CoinPostで今最も読まれています

楽天ウォレットが投資家優先のサービス梃入れ、仮想通貨レバレッジ取引キャンペーンも実施中

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

証拠金取引サービスの認知拡大へ

楽天グループが運営する国内大手暗号資産(仮想通貨)取引所「楽天ウォレット」では、ビットコイン(BTC)のレバレッジ取引関連サービスのテコ入れを図り、各種キャンペーンを展開している。

楽天ウォレットは、サービスの利便性向上のため、

  • 入出金に対応する金融機関の拡大
  • 口座開設の効率化
  • 金融資産の条件緩和

を実施。

証拠金取引サービスのキャンペーン等については、

  • 証拠金取引口座の新規開設キャンペーン
  • 建玉管理料無料無料キャンペーン
  • 証拠金取引でのスプレッド縮小

を同時に実施している。

入出金対応の銀行を拡大

楽天ウォレットでは、ユーザーの利便性を向上させるための取り組みを行ってきており、先月26日から、入出金に利用できる金融機関が拡大された。

これまでは楽天銀行を開設していないと日本円の入金は出来なかったが、現在では「らくらく本人確認」を経由して口座開設を行うことで、他の金融機関からの入金も可能となる。なお、楽天銀行の口座をすでに持っている場合、暗号資産口座の開設における本人確認手続きは不要となる。

また、現物取引口座と証拠金取引口座の同時開設も可能になった。

従来では、現物取引口座の開設後に証拠金取引口座の開設手続きを行う必要があったが、開設を同時に行えることで、手続きの手間が簡略化された。

さらに、口座開設時の「金融資産の条件」も合わせて緩和された。従来は、金融資産が100万円以上であることが口座開設条件となっていたが、緩和後は、金融資産が10万円以上あれば口座を開設できるようになっており、金融資産の少ない投資初心者や若年層にも嬉しい改善点となっている。

開催中の証拠金取引サービス関連のキャンペーンなど

・証拠金取引口座の新規開設キャンペーン

証拠金(レバレッジ)取引の新規デビューキャンペーンでは証拠金取引口座を開設、取引を行うことで楽天ポイントが最大500ポイント獲得できる。

具体的な手順はキャンペーンへのエントリー、口座開設、取引の3段階となっており、200万円以上を取引することで、最大で計500ポイントがもらえる。

キャンペーン期間は、2020年11月1日まで。

・建玉管理料無料キャンペーン

証拠金取引サービスでは、建玉管理料の無料キャンペーンを実施している。

建玉管理料は、約定後の未決済のポジションを翌取引日まで保有する際に係る手数料のこと。管理料が無料になることで、ポジションを日をまたいで持つ際に、有利にトレードを行うことが可能になってくる。

キャンペーン期間は、2020年10月1日まで。

・証拠金取引でのスプレッド縮小

また、証拠金取引では、ビットコインのスプレッドの縮小還元が実施され、好評を博している。

為替FXを含めた証拠金取引では、一般に売値と買値で二つの価格が提供されている。

スプレッドとは、この売りと買いの価格差のことをいい、スプレッドが狭い(価格差が無い)ほど差益を得やすく、取引には有利になる。

なお、スプレッドはスマートフォンアプリ「RakutenWallet Pro」をダウンロードするだけで常時簡単に確認できる。

上記は、楽天ウォレットの公式ツイッターアカウントが配信している実際のレバレッジ(証拠金)取引の価格情報。

2020年9月8日12時時点のビットコインのスプレッドは「468円」に留まるなど極めて良心的な水準だ。楽天ウォレットでのビットコイン/日本円の直近のスプレッドは、300円〜600円ほどで推移している。

現物取引では楽天ポイントでも暗号資産投資可能

楽天ウォレットならではのメリットとしては、「楽天ポイント」を暗号資産に交換して現物取引可能(証拠金取引は不可)なことが挙げられる。

楽天ポイントとは、楽天市場に代表される楽天の関連サービスを利用することで獲得できるポイントのこと。1ポイント=1円換算で、楽天経済圏の多種多様なサービスで使用することができるが、楽天ウォレットでは、この楽天ポイントを暗号資産に交換できるため、現金投資よりも気軽に暗号資産投資を始めることができる。

暗号資産へのポイント交換は最低100ポイントからとなっており、少額からの交換が可能だ。

セキュリティ・資産保全の取り組み

金融機関をグループに抱え、金融インフラやノウハウを共有する楽天ウォレットは、ユーザー保有分の暗号資産をインターネット環境から切り離した安全なコールドウォレットで保管した上、ウォレットの管理等はセコムのグループ会社と提携して行っている。

また、楽天ウォレットはユーザーが預託した金銭を会社の自己資金とは分離し、楽天信託株式会社の信託口座で管理している。そのため、楽天ウォレットが万が一破綻したとしても、資産は受益者代理人である外部の弁護士を通じて直接変換される仕組みになっており、管理方法や破綻時の手続きまでもが開示されている透明性の観点からも高い評価を受けている。

詳細情報

公式サイト:Rakuten Wallet

公式ツイッター:楽天ウォレット

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
09/10 火曜日
17:50
メタプラネット社、ビットコイン保有量を398 BTCに拡大
東証上場のメタプラネット社がビットコインを3億円追加購入し、保有量が398.832BTCに。ホテル事業からの転換と今後の成長戦略、業界動向を解説。
17:31
ビットコインETFは40億円の資金純流入を記録
米国市場でビットコイン現物ETFへの資金流入が2870万ドルに達し、フィデリティとビットワイズが資金を集めている。機関投資家の動きとETF市場の最新動向を解説。
16:20
トランプ前大統領とイーロン・マスク氏の動向 ドージ投資家に波紋
トランプ前大統領とイーロン・マスク氏の最近の発言が暗号資産市場に注目を集め、ドージコイン価格に影響を与えました。過去の訴訟や市場反応について詳しく解説します。
15:00
「誰もがビットコインに投資すべき」米著名金融アドバイザーの意見
米著名金融アドバイザーのスージー・オーマン氏は、CNBCのインタビューで、ビットコインを保有することの重要性を強調。次世代の投資家が価格上昇に寄与するとの考えを明らかにした。
14:00
「ビットコイン価格上昇も仮想通貨保有者率は伸び悩み」米連銀調査
米フィラデルフィア連銀の調査で、ビットコイン価格上昇にも関わらず仮想通貨の所有率が増加せず。一方で購入意欲は上昇傾向に。
12:55
韓国でのプレゼンス拡大へ、OasysがSK Planetと提携
ゲーム特化型ブロックチェーンOasysは10日、韓国のテクノロジー企業SK Planetとの提携を発表した。
12:30
ビットコイン58000ドル台まで反発、10xリサーチは45000ドルの弱気シナリオ示す
暗号資産(仮想通貨)ではビットコインが大幅反発。10xリサーチは相場の不確実性を根拠に1BTC=45000ドルの弱気シナリオ示した。
11:00
「9月の仮想通貨相場は、オプション市場の予測変動率が拡大傾向に」Kaikoリサーチが分析
今月は仮想通貨ビットコインやイーサリアムの価格変動が拡大傾向にあるとKaikoが分析。投資の今後の注意点にも言及している。
10:05
「ビットコイン現物ETFへ投資顧問企業からも大きな流入」Bitwise最高投資責任者
Bitwise CIOが投資顧問企業からのビットコイン現物ETFへの資金流入の規模と速度を強調。機関投資家の保有割合が今後増えるとの分析もある。
07:50
a16zクリプト、仮想通貨アクセラレーターへの参加企業21社を発表 日本勢も
米大手ベンチャーキャピタルa16zの仮想通貨部門a16zクリプトは9日、秋の「仮想通貨・スタートアップ・アセラレーター(a16z CSX)」プログラムへの参加企業を発表した。
07:15
米大統領候補ハリス氏、最新公約でも仮想通貨に言及せず
米民主党の大統領候補のハリス氏は、今年の大統領選に向けたウェブサイトで自身の政策を公開したが、仮想通貨やブロックチェーン技術に明確には言及しなかった。
06:20
マイクロストラテジーのセイラー会長、21年後のビットコイン価格は18億円と強気予想
仮想通貨ビットコインを最も保有する米上場企業マイクロストラテジーのマイケル・セイラー会長は9日のCNBC金融番組で、21年間で1 BTCあたり1,300万ドルの価格まで上昇すると予想した。
09/09 月曜日
16:43
秋元康プロデュース『MEN'S YOAKE AUDITION 2024』 ソニューム採用
秋元康氏総合プロデュースのもと、YOAKE entertainmentが仕掛ける次世代型メンズグループオーディション。Web3技術を活用し、グローバル市場を狙う。Soneiumブロックチェーンが変えるエンタメの未来とは。
16:18
「ビットコイン半減期・ETF承認後のBTCはどうなる?」業界アナリスト3人が長期目線で相場分析|WebX2024
半減期・ビットコインETF承認後のビットコイン(BTC)価格について、大手暗号資産(仮想通貨)取引所を運営する企業に務めるトップアナリスト3名が、長期目線での相場分析を行なった。
15:42
Kaikoが仮想通貨取引所の世界ランク発表 ビットバンクが上昇
Kaikoが発表した2024年Q3仮想通貨取引所ランキングを分析。日本の3大取引所がトップ30入りし、特にビットバンクが世界12位までランクアップした。各社の強みと課題、業界動向を詳しく解説。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア