リップル社が成長を継続
米リップル社の決済ネットワークが、現在も拡大を続けていることが分かった。南アジアと中東・北アフリカ地域の責任者を務めるNavin Guptaが具体的なパートナー数に言及した。
リップル社の技術を利用する金融機関は現在およそ350社で、昨年11月以降、50社を超える企業がパートナーに加わっている。
Guptaは、「情報を送信するように容易にお金を移動することができる…その問題点を解決するのが分散型台帳で、透明性が高く、送金エラーも限りなくゼロに近い。スピードと確実性が保証されている」とリップル社の技術について説明した。
提携企業の成長
リップル社が出資する米大手送金企業マネーグラムも成長を続けている。今月4日には、イスラム圏の最大手銀行Al Rajhi Bankと戦略提携を締結。
5月にはQ1(1月~3月)の財務結果報告で、新型コロナウイルスの影響を受けながらもデジタル取引が大きく成長し、同期の国際送金取引全体では2%の成長を遂げたと発表している。
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