレットトークン(PLT)のステーキングで特別プラン発表
OKCoinJapanが仮想通貨PLTの特別ステーキングプラン「88日間・年率11.88%」を発表した。Palette ChainのAptos Network統合を記念した期間限定オファーとなる。
08:55
リップル共同創設者、XRPでハリス氏の支援団体に寄付
リップル社の共同創設者ラーセン氏は、仮想通貨XRPでハリス氏の支援団体に1.5億円を寄付した。同氏によるハリス氏への仮想通貨での寄付で記録されているものは今回が初めてとされている。
10/11 金曜日
13:44
仮想通貨DEX大手Uniswap、独自のイーサリアムL2「Unichain」を発表 
DEX大手Uniswapは1、新たなイーサリアムL2ソリューション「Unichain」の立ち上げを発表した。Unichainは低コストで高速なトランザクションと分散化を推進し、クロスチェーン相互運用性を高める。
12:55
米CPI発表などでビットコイン下落、クジラは過去半年間BTC買い占め
仮想通貨市場で米政府によるビットコイン対象清算の可能性が懸念され、市場参加者の間で警戒感が高まっている。昨夜発表のCPIはBTCの価格を一旦押し下げた。
11:35
ブロックチェーンで牛を追跡するCattleProof、米農務省から公式認定取得
家畜のデジタルID管理を行うCattleProofが、ブロックチェーンを活用したもので初めて米農務省のプロセス検証プログラム認定を取得。トレーサビリティ向上へ。
10:00
メタプラネットが10億円分ビットコイン追加購入、今週二度目
仮想通貨オンチェーン追跡ツールのArkham Intelligenceはメタプラネットの保有特設ページを公開。マイクロストラテジーやブラックロック、米政府のアドレスのように、ビットコイン保有数のリアルタイムトラッキングが可能となった。
09:45
ビットコインを公式通貨とする未承認国家「リベルランド」、トロンのサン氏を首相代行に指名
自称国家リベルランドが、トロン創設者ジャスティン・サン氏を首相代行に指名。仮想通貨とブロックチェーンに重点を置きビットコインを公式通貨としている。
08:55
マウントゴックス、弁済期限を25年10月末まで1年延長
マウントゴックスは弁済期限を25年10月末まで1年延長すると公表。仮想通貨ビットコインの売り圧軽減につながる可能性があるとの声が上がっている。
08:15
ドバイ仮想通貨規制当局、7つの無許可事業体に罰金と停止命令
ドバイの仮想資産規制当局(VARA)は、必要なライセンスを取得せずに営業し、マーケティング規制に違反した7つの事業体に対して罰金を科し、業務停止命令を出したと発表した。
08:00
トランプ氏の仮想通貨プロジェクト「WLF」、2200億円の評価額で445億円調達へ
米国のドナルド・トランプ前大統領と息子たちが関与する仮想通貨DeFiプロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル(WLF)」が、来週からトークンの初期販売を開始する計画が明らかになった。
07:30
リップル社、米SECを交差上訴へ
リップル社が仮想通貨XRPを巡る裁判で米SECを交差上訴へ。もう争点は残されていないことを明確にすると同社の最高法務責任者が述べている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア