純国産ブロックチェーン「miyabi」がサービス開始
加納裕三CEO率いるbitFlyer Blockchainは8日、4年間の運用実績をもつ純国産ブロックチェーン「miyabi」のクラウドサービス提供開始を発表した。
4年間の運用実績をもつ純国産ブロックチェーン「miyabi」のクラウドサービス提供を開始しました!
— 加納裕三 (Yuzo Kano) (@YuzoKano) April 8, 2020
ご利用用途や目的にあわせた規模でより早く、ブロックチェーンを導入・構築いただけます。お気軽にお問い合わせください。https://t.co/sDUX0meHT0
(プレスリリース)https://t.co/yzRA9Ggf2M
独自のコンセンサスアルゴリズム「BFK2」を用いることで、世界最速「4,000 件/秒」のトランザクション処理速度を実現。堅牢なスマートコントラクト実行エンジンにより、容易なサービス開発と堅牢なセキュリティを兼ね揃えている。
活用事例
公式サイトでは、複数のユースケースを紹介。
セキュリティ・トークンで行う新たな金融取引(STO)領域では、「発行コストや管理コストの観点から、これまで実現が難しかった不動産やファンド、持分法適用会社の持分などのデジタル化をブロックチェーンが可能にする」と言及したほか、「ウォレット機能も標準で備えており、迅速な STO プラットフォームの立ち上げが可能」と説明した。
さらに、サプライチェーン業界では、配送遅延や倉庫のキャパシティ不足など課題が尽きないとするなか、ブロックチェーンが担保する透明性や信頼性により、リアルタイムでサプライチェーン全体の配送状態を正しく把握できることをメリットとして挙げた。
miyabiの活用事例としては、住友商事や三井住友海上、Microsoft、世界最大の会計事務所デロイトトーマツなど大手企業が並んでおり、国際的な利活用事例の拡大が期待される。
miyabi公式サイト