NY銀行がBUSD扱い可能に
ニューヨーク州の金融規制当局(NYDFS)がバイナンスの独自ステーブルコインBUSDを新規通貨の取扱いの基準に関連する「グリーンリスト」に加えたことがわかった。よって、ニューヨーク州で運営する金融機関(銀行等)や登録した仮想通貨取引所はBUSDを取り扱うことが可能になる。
NYDFSの「グリーンリスト」とは、これまで承認した仮想通貨銘柄(ビットコインとその他のアルトコイン)を掲載しているリストであり、ビットライセンスを持つ仮想通貨取引所はNYDFSが6月に導入した自己承認プロセスを通して、上場した銘柄を「グリーンリスト」に含めることができるという。
BUSDがグリーンリストに追加されたことにより、取引所だけでなく、銀行等金融機関もNYDFSの事前承認を要せずに、保管するなど関連業務を行うことが認められた。
バイナンスのコンプライアンス責任者Samuel LimはCoinDeskの取材に対して、「NYDFSの承認をもとに、仮にメガバンクのJPモルガンが明日BUSDを取り扱おうとするなら、すぐにでもできる」とコメントした。
最新版の「グリーンリスト」はこちら。左側がカストディ銘柄で、右側が上場銘柄と分かれている。