はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ネムの提携企業、Symbol活用で不正SIMスワップを防ぐソリューション提供へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨の盗難を防ぐ

SIMスワップ攻撃により盗まれた仮想通貨の総額は、米国で2018年、19年において計5500億円に上ると推定されるという。

本人のSIMカードを何らかの形で乗っ取り、電話番号と紐づけられたサービスから資産を盗むこの攻撃方法だが、海外では仮想通貨に限定されない被害も多発し、問題視されている。

電話番号はいまや、様々なサービスの2段階認証に使われている。例えば仮想通貨ウォレットと電話番号を紐づけると、ウォレットから出金する際などに、電話番号あてに送られた認証コードを出金画面などで入力する必要がある。

逆に言えば、SIMを紛失したなどと電話会社に嘘をついて、ターゲットの電話番号を引き継いだ新たなSIMを入手出来れば、電話番号で認証するあらゆるサービスでターゲットの資産を自由に移動させることも出来るようになる。

このSIMスワップ攻撃を防ぐため、NEMと提携するFIX Networkは、次世代のSymbolブロックチェーンを活用したセキュリティソリューションを提供する。これによってユーザーはSIMカード上で秘密鍵とトランザクションを安全に保つことが可能になるという。

また、FIX Networkの提供するソリューションは、そのセキュリティポリシーが柔軟性を持ち、デジタルアセットがどのように管理されるかを設定することも出来る。これによって特定の状況でしかアセットを移動させることが出来ないように条件を設定するといったことも可能になる。

FIX Networkの最初のプロダクトであるFIX IDは、アプリから利用できるデジタルIDとして一般ユーザーに提供され、SIMスワップ攻撃などの防止に有効だとしている。また、FIX IDは、現在のところまだブロックチェーンベースではないものの、今後Symbolに統合される予定だという。

FIX NetworkとNEMの提携自体は、今年の3月に発表されたが、その具体的な提携詳細が今回の説明でより明らかになった。

参考:Nem

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/04 火曜日
11:59
イーサリアム財団、戦略的な新助成金プログラムを発表
イーサリアム財団が優先項目に特化した新助成金プログラムを発表した。ウィッシュリストと提案依頼の2経路で、仮想通貨イーサリアムのエコシステムを戦略的に支援していく。
11:09
チェーンリンク、英FTSE Russellと提携 伝統金融の代表指標をブロックチェーンへ
ロンドン証券取引所グループ傘下のFTSE RussellがChainlinkと提携し、Russell 1000やFTSE 100など主要株価指数のデータをブロックチェーン上で提供開始。18兆ドル超の運用資産の投資指標として利用される指数データがオンチェーン化される。
10:59
リップル社、米国で仮想通貨現物のプライム・ブローカレッジ事業を開始
リップル社は、仮想通貨現物のプライム・ブローカレッジ事業を米国で開始。機関投資家の顧客が、XRPやRLUSDなど複数の著名なデジタル資産の現物取引をOTCで行えるようになったと説明している。
10:02
ビットコイン一時10万5千ドルまで下落、流動性不安再燃|仮想NISHI
*本レポートは、X-Bankクリプトアナリストである仮想NISHI(
09:27
Web3大手アニモカ・ブランズ、ナスダック上場の計画 AIインフラのカレンクと合併で
アニモカ・ブランズがAIインフラを手がけるカレンクと合併契約を締結。2026年にナスダック上場することを計画している。上場Web3・仮想通貨コングロマリットが誕生する見通しだ。
07:56
Balancerの不正流出受けて、L1「ベラチェーン」ネットワークを停止
仮想通貨イーサリアム互換のL1ベラチェーンは、バランサーへの攻撃を受け、エコシステムへの影響を抑えるために対策を講じたと発表。場合によってはハードフォークを行うと述べている。
11/03 月曜日
13:40
欧州が仮想通貨・証券の統一監督機関設立を検討 米SECモデルに
欧州委員会が仮想通貨・証券取引所を一元監督する機関を構想している。米証券取引委員会をモデルにしており、ESMAの権限拡大案も検討していると伝えられる。
13:36
FTX債権者は仮想通貨上昇分の恩恵受けられずか 債権実質回収率の試算は9%~46%
仮想通貨取引所FTXの債権者は破綻時の現金相当額で弁済されるため、債権者はビットコインなどの上昇分を受け取れないことになる。債権者代表は、実質回収率は9~46%と推算した。
10:25
仮想通貨Zcash、プライバシー取引機能をさらに強化へ 新ロードマップ公開
匿名機能を重視する仮想通貨Zcashが2025年10~12月期のロードマップを発表した。プライバシー機能を大幅強化し、スワップ毎の使い捨てアドレスなどを導入する計画だ。
09:00
Sui DEX「Momentum」、11月上旬にTGE予定 累積取引量250億ドル超でエコシステム基盤化
Sui最大のDEX「Momentum」、210万人のユーザーを獲得。投票型ガバナンスで投票者自身が報酬配分を決定し、プールの手数料を得る仕組みで流動性の安定化を目指す。
07:00
【流通額1億円突破】JPYCの買い方・使い方まとめ|何ができる?
JPYCが資金移動業ライセンスを取得し、日本初の円建てステーブルコイン「JPYC EX」を発行へ。特徴や将来性を徹底解説。
11/02 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、フランスのビットコイン戦略的備蓄法案提出やソラナETFの米上場など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
12:00
メタマスクの使い方、仮想通貨の送金や交換、便利機能を図解で簡単に
MetaMaskのインストール方法から送金手順、暗号資産(仮想通貨)取引所への送金や取引所からの出庫方法、セキュリティ対策までを初心者向けに詳しく解説。自己管理型ウォレットの基本知識を身に付けましょう。
11:30
ビットコインは売られ過ぎ水準、来週の指標次第で利下げ期待強まるか|bitbankアナリスト寄稿
ビットコインは逆三尊形成中でギリギリの水準。来週のISM統計で景気減速が確認されれば12月利下げ期待が強まり、11.6万ドルのネックライン到達も。今後の展望を解説。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|Bybitの日本人新規登録停止に高い関心
今週は、日本初のステーブルコインJPYC始動、SBIインシュアランスグループによる株主優待へのXRP導入、仮想通貨取引所Bybitによる日本人の新規登録停止に関する記事が関心を集めた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧