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LINE、企業が簡単にブロックチェーン導入可能な開発プラットフォームを発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

LINEの仮想通貨ウォレット

8400万人以上の利用者を有するLINEの仮想通貨(暗号資産)事業およびブロックチェーン関連事業を展開するLVC株式会社とLINE TECH PLUS PTE. LTD.(本社:シンガポール)が26日、ブロックチェーンサービス開発プラットフォーム「LINE Blockchain Developers」と仮想通貨ウォレットの「BITMAX Wallet」の提供開始を発表した。

LINEグループは、独自の仮想通貨取引所BITMAX(国内)とBITFRONT(海外)の事業を進めており、独自開発のブロックチェーン「LINE Blockchain」も展開している。

LINEは2018年、社内ラボの「LINE Blockchain Lab」を立ち上げ、ブロックチェーンを使ったサービス(dApps)や暗号化技術、P2Pネットワークによる分散システムなどの開発を行なってきた。

のち、独自のブロックチェーン「LINE Blockchain」を開発、基盤の広いLINEのユーザーベースとブロックチェーン技術を生かして、サービス事業者とユーザーの共創関係の構築を目指したトークンエコノミー構想「LINEトークンエコノミー」を講じてきた背景がある。

公式発表によると、「LINE Blockchain Developers」は、「LINE Blockchain」を基盤にブロックチェーンサービスを簡単かつ効率的に構築することができる開発プラットフォームだという。

既存のサービスに手軽にブロックチェーン技術を導入することができ、独自のトークンエコノミーを構築することも可能。開発環境は、LINEの開発者向けポータルサイト「LINE Developers」を通じたWebベースの開発者用コンソールとなる。

ーLINE公式説明

LINEは「LINE Blockchain Developers」の主な機能をこのように列挙している。

  • 独自トークンエコノミーの構築
  • さまざまな物や権利をトークン化して管理
  • ブロックチェーン資産を安全に保護
  • ブロックチェーンの簡単実装
  • ブロックチェーンネットワークを簡単に管理
  • LINEとの連携

BITMAX Walletリリース

LINEは、同時に独自仮想通貨ウォレット「BITMAX Wallet」の提供も発表した。

同ウォレットの特徴は、既存のウォレットアプリが要する作成プロセス等ステップを必要とせず、大衆に広く普及する「LINE ID」さえ持っていればすぐに作成できる点が挙げられる。「LINE ID」に紐づくため、LINEの「友だち」と仮想通貨(LINE Blockchain Developersで開発したサービス内で発行されるトークンを含む)を送り合ったり、交換することもシンプルに行えるという。

さらに、ウォレットからdAppsなど多機能へのアクセスができることも紹介されている。

関連LINEの仮想通貨取引所BITMAX、独自通貨「LINK(リンク)」が国内初取引開始

参考:LINE

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