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ファーウェイ、Blockchain Service 2.0を公開 商用利用で都市開発にもブロックチェーン応用

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ブロックチェーンを商用アプリケーション向けに拡張

大手通信企業Huawei(ファーウェイ)が新たに、ブロックチェーンベースのクラウドサービスのアップデート「Blockchain Service 2.0(BCS 2.0)」を発表した。2018年以来、最初のメジャーアップデートとなる。

中国成都で開催された、ブロックチェーン産業開発サミットの席で、Huawei Cloud ChinaのFangming Hong代表や、Huaweiクラウド・アプリケーションプラットフォーム製品部門のFeng Xuライン長らがアップデートについて説明、主な目標は商用アプリケーション向けにプロジェクトを拡張することだとした。

BCS 2.0は、効率的なコンセンサスアルゴリズムを用いており、商業環境内で、毎秒5万トランザクション(TPS 50,000)以上のパフォーマンスを満たすもので、100以上の提携ノード・ネットワークをサポートできる。処理速度の向上により、ネットワークの可用範囲がさらに拡大し、大規模な商業環境でのブロックチェーンの適用に役立つという。

また、マルチチェーン・クロスシステム・コラボレーションテクノロジーが採用されており、クロスチェーンデータ、クロスチェーンプロセスなどの信頼性も確保している模様だ。

地方自治体の支援により発展するブロックチェーン

Huawei Cloud Chinaの社長によると、地方自治体の支援を得て、ファーウェイのクラウドブロックチェーンサービスは、2018年に商品化されて以来、全国(中国)のほぼ100のパートナーと共同で開発されている。

また、ジョイントチェーン、アライアンスチェーンなどの累計数は3000件を超えており、ブロックチェーンの参加者数は6000人を超えるという。

社長は、ブロックチェーンが、金融、モノのインターネット(IoT)、製造、サプライチェーン管理、データストレージ、クラウドコンピューティング、ビッグデータなどの様々な分野で新世代の情報技術開発を促進するとして次のように述べた。

ファーウェイは成都ハイテクゾーンとの緊密な協力関係を築き、ブロックチェーンテクノロジーの開発と商用アプリケーションを共同で促進したいと考えている。

同時に、より多くの地元企業がブロックチェーン業界のエコロジーに参加し、成都のブロックチェーン業界の発展を加速するために協力することを歓迎している。

また、国のブロックチェーン技術応用の模範になるという抱負も付け加えた。

関連:中国の国家ブロックチェーンプロジェクトBSN、仕組みが判明──手数料を仮想通貨から人民元、パブリックチェーンの仕組みを転用

ハイテクによる都市発展を目指す成都

成都ではハイテクによる都市発展が目指されており、成都ハイテクゾーン管理委員会の副局長Chen Hongtaoによると、成長のステップは三段階になるという。

初期段階では、企業の運用コスト削減を支援するなど優れたビジネス環境を作成する政策を行い、第二段階は、イノベーションを推進し、各種産業にもユースケースを提供することなどが挙げられた。

第三段階は、大きなイノベーションに向き合うこととしており、例に、従来の金融システムに対するブロックチェーン金融の影響と向き合い、行政がファーウェイなどの新しいハイテク企業を支援、イノベーションにブロックチェーンを活用することを挙げた。

中国では成都以外でも、北京がブロックチェーン都市構想を打ち出しており、経済開発計画にブロックチェーン技術を統合させ、中国屈指のブロックチェーン都市を樹立することを目指している。

ユースケースとしては、金融サービスのサプライチェーン、企業のオンラインID認証システム、不動産の登録、企業登録、医療に関する記録や医療保険の払い戻しなどを支援していくという。

ブロックチェーン技術の実用性を高め、企業においては、年間10万件以上のオフィスワークを省くことを目標とする。

関連:中国・北京政府が2年間の「ブロックチェーン都市構想」発表、中華銘柄ドラゴン指数に思惑も

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