仮想通貨取引所コインチェックのXEM流出事件で初の逮捕者
仮想通貨取引所コインチェックから580億円相当のXEMが流出した事件で、流出した仮想通貨を不正に取得した疑いで男2人が警視庁に逮捕されたことがわかった。FNNが独自内容として報じた。
コインチェックの事件に関わる逮捕者は初めて。警視庁は、ハッカーの特定も急ぐ方針だという。
警視庁の報告によると、逮捕者2名は、ダークウェブ上で流出したXEMであると知りながら、別の仮想通貨「ビットコイン」と交換し不正に取得したという。
ダークウェブを介した流出通貨の売買は、捜査関係者への取材として産経新聞(2019年1月)が報じた内容でもある。
当時の報道内容によると、ハッカー側が事件後に、不正取得した仮想通貨の大部分をダークウェブで交換したことが確認、ダークウェブ上に開設したサイトで相場より15%ほど割安の提供を持ちかける取引が行われていた。
その後、資金洗浄して得たビットコインの一部は、海外の仮想通貨取引所で現金化を試みる形跡が確認されたという。