
日本政府は4月の月例経済報告で、景気が急速に悪化しており、極めて厳しい状況にあるとの判断を示した。先行きについても「極めて厳しい状況が続く」としている。
先月に続いて2か月連続の下方修正で、「悪化」と記したのは、リーマン・ショックが影響した2009年5月以来10年11か月ぶりだ。状況はリーマン時を超えるとの認識も示しているという。
景気の下方局面を懸念した理由には、内需の減少がある。「個人消費」のほか、「輸出」、「企業の生産(製造)」でも下方修正した。
雇用についても、政府は「弱い動きがみられる」として、2か月連続で判断を下方修正している。

日本政府、補正予算案を閣議決定 10万円一律給付は5月中を目指す考え
04/20 20:18

日本証券業協会、仮想通貨店頭デリバティブと電子記録移転権利を自主規制から除外する方針
04/20 12:34
