- バーレーンのフィンテック企業SadadがNEMと提携か
- 料金決済プラットフォームを提供するフィンテック企業のSadadがNEMグループとのパートナーシップ提携に乗り出しました。現在、Sadad社が作成するウォレット内に、NEMの専用ウォレットであるnanowalletを組み込む計画が進行中です。
Sadadはバーレーン王国の有望なフィンテック会社であり、デジタル決済プラットフォームの提供をはじめ、より容易で便利な決済のために様々な革新的商品の実装を目指しています。
中東を中心にますます成長が見込めるSadadが、アラブ首長国連邦(UAE)に拠点を置いているNEMチームとパートナーシップ提携に乗り出しました。
SadadはPCI DSS(クレジットカードや取引情報の保護を目的とした、国際的なセキュリティ基準) に準拠しており、バーレーン中央銀行による認可を得て多種多様な決済ソリューションを提供しています。
例えば、携帯電話使用料金を始め、電気、水道料金、送金や寄付、オンラインゲームへの課金、振替、学費、食品サービスなど、当社が担う決済分野は多岐に渡ります。
また、Sadadは自社の保有する小売り売店やモバイルアプリ、M-POS(カード決済機能)を駆使し、B2B、B2CおよびC2Cいずれのサービスについても事業展開を行なっています。
現在、SadadはペーパーウォレットやQRコード生成を通じてビットコインの購入に対応しており、法定通貨によるXEMの購入サービスを提供することも視野に入れています。
長期的には、Sadadは仮想通貨を現在のシステムに統合し、仮想通貨に流動性をもたらすことを考えています。
近い将来、決済手段として従来の現金、クレジットカードに加え、仮想通貨による決済が一般的になることを見据えています。
さらに、Sadad社が作成するウォレット内に、NEMの専用ウォレットであるnanowalletを組み込む事も考えています。
SadadにはNEMと提携した大規模な計画が複数あり、一歩ずつそれらの実現に近づいています。
将来、NEMブロックチェーンがSadadの金融生態系の主要部になるかもしれません。
Sadadとの提携は、発展途上のNEMにとってまた一つ強力なパートナーシップとなることでしょう。
NEM breaks ground in the Kingdom of Bahrain
Feb. 5, 2018 by Julian
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