はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

YoutubeやTwitterなどで不正行為|仮想通貨詐欺の判例が注目される

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨詐欺の判例がどうなるか注目を集める
連邦取引委員会(FTC)が、世界で約3万人の被害者を生み出したとされる2つの企業に対して、仮想通貨詐欺を行なったとして訴訟を起こしました。この行為は、よくある仮想通貨詐欺計画を未然に防ごうとする、FTCの意思を主張しています。

仮想通貨詐欺の取り締まり強化

連邦取引委員会の主な焦点は、消費者を保護し、激しい競争市場を作る法的スキームを強制することにあります。

今までも、怪しいプロジェクトなど明らかな詐欺が多く見られたことから、同組織は仮想通貨業界に目を付け始めました。

これらの計画の多くは、非現実的な法外な報酬をチラつかせていますが、その収入構造はより多くのユーザーをプラットフォームで募ることに頼っています。

ワシントン・ポストによると、FTCは仮想通貨を使った「マルチ商法」詐欺に標的を定めています。

最近で最も悪名高い仮想通貨詐欺は、2018年1月に事実上の破綻となった「Bitconnect」が挙げられます。

今回の訴訟により、Bitconnectが取り調べを受けることはありませんが、この事件でユーザーは数十万ドル(約数千万円)を失った計算になります。

およそ320ドル(約3.4万円)だったBitconnectコインの価値は、数分のうちに80%下落、本日の価格は1.62ドル(約172円)となりました。

常識はずれのリターンを提示

FTC(連邦取引委員会)は、これらの不法行為が世界中で3万人近い消費者に影響を及ぼしたと主張

計画に加担した人物には、すでに法的処置が講じられており、フロリダ州の連邦裁判所は、4人の男性に対して「事業停止命令」を下しました。

訴訟によると、男4人は人気ソーシャルメディアプラットフォーム(YoutubeやTwitterなど)上で、仮想通貨詐欺を働いていたようです。

ビットコインファンディングチーム(Bitcoin Funding Team)およびMy7Networkは、消費者に対してわずか数百ドル(約数万円)の投資で毎月8万ドル(約847万円)の収入を得ることができる、などと非現実的なリターンを約束しており、ポンジスキームの可能性があるとして政府の監視下に置かれています。

政府および大手企業は、仮想通貨詐欺の波を、なんとか食い止めようと躍起になっています。

今週初め、世界的企業のGoogleはFacebookの自主規制を追従するように、広告プラットフォーム上でのビットコインおよび他の仮想通貨関係の広告を禁じる措置を発表しました。

ビットコインの技術は世界を変革する可能性をも秘めていますが、現時点では投機的側面が強く、一攫千金を目論む人々を引きつけています。

CoinPostの関連記事

Google公式:6月からICO含む仮想通貨に関する広告を禁止すると発表
2018年6月よりICO含む仮想通貨関連の広告禁止の規約が施工されることとなりました。Facebook社は1月末に仮想通貨の中でも特にICOに関する広告禁止を発表していたため、Googleも後を追うのではと以前より危惧されていた内容が実現した形になります。

FEDERAL TRADE COMMISSION FILES LAWSUIT, TARGETS ‘DECEPTIVE CRYPTOCURRENCY SCHEMES’

Mar. 18, 2018 by Matthew Hrones

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
13:46
仮想通貨市場構造を定める「クラリティ法案」を遅滞させる3つの争点とは? 専門家見解
仮想通貨に詳しい弁護士が、ビットコインなどについて米国の規制を明確化する「クラリティ法案」の年内進捗は期待薄だと見解。3つの争点が議論のハードルだと指摘する、
11:15
メタマスク、予測市場取引機能を導入 ポリマーケットと連携しウォレット内で完結
メタマスクが12月4日、トラストウォレットが12月2日に予測市場機能を相次いで発表した。ユーザーは自己管理型ウォレット内で実世界のイベント結果を予測し仮想通貨で取引できるようになる。
10:45
SBI VCトレードとサッポロビール、黒ラベルTHE BARリニューアル記念でNFT配布キャンペーン開始
仮想通貨取引所SBI VCトレードとサッポロビールがWeb3技術を活用した実証実験を12月5日に開始した。黒ラベルTHE BARのリニューアルを記念し、応募者全員にNFTを配布。保有者は店舗で特別なビール体験が受けられる。
10:10
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」、5週連続で資金流出 4200億円規模に
ブラックロックの仮想通貨ビットコイン現物ETF「IBIT」から5週連続で約4200億円が流出した。上場以来最長の流出超過を記録。同社の事業開発ディレクターは「正常な動き」と述べた。
09:30
米SEC、仮想通貨プライバシー円卓会議を来週開催 ジーキャッシュ創設者も参加
米証券取引委員会が金融監視とプライバシーをテーマにした円卓会議を12月15日に開催予定。ジーキャッシュ創設者ゾーコ・ウィルコックス氏を含む専門家がパネリストとして参加し、仮想通貨の匿名技術と監視措置について議論を行う。
08:35
トム・リーのビットマイン、今週約9.8万ETHを追加購入 総保有額1.8兆円相当
ビットマインは今週もETHの押し目買いを実施し9万7650イーサリアムを追加購入した。アーカムのデータによると、同社の総保有額は1.8兆円に達しETH総供給量の3.16%を占めている。
08:00
KLab、ビットコインと金を組み合わせた財務戦略を発表
KLabは、仮想通貨ビットコインと金を財務資産に組み込むデュアル・ゴールド・トレジャリー戦略を実施すると発表。同日発表した資金調達で得る約51億円のうち36億円を充当する。
07:35
ウィズダムツリー、欧州初の完全ステーキング型イーサリアムETPを上場
ウィズダムツリーが4日、Lidoプロトコル経由でミントされたstETHのみを保有する欧州初の完全ステーキング型イーサリアムETPを上場した。運用資産約5000万ドルでドイツ、スイス、フランス、オランダの取引所で取引が開始された。
06:30
ビットコイン保有企業の指数除外方針に反対、ストライブ社がMSCIに書簡
米ナスダック上場企業ストライブがMSCIに対し、ビットコイン保有企業を株式指数から除外する提案に反対する書簡を送付した。同社は7500BTC以上を保有する企業として、50%基準は不公平で実行不可能だと主張。
05:55
仮想通貨評価損不計上でフィスコとクシムに課徴金勧告 金融庁監視委が虚偽報告を指摘
証券取引等監視委員会が5日、フィスコとクシムに対し、仮想通貨の評価損を適切に計上せず有価証券報告書に虚偽記載を行ったとして、それぞれ1500万円と1200万円の課徴金納付を勧告した。
12/05 金曜日
19:26
テザー投資家が英政党に史上最高額寄付 改革党に18億円相当
ステーブルコイン発行会社テザーの投資家クリストファー・ハーボーン氏が英国改革党に900万ポンド(約18億円)を寄付し、存命個人からの政党寄付として史上最高額を記録。米国でもトランプ大統領が選挙期間中に仮想通貨業界から2600万ドル超を集めるなど、仮想通貨資金が英米両国の政治に影響力を持ち始めている。
18:40
Cloudflare障害でコインベースなど取引所が一時アクセス不能 11月に続き再発
12月5日夕方、Cloudflareの障害により、コインベースやクラーケンなど複数の仮想通貨取引所とDeFiプロトコルのユーザーインターフェースが一時的にアクセス不能に。11月18日に続く障害で、インフラ依存のリスクが再び浮き彫りとなった。
17:24
米上場AlphaTON Capital、約630億円調達へ TONトークン取得とAI投資
ナスダック上場のデジタル資産運用企業AlphaTON Capitalが、米SECに4億2069万ドル(約630億円)の資金調達枠を申請。TONトークンの追加取得とテレグラムのCocoon AIネットワークへの投資を計画。TONエコシステムへの機関投資加速が見込まれる。
14:30
チェーンリンク現物ETF、初日に64億円の流入で好調 ソラナETFからは最大流出
仮想通貨チェーンリンク現物ETFの取引初日に64億円が流入し好調な滑り出しとなった。一方ソラナ現物ETFからは過去最大の資金流出があった。
14:00
国際通貨基金(IMF)、ステーブルコインの規制断片化に警鐘 
国際通貨基金が今週、ステーブルコイン市場の評価報告書を公開し、各国の規制枠組みの断片化が金融安定性を脅かし監視を弱体化させ、国境を越えた決済の発展を遅らせていると警告した。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧