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米仮想通貨所有ランキング 人気の銘柄と保有額推移

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨所有のデータを都市別に分析

米企業CoinTrackerが自社データでアメリカの仮想通貨所有に関する都市ごとのランキングを発表。最も仮想通貨を保有する都市がシリコンバレー隣接のサンフランシスコで、最も保有されている銘柄はビットコインだ。

同社は、仮想通貨の税務申告およびポートフォリオ追跡サービスを提供しているため、アメリカの仮想通貨所有に関する膨大なデータを統計している。2013年から2020年にかけて、自社のサービスを利用した数万の匿名化されたユーザーデータを地域別に分析し、仮想通貨所有の一つの実態を明らかにした

全米仮想通貨都市ランキング

CoinTracker社のサービスを利用したユーザー数では、サンフランシスコが1位、次にニューヨーク、ロサンゼルスと続く。3位のロサンゼルスはサンフランシスコのほぼ半分の割合となっている。

また、人口の多いシカゴやヒューストンなど主要都市がランキングのトップ10位を占めていることがわかる。

出典:cointracker

所有する仮想通貨銘柄の内訳は

最も所有されている仮想通貨の分析では、ビットコインが50.3%で圧倒的な差で1位となり、全米CoinTrackerユーザーが所有する仮想通貨の半分以上は、ビットコインが占めているという。次にETHが28.7%で続き、3位はテザーUSDT(4.1%) 、4位ライトコイン(3.3%)、5位XRPの3.1%という順位となる。

出典:Cointracker

しかし、ユーザーが所有する全銘柄に対するイーサリアムの割合で、都市をランキングすると、さらに新たな傾向が伺える。仮想通貨の裕福な都市トップ10のうち、次の4都市は、イーサリアム所有でもトップ10に入っている。

     
裕福な都市ランキング イーサリアム所有ランキング 所有の割合
1位 サンフランシスコ  5位 ETH 56% BTC39%
3位 オークランド 7位 ETH 36% BTC49%
5位 シアトル 3位 ETH 60% BTC26%
10位 サンディエゴ 1位 ETH 66% BTC19%

最も裕福な仮想通貨通貨所有者集まる都市

次にCoinTracker社が分析の対象としたのは、仮想通貨で最も多くの富を得たユーザーが多い都市だ。

 

ここでも、1位はサンフランシスコで、ユーザーひとり当たりの仮想通貨の平均所有額は、55489ドル。2位となったPalo Alto(シリコンバレーの中心:グーグルやフェイスブックス起業の地)の一人当たり39064ドルを大きく引き離している。1位から10位までのデータを総合すると、トップ10都市の一人あたりの平均所有額は28506ドル(約320万円)の水準になる。

CoinTracker社は、これらの都市では、黎明期からビットコインに投資し富を得たユーザーが、早い段階からイーサリアムの投資にも参加し、さらなる富を得たのではたのではないかと推測。また、最も裕福な都市トップとなったサンフランシスコのユーザー層では、ビットコインよりもイーサリアムの所有の割合が高いことも指摘している。

この都市ランキングから、仮想通貨ブームに乗って富を成した人々は、主にテクノロジー企業が集中している地域に居住していることがわかるが、先端技術に造詣の深いコミュニティの存在が、仮想通貨の可能性を信じ、その成長を支えてきた構図の一端が、データで再確認されたと言えるのではないだろうか。

参考:cointracker

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