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米SECを顧客に持つ仮想通貨分析企業CipherTrace、米IPOを計画

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

CipherTrace、米IPOを計画

ブロックチェーン分析企業のCipherTrace社は、2020年に米株市場への上場を計画している。同社は取引所・銀行および政府を中心に、資金洗浄の追跡などのためにサービスを提供している。*該当情報はTheBlockの購読記事による情報である。

同社の最高財務責任者を務めるJohan Jefferies氏は、2020年以後に新規株式公開(IPO)を介して、最大数億ドルに上る資金調達を行う予定とTheBlockに明かした。

同社はこれまでに総額1800万ドルの出資をベンチャーキャピタルから受けている。

Jefferies氏は、IPOに当たるバリュエーションを明かさなかったが、直近では2500万ドルの売り上げを記録していると説明した。なお仮想通貨の一般的普及が促進し、機関投資家に資産クラスとして受け入れられるにつれ、同社は「急成長」が継続すると予想。

現在、ライバル企業であるChainalysis社とElliptic社には未だIPOの予定はないと見られる。

一方、現在米国でのIPO申請を進めているのは、中国の大手マイニング企業CanaanとBitmainだ。特にCanaanはナスダックへの上場を今月20日に予定していると報じられている。CipherTraceに加え、市場の成長に伴い仮想通貨関連企業のIPO上場は今後ラッシュになる可能性があるのではないか。

CipherTraceのクライアント

CipherTraceは最大手のバイナンス、米SEC、米国国土安全保障省(DHS)、バミューダ金融当局などのビッグネームをクライアントに持っている企業だ。

そして同社のJefferies氏は、「世界トップ10の銀行に入る3つの銀行と仮想通貨に関連するリスクの特定を取り組み、金融リスクの最小化に努めている」と銀行名を伏せた上で話した。

なおCipherTrace社の競争優位性において、管理層が「ネット犯罪、サイバーセキュリティと決済」、「サイバーセキュリティ攻撃者に対する深い理解」に豊富な経験を有しているとしている。

さらに米国のみならず、今年ではカナダ、ドイツ、イギリス、シンガーポールにも事務所を開設した。南米、中東を含む地域にも事業を拡大する予定だという。

参考:TheBlock Daily

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