CoinPostで今最も読まれています

新型コロナウイルスのグローバルデータベース ALGOブロックチェーンでローンチ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

COVID-19の症例報告アプリ

仮想通貨ALGOの発行元である米ブロックチェーン企業Algorandは、新型コロナウイルスのデータ共有アプリ『IReport-Covid』を立ち上げた。

現在、一般の当事者(感染者)が発信する新型コロナウイルス(COVID-19)症例情報は限られているが、「IReport-Covid」では誰でも匿名で検疫の状態や、症状を報告することができる。特に症状が出ていないユーザーでも、健康状態を報告し、それを更新可能だ。

アプリはALGOブロックチェーン上に構築されており、そこで報告されたすべての情報へ誰でも無料でアクセスできる。

「IReport-Covidにアクセスし、パンデミックに関する知識の蓄積に貢献しよう」とAlgorand社は呼び掛けている。アプリの目的は、COVID-19と戦うためのオープンでグローバルなデータベースの構築を促進することだという。

誰でも市井の人々が、このプラットフォームに情報を共有できるため、COVID-19が人々にリアルタイムでどのような影響を及ぼしているかを知ることができる。

ブロックチェーンの特性を活かした分散型、永続的で変更不可能なデータベースであり、情報を元の形式で無期限に保存、将来に渡っても、いつでも利用して検証することが可能だ。

ログインなし、匿名で報告可能

プラットフォームでは、簡単にユーザー自身現在の状態を報告できるようになっている。年齢や居住地などの基本情報に加えて、症状の有無、症状が出ている場合どのようなものか、検査や医療を受けたか、隔離しているかなどについてのアンケートが用意されており、症状がなくてもアンケートに記録することが重要だと説明。

また、回答後に状況が変化した場合は、新しい情報に更新できる。タイムリーな状況報告は、COVID-19研究へも役立つ見込み。報告する上で、アカウントの作成や、ログイン、また調査内容以外の情報提供は不要だ。アンケートを送信すると、誰でも見ることができるように投稿される。

現在、プラットフォームは英語版のみとなっているが、他の言語によるバージョンも作成中だという。

参考:algorand公式

CoinPostの注目記事

仮想通貨XRP・BNBが単独上げ、要因は? 最大規模の難易度調整もビットコイン採掘上向く
仮想通貨市場は27日、ビットコインが73.7万円と史上2番目の難易度易化調整後も同水準を維持。3位XRP(リップル)が一時20円目前まで迫り、前日比10%高。9位バイナンスコインが1450円の前日比8%高と単独上げを記録した。
リップル社、新型コロナ対策で寄付 2つの支援団体に計20万ドル
リップル社は新型コロナウイルスに対する資金的支援を発表。2つの支援団体に計20万ドルの寄付金を送る。
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
12/03 日曜日
11:30
米経済減速続けばビットコイン上抜けは時間の問題か|bitbankアナリスト寄稿
3.8万ドル付近を底堅く推移する今週のビットコインチャートを図解。国内大手取引所bitbankのアナリストが今後の展望を読み解く。オンチェーンデータも掲載。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|マイクロストラテジーのBTC買い増しに高い関心
今週は、マイクロストラテジーが仮想通貨ビットコインを買い増ししたニュースや、金持ち父さん著者ロバート・キヨサキ氏がビットコインなどの資産への投資を推奨していることを書いた記事が関心を集めている。
12/02 土曜日
16:25
エルサルバドルのブケレ大統領、2024年再選を見据え職務離脱へ
暗号資産(仮想通貨)ビットコイン支持者で知られる、エルサルバドルのナイブ・ブケレ大統領が総選挙キャンペーンのため職を離れる。再選を目指す中で、国内政治のチェック・アンド・バランスの弱体化と、国際関係への影響を探る。
14:00
2024年に半減期を迎えるビットコインは約1800万円到達、Matrixport分析
Matrixportによる暗号資産(仮想通貨)ビットコインの価格予測を深掘り。2024年に1835万円到達の可能性、歴史的なデータ分析、マクロ経済要因と地政学的影響を詳細に解説。ビットコイン投資の未来を探る。
13:00
米サークル社、「テロ資金調達への関与はない」
ステーブルコイン「USDC」を提供するサークル社は、公開書簡を米議員らに提出。テロ資金など不正金融への関与はないと強調した。
12:00
イーサリアム運用で高利回りを実現、Cegaのデュアルカレンシー戦略とは?
セガ・ファイナンスが新しいオプション戦略「デュアルカレンシー」を発表。暗号資産(仮想通貨)イーサリアム、stETH、USDCホルダーに向けて、年利22%以上の収益を提供。この戦略は、リスクを最小限に抑えつつ、市場での高い固定利回りを実現する。
10:45
コインベースCEOがBaseトークン発行を否定 ソラナなどの統合計画も
米仮想通貨取引所コインベースのCEOは、イーサリアムL2「Base」に関する展望について話した。独自トークンや取引高速化について説明している。
09:55
コインベース・マイニング株大幅高、ビットコイン年初来高値更新|2日金融短観
本日のNYダウは+294.6ドルと続伸し、債券市場は反発した。この日にパウエル連邦準備制度理事会議長の発言からトーンダウンが示唆され2024年にFRBが利下げに動くとの観測がますます広がった格好だ。
08:30
Starknet独自通貨の無料配布、スナップショット実施済み
仮想通貨イーサリアムのL2「Starknet」は今週SNSで出回っていたSTRKトークンのエアドロップのスクリーンショットの真贋を確認し権利獲得にあたるスナップショットはすでに実施されたことを明かした。
07:20
ビットコイン価格は24年に上昇加速か=グレースケールレポート
仮想通貨運用会社グレースケールは、2023年11月版の市況レポートを公開。2024年は複数の条件が重なることによって、ビットコインの価格に上昇圧力がかかる可能性があるとの見解を示している。
06:50
ビットコインETFの上場申請めぐり今週3社目のSEC面談、専門家が承認楽観視
米SECは、GBTCから現物型ビットコインETFへの転換申請について、今週29日に申請側のグレースケール(2度目)と会議を行ったことが判明した。仮想通貨ビットコインは年初来高値を更新した。
06:00
ソラナDEX「Jupiter」、仮想通貨JUP無料配布の事前確認ページ公開
ソラナ基盤の分散型取引所アグリゲーター「Jupiter Exchange」は独自トークン「JUP」の無料配布(エアドロップ)計画について、事前確認の公式ページを公開した。
12/01 金曜日
17:41
「暗号資産の投資状況と確定申告」に関する調査、年内取引で約7割が利益
Aerial Partnersが2023年の暗号資産取引調査結果を公開。ビットコインなどの現物取引だけでなく、PoS銘柄のステーキング利用度が高まりつつあり、利益を出している投資家増加に伴い「確定申告」の必要性も上がっている。
16:03
米投資会社タイガー・グローバル、BAYCやOpenSea投資の評価額を大幅下方修正
タイガー・グローバル・マネジメントが、有名なNFTコレクション「Bored Ape Yacht Club」(BAYC)と主要なNFTマーケットプレイスであるOpenSeaへの投資により、大幅な含み損を抱えていると報じられた。同社の直近の投資動向と報告内容についてまとめる。
16:00
「ビットコインがもたらす革命をSNSへ」Nostrasia特集を配信
第10回のGM Radio:Beyond The Priceは11月22日に公開。今回は11月に東京などで開催されたイベントNostrasiaを特集した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア