仮想通貨データ企業glassnodeは、仮想通貨(暗号資産)ビットコイン(BTC)の強気相場シナリオについてチャート分析。過去のパターンから上昇の兆しを示唆した。
glassnodeが利用するのは、「相関含み益」というモデルだ。具体的には、オンチェーン上で、ビットコインを、米ドル建ての現価格と直前価格の差で計測もので、現価格がより高ければ、含み益になるという。ここでは、すべての流通しているビットコインの価格差を対象として計測している。
上図は、これまでビットコインの価格推移の歴史を示す。含み益(青)の数値が0.75という数値を上回った辺りが天井となる傾向にあり、含み損(オレンジ)の数字が含み益を上回った場合、底値を示す傾向が高いとしている。
下図を確認すると、相関含み益0.75地点を示す赤い点付近で相場は急落。一方、0.4の数値で表す緑の点付近では上昇が確認できる。なお、現相場は緑付近にあり、過去パターンを踏襲するのであれば、中・長期の上昇を示唆している。
参考:glassnode