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ビットコインの採掘難易度、過去最高に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン難易度、過去最高に

ビットコインネットワークは13日、難易度調整を完了した。難易度は17.35 Tで前回比+9.89%と大幅な難化調整、難易度としては過去最高値を更新した。

前回の難易度調整からマイニングハッシュレートが急上昇したことが影響。期間内の平均ブロック生成時間は9分1秒と、難易度のリターゲティング基準を大きく下回った。難易度の調整期間も1日ほど早まっての調整となった。

ビットコインハッシュレートも好調で半減期実行前の水準を上回って推移、7月入り過去最高値を更新している。半減期を経てブロック報酬が50%減少したことを受け懸念されたマイナーの撤退とコスト捻出に伴う市場売却のデススパイラルも影響は限定的に留まった。

今回の難易度調整はプラスか?

難易度難化の影響としては、上方修正されるビットコインマイナーの収益基準となる損益分岐点が、市場が注視するポイントとなる。

プラスの見方としては、マイナーの損益分岐を基準としたビットコイン市場のターゲティング価格が押し上がる点。マイナスの見方としては、半減期後の不安定な時期の損益ラインに乗るマイナーの撤退の引き金になる可能性がある点が挙がる。

たとえば、旧型マシン(S9)などは、電力が安価な地域で現役として稼働しているが、損益分岐ラインの上昇が稼働停止を招くとの見方は以前からある。

しかし、今回の調整も含めて難易度調整は3回連続でマイナスとなっていないため、マイニング業界は強気傾向にある。半減期後の懸念が後退したと言っても過言では無い状況で、市場は警戒要因と見るとは言い難い。

なお、難易度調整から約半日たった14日時点では、ハッシュレートも最高値付近で依然として高止まりしている。

ハッシュレート上昇要因

  • 中国地域でマイニングのコストを削減:豊水期
  • ビットメイン等の採掘効率の高いマイニング機器出荷および新型モデルのリリース:S19 ProやT19など
  • 新規業者の参入:バイナンスプール等
  • 政府主導のマイニング戦略:イラン(今月、一部のファームを公式認可)
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