はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨先物取引利用者の7割が「レバ20倍〜40倍を利用」 バイナンス月次先物取引レポート

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
https://coinpost.jp/wp-admin/options-permalink.php

バイナンスが1月の先物取引を分析

大手仮想通貨(暗号資産)取引所バイナンスは月次先物取引レポートを発表。2020年1月の取引活動を中心に、仮想通貨市場の復活を取り巻くテーマについて説明した。現在下落水準にある仮想通貨市場だが、本レポートは半減期やアルト市場の活性化などを契機に相場が盛り上がった1月のデータを分析している。

仮想通貨は、2019年第4四半期全体に渡る弱気相場の後、2020年1月に顕著な復活を示した。ビットコイン時価総額は1930億ドルから2550億ドル(約28兆円)へと32%増を記録している。

特にアルトコインの時価総額の回復が顕著で、610億ドルから860億ドル(約9兆円)まで40%以上も増加した。

こうした仮想通貨市場全体の強気の勢いとして、バイナンスは、①ブロック報酬の半減期、②マクロの不確実性、の2要因を理由に挙げた。

半減期の影響

レポートでは、過去2回のビットコイン半減期とその影響に注目。過去のパフォーマンスをそのまま今後の値動きに当てはめることは問題であるとしつつも、今後のビットコインブロック報酬の半減期もBTC価格にいい影響を与えるとの見解を示した。

レポートでは、「まだ市場は、ビットコインの半減期を織り込んでおらず、今後値上がりする余地は十分にある」というCZ氏の見解も掲載した。

過去の半減期と、ブロック報酬が半分に減少した後の推移は以下の通りだ。

出典:Binance

最初の半減期を終えたあと、BTCの価格は12.50ドルから1150ドルまで9000%以上の上昇相場へ以降、強気相場は1年以上継続した。

2回目の半減期の後も、最大で2800%近い高騰相場に移行している。

また、今年の年初以来、マクロ経済の不確実性が、株式など従来の金融市場に影響を与えていることについて、仮想通貨市場にはプラスの環境となったと見解を掲載した。

先物取引の出来高が大幅増加

バイナンス先物取引の出来高は12月より85%増加、560億ドル(約62憶円)の出来高がプラットフォームで取引された。1日平均17億ドルの出来高で、1日単位の出来高の最高記録は35億ドル(約3億9000万円)に達した。

レバレッジの利用状況については、1月にはトレーダーの7割が20倍から40倍のレバレッジを利用していたという。

出典:Binance

100倍以上のレバレッジで取引するユーザーは10%未満で、12月以降半分に減少。1月は、8割のユーザーが40倍未満のレバレッジで取引し、この利用者の割合は、12月の50%から大幅に増加している。

「全体的に、ユーザーのレバレッジ状況は、2019年12月に比べて保守的なものとなった」と説明している。

なお、今回のレポートでは一般投資家と機関投資家のレバレッジ利用傾向を分類していない。

参考:バイナンス

CoinPostの注目記事

JPモルガンが「仮想通貨・ビットコイン市場の展望予想」を発表
JPMorganが、仮想通貨(暗号資産)やブロックチェーンの将来展望を主題として、74ページに渡るレポートを公開。仮想通貨の成熟度やビットコインの価値、ポートフォリオ通貨としての魅力などを掲載した。
速報 バイナンス、仮想通貨Liskのステーキングサービスを明日より開始
仮想通貨取引所バイナンスは26日、Lisk(LSK)のステーキングサービスを開始することを公式HPで公表した。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06:10
ソラナスマホの独自仮想通貨「SKR」、来年1月発行予定 30%がエアドロップに
スマホ製造のソラナ・モバイルがネイティブトークンSKRを2026年1月に発行すると発表した。ローンチ時に30%がエアドロップされる。
05:45
ストラテジーがMSCI指数残留へ協議、ドル準備金確保は弱気相場への備え
ストラテジーのセイラー会長は指数プロバイダーMSCIとの協議を認めた。同社は14.4億ドルの米ドル準備金を確保しており、クリプトクアントはビットコインの長期的な下落に備えた戦術的転換と分析。
12/03 水曜日
17:03
XRP ETF、13取引日で8億ドル(約1240億円)到達 仮想通貨史上2番目の速さ
XRP現物ETFが上場13日で8億ドル超の流入を達成し、ビットコインETFに次ぐ史上2番目の速さを記録。ソラナETFを大きく上回るペースで、アナリストは最大1兆円超の市場規模を予測。
16:25
バイナンス(海外)、15種類の現物取引ペアを停止へ 12月5日実施
バイナンス(海外)は流動性レビューに基づき、12月5日に現物取引ペア15種を停止すると発表。停止は特定ペアのみで、対象トークンの上場廃止を意味しない。取引ボットも同時に終了予定。
15:14
ゲンスラー前SEC委員長「仮想通貨は投機的」 ビットコイン除く全トークンに警告
ゲンスラー前SEC委員長がブルームバーグのインタビューで、ビットコインを除くすべての仮想通貨を「極めて投機的」と評価。退任後も投資家保護の重要性を強調し、規制の観点からビットコインのみをコモディティとして区別する姿勢を維持している。
15:00
HashPortウォレット、Pontaポイントでステーブルコインの購入が可能に
HashPortは12月1日、HashPort WalletでPontaポイントをBase上のUSDCやcbBTCに交換できる「オンランプ」機能と、暗号資産をau PAYギフトカードに変換する「オフランプ」機能を開始した。
13:40
カルシが米CNNの公式パートナーに、予測市場のリアルタイムデータを報道に統合
米予測市場プラットフォームのカルシがCNNと提携し公式予測市場パートナーになった。カルシのリアルタイムデータがCNN番組全体に統合され、政治的・文化的イベントの確率情報を報道に活用する。ソラナ上でのトークン化予測市場も開始した。
12:45
ストラテジーCEO「米ドル準備金でビットコイン売却回避」、配当戦略を語る
米ストラテジー社CEOが今後の準備金や配当戦略を詳細に説明した。米ドル準備金で当面の配当資金を確保し、ビットコイン売却を回避する。レンディング参入の可能性も示唆した。
12:14
イーロンの「Xマネー」決済システム開発で人材募集 ソラナが支援表明
イーロン・マスク氏のX Moneyが決済プラットフォームの技術責任者を募集。ソラナが協力を表明し、仮想通貨統合の可能性に注目が集まる。WeChat型スーパーアプリ実現への動きを解説。
10:32
「資産トークン化が金融のあり方を変革」ブラックロックのフィンクCEOらが論説
ブラックロックのフィンクCEOらが現実資産(RWA)トークン化の可能性を様々な観点から解説した。トークン化の2つの大きな利点や規制当局の役割などにも言及している。
10:15
Trust Wallet、予測市場へのアクセス機能をローンチ
仮想通貨ウォレットのTrust Walletは、予測市場にアクセスできる機能をローンチ。まずはMyriad、ポリマーケット、カルシの3つの予測市場に対応する。
09:49
クラーケン、Backed買収 米国株のトークン化取引を拡大
仮想通貨取引所クラーケンがスイスのBacked Finance買収を発表。トークン化株式サービス「xStocks」は半年で取引高100億ドルを突破。RWA市場は2028年に2兆ドル規模へ成長見込み。
07:25
欧州10銀行がユーロ連動ステーブルコイン発行へ、2026年後半に開始予定
INGやBNPパリバなど欧州10銀行がユーロ連動ステーブルコイン発行を計画中。新会社キバリスを設立し2026年後半の発行を目指す。
07:15
バンカメ「資産管理サービスの顧客は仮想通貨投資を検討すべき」
バンク・オブ・アメリカは、資産管理サービスの顧客に対しポートフォリオの最大4%を仮想通貨などのデジタル資産に配分するように推奨していることがわかった。ビットコイン現物ETFも投資対象にする計画だ。
06:45
トム・リーのビットマインが継続的にイーサリアムを押し目買い、3日間で110億円相当
ビットマインが市場下落局面でも3日間に110億円相当のイーサリアムを追加購入した。同社は約373万ETHを保有し総供給量5%保有の目標に向け62%まで進捗。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧