WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

露中銀、実物資産連動ステーブルコインの試運転を開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

露:ステーブルコインの規制サンドボックス

ロシアの中央銀行「ロシア銀行」が、実物資産に裏付けられらステーブルコインのテストを規制サンドボックス上で開始したことが報道された。

複数の大手企業はその発行を試験的に行うという。

サンドボックスとは「砂場」の意味。革新的技術を企業が事業化するにあたって、限定的に現行法の規制を停止して実験を行えるようにする、主に政府支援の制度全般を指す。

ロシア中央銀行総裁のナビウリナ氏は「規制サンドボックスでは、ステーブルコインの潜在的な利用方法を学習しているものの、それが支払い手段として機能し、お金の代理になるとは想定していない」と話した。

銀行などがステーブルコインを決済手段として取り入れたりすることは、現在考慮していない模様だ。

デジタル通貨の可能性も探る

露中銀は、独自の中央銀行デジタル通貨(CBDC)を発行する可能性を探求し続けているとも、ナビウリナ総裁は述べた。

しかしその前に、他国の経験に基づいて、銀行はまずCBDCの潜在的な利点を理解したいと強調した。

市場、資産の流出、資金の再分配などの面で金融構造の変化につながる思わぬ結果を招く可能性があるため、従来の決済システムと比較して、企業や市民にとってどんなメリットがあるのかを把握する必要があるという。

ロシア中央銀行は「資金洗浄やテロ資金供与、高いボラティリティなど、仮想通貨の実利用は多大なリスクを抱えている」と指摘しており、デジタル通貨への対応には消極的な傾向がある。

一方、世界各国は中央政府発行デジタル通貨(CBDC)の採用を検討し始める傾向にある。

西欧でも、12月4日にフランス銀行総裁が2020年第1四半期末までに銀行がデジタルユーロプロジェクトのテストを開始すると発表した。

政府の管理外のクリプトは支持せず

ナビウリナ総裁によると、過去二年でロシア社会での仮想通貨への関心は低下した。しかし、政府の介入なしに民間のお金のシステムを作成する手段を採用する利用者も存在している。

それについて総裁は、もしある仮想通貨が政府の管理を離れたプライベートなお金として働くようなものであれば、支持できないと意見を表明した。

ロシアは2021年12月までに、不正取得の仮想通貨没収を認める法律制定も目指している。

背景としては、近年ランサムウェアなどのサイバー攻撃でシステム障害を引き起こし、問題解決と引き換えに仮想通貨を要求する犯罪が増えていることがあると考えられる。

没収を可能にするには、仮想通貨をコモディティ(商品)か現金同等物と法律で定義する必要があるという。

また、ロシア議会はICOに関する規制法案を可決しているが、仮想通貨関連法案に関しては、ほとんど審議を行なっていないと見られる。

参考:https://www.interfax.ru/russia/689362

CoinPostの注目記事

バイナンス、法定通貨の板取引も ロシアルーブルで提供開始
仮想通貨取引所バイナンスは2日、ロシアルーブル建の板取引を本家「Binance.com」で提供することを明らかにした。
ロシア中銀、決済手段としての仮想通貨利用禁止を示唆
ロシア中央銀行が仮想通貨の決済利用を違法とする考えについて言及を行った。資金洗浄やテロ資金供与、高いボラティリティなどを問題視。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/21 火曜日
09:25
ストラテジー、先週はビットコインの購入も売却もなし
ストラテジーは、13日から19日は仮想通貨ビットコインを購入も売却もしなかったことを報告。米ドル準備金は約5,240億円に増えたと伝えた。
07/20 月曜日
14:07
セイラー氏、ビットコインBIP-110に「110の理由」で全面反対
米ストラテジー社のセイラー会長が、ビットコインのソフトフォーク提案BIP-110に反対する論考を投稿した。「ルールは失効しても前例は残る」と警鐘を鳴らし、中立的なルールを維持する重要性を訴えた。
12:27
仏ギャンブル規制当局、予測市場ポリマーケットをブロック ワールドカップで取引急増の中
フランス国立ギャンブル局が予測市場ポリマーケットへの接続遮断を命令。気象センサーへの不正操作疑惑やKYC不備、W杯に伴う取引急増を背景とした規制強化の経緯を解説。
10:27
ジーニアス法の実施規則、期限内に完成せず 発行体は未確定案で準備継続
ジーニアス法が定めた規則制定の1年期限を、OCC・FRB・FDIC・NCUA・財務省の5当局がそろって徒過した。柱となる規則は今も提案段階のまま。2027年1月の施行日は動かず、発行体は未確定の草案を前提に準備を迫られている。
09:38
物流大手AZ-COM丸和ホールディングス、JPYC導入へ 企業による大規模採用事例に
物流大手AZ-COM丸和ホールディングスが、協力会社約2,300社への支払いに日本円建てステーブルコイン「JPYC」を導入する。国内企業による大規模採用の初事例となる見通しだ。
09:07
ビットコイン、弱気相場終盤入りのシグナル点灯か=アナリスト
オンチェーンアナリストのDarkfost氏が、ビットコインのSTH/LTHコストベース逆転を確認し弱気相場終盤入りのシグナルが点灯したと指摘した。過去サイクルとの共通点や、強気相場入りを示す条件・DCA終点の目安も解説する。
08:07
韓国政府、ウォン建てステーブルコイン発行の法的根拠整備へ
韓国政府がウォン国際化ロードマップを発表。デジタル資産基本法制定に合わせ、ウォン建てステーブルコインの発行・流通根拠を整備するほか、CBDC連動の国債トークン化実証やBIS主導プロジェクトへの参加も打ち出した。
07:30
ギャラクシーCEO「3条件揃えば」ビットコイン10万ドルも
ギャラクシーデジタルのノボグラッツCEOが、クラリティー法可決とFRBの利下げが条件になるとの見方を番組で示した。基本シナリオは6万から8万ドルのレンジとし、ストラテジー社の含み損リスクにも言及した。
07/19 日曜日
11:30
ビットコインCPI下振れで持ち直すも上値重く、米株決算と中東情勢が焦点|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン(BTC)は米CPIとPPIの下振れを受けて一時1060万円台を回復するも、中東情勢を背景とした原油高が重石となり1030万円周辺まで失速。米主要ハイテク企業の決算発表とクラリティ法案の採決動向が次の焦点となる。
09:25
週刊仮想通貨ニュース(7/17)|金商法改正案成立・ETF資金フロー・リップルCEO講演の動向まとめ
今週は、金融商品取引法改正案の参院本会議での成立、仮想通貨ビットコインとイーサリアムの現物ETFの資金フロー、リップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOの講演に関する記事が関心を集めた。
09:00
パンテラが語る次の資金の潮流、ジーニアス法とAIが変える市場の未来|WebX2026
WebX2026に登壇したパンテラキャピタルのゼネラルパートナー、フランクリン・ビ氏が仮想通貨市場の新サイクルを解説した。ジーニアス法が世界の規制に与える影響、DAT企業の台頭、ブロックチェーンとAIの収束が拓く次の10年について、機関投資家視点で語った。
07/18 土曜日
14:00
量子脅威が現実となる『Qデイ』後でもビットコイン所有権を証明、Project Elevenが技術開発
Project Elevenが、量子コンピュータ登場後もビットコインウォレットの所有権を証明できるゼロ知識証明技術を開発。移行期限を逃したユーザーにも対応するとしている。
13:10
セキュリタイズとキャンター、企業IPOにトークン化技術を活用する提携を発表
RWAトークン化企業セキュリタイズと世界的金融サービス企業キャンターは今週、企業がIPOや追加株式発行をブロックチェーン上で実施できるようにする業務提携を発表した。
11:32
米グレースケール、ソラナETFのステーキング報酬を四半期現金分配へ
グレースケールは17日、ソラナステーキング現物ETF(GSOL)の信託契約改定をSECに申請した。8月7日頃に発効しステーキング報酬を四半期ごとに現金化して株主に分配する枠組みに移行。
10:15
Trezor幹部、ZachXBT氏のハードウォレット批判発言に反論
ZachXBT氏によるハードウェアウォレットに対する痛烈批判に対してTrezorのCCOが反論した。iPhoneで仮想通貨を保管することについても業界で議論が巻き起こった。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧