はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

3/19(月)|仮想通貨市場はG20関連のSFB発言で反発

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場
仮想通貨市場の大幅下落を後押しする懸念材料として燻っていた”G20での仮想通貨規制”における方向性の一部が本日明らかとなりました。大方の予想と反してポジティブサプライズだったことで、上向き方向へ反発を見せています。
東京市場
日米政治リスク上昇により、主要三指数揃って下落。投資家心理の悪化により、東証一部の売買代金は、今年最低の2兆1678億円に。

仮想通貨市場

20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が本日、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開幕し、仮想通貨の国際規制や電子商取引の課税ルールが議題となっていました。

ビットコインを初めとする仮想通貨全体が今回のG20での”仮想通貨規制の議題”が懸念材料となり、昨日から続く地合いの悪い中、19日の午前1時付近ではBTC=約79万円まで下落しました。

警戒感からリスクオフの流れが強まる中、金融安定理事会(Financial Stability Board)会長であるMark Carney氏は、『現時点では、仮想通貨は世界的な金融の安全性を脅かす存在ではない』と言及、その影響を受けて価格が大きく反発しています。

CoinPostの関連記事

金融安定理事会:G20での仮想通貨規制の呼掛けを拒否・BTC大きく反発
金融安定理事会(Financial Stability Board)は、ビットコインなど仮想通貨を規制することを要請する各国の呼びかけを拒否、財務大臣に送った文書の文面にて、『現時点では、仮想通貨は世界的な金融の安全性を脅かす存在ではない』と言及しました。

テクニカル分析では、今回の反発は予想していたラインを若干はみ出したものの、ほとんどライン通りに反発したように見受けられます。

チャートを見れば、レジスタンスライン(抵抗線)を上抜けましたが、まだまだ予断を許さず、浅く反発して三角内に戻っていく可能性も高いと言えるでしょう。

明確に上抜けし、再び反発する流れになった場合、材料次第ではそのまま上向き方向へ価格推移していくことが予想されますので、慎重に相場を見ていくことをお勧めします。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

16日(金曜引け後)から18日にかけて、G20の動向を警戒した仮想通貨の急落局面を迎えていたことに加え、外国為替市場における円相場の下げ渋り、国内政治の先行き不透明感などに引きずられるような形で、寄り直後から軒並み売り込まれるなど軟調に推移。

終値では、2月上旬から続伸していたファステップス(2338)が、利確売りを伴い-12.58%と大きく値を下げたほか、

仮想通貨銘柄として認知度の高いセレス(3696)やREMIX(3825)、仮想通貨取引所「QUOINE」と業務・資本提携を締結しているULSグループ(3798)も大幅安となりました。

CoinPostの関連記事

仮想通貨時価総額ランキングTOP50|将来性と最新ニュースを徹底解説
ビットコイン、リップル、モナコインなど仮想通貨(暗号通貨)の「仮想通貨時価総額ランキングTOP50」です。通貨の特徴などポイント解説、前週比の相場変動まで一覧表で掲載。最新の海外ニュースや2017年仮想通貨ランキングもあるので、将来性の確認や参考投資情報としてお役立て下さい。

NY市場(16日)

  • NYダウ 24,946.51(+72.85)
  • ナスダック 7,481.99(+0.25)
  • S&P500 2,752.010(+4.68)

16日のNY市場は主要三指数揃って上昇しました。

2月の住宅着工件数が良好な結果となったほか、鉱工業生産指数やミシガン大学消費者信頼感指数が市場予想を上回った事が好材料となり、買いが先行となりましたが、マクマスター大統領補佐官の解任の報道などが悪材料に。

これにより上値が限られたほか、その他ロシア・ゲート問題で、モラー米連邦特別検察官の動きなどが報じられた事も懸念材料となりました。

個別では、ダウ採用銘柄の中でウォルマートが牽引し、インド電子商取引のフリップカート・オンラインサービジズの最大株主となる事で合意間近である事が報じられ、1.90%上昇となったほか、アメリカン・エキスプレスも1.29%上昇となりました。

東京市場

  • 日経平均 21,480.90(-195.61)
  • TOPIX 1,719.97(-16.66)
  • マザーズ 1,198.83(-35.81)

主要三指数揃って下落。下落の主な要因は、日米政治リスク上昇と考えられております。

NY市場でも触れたように、トランプ政権の動向にマーケットが振り回されているだけでなく、国内でも安倍政権の支持率急落を受け、不安視されております。

世界の民主主義国の中でも最も安定しているのが安倍政権の強みであり、その政治リスクの低さも外国人投資家からの買い材料になっていただけに、今回の森友関連問題による政治リスクの高まりはマーケット参加者から懸念されています。

これを受け、本日日経平均は一時300円以上値下がりする場面もあったほか、東証一部の売買代金は、今年最低の2兆1678億円となりました。

個別では、ファーストリテイリング、東京エレクトロン、テルモ、ソニーなどが下げを牽引した一方で、アステラス製薬が3.65%高と日経採用銘柄の中で、最も寄与度が高い結果となりました。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/08 火曜日
18:15
ビットコイントレジャリー戦略の魅力と落とし穴──投資家の視点で読み解く
企業がビットコインを財務資産として保有するビットコイントレジャリー戦略が注目される理由と、専門家が指摘するリスクを詳しく解説する。投資制約の回避や効率的なレバレッジ活用のメリットがある一方で、企業がビットコイン利回りのみに頼りすぎることはリスクとなる。
16:41
リミックスポイント、代表取締役の報酬を全額ビットコイン相当で支給へ
リミックスポイントが代表取締役社長の役員報酬を全額BTCに換算して支給すると発表。株価とBTC価格の連動性を活用し株主と経済的価値を共有する。
13:00
仮想通貨投資商品のAUM、過去最高27兆円を記録もビットコイン投資家は慎重姿勢か=CoinShares
CoinSharesは、仮想通貨投資商品のAUMが過去最高の27兆円を記録したと報告。先週は1,520億円が流入し、12週連続で流入超過。ビットコイン・イーサリアム商品が牽引している。
11:44
ビットコイン最高値更新ならず小幅下落、米議会「仮想通貨ウィーク」で重要法案採決へ
ビットコインは前日比-0.67%の117,767ドルで推移。機関投資家の資金流入は12週連続で10億3,000万ドルを記録し、運用資産残高は過去最高の1,880億ドルに達した。米7月14日からは米議会で「仮想通貨ウィーク」が開始され、市場構造法案とGENIUS法案の採決が予定されている。
11:20
トランプミームコイン、トロンネットワークに展開 アンロック予定も
公式トランプミームコインがトロンネットワークに拡大。USD1ステーブルコインとの取引ペアを開始。プロジェクト内部者による売却とトークンアンロックで価格圧迫。
10:40
AI企業コアウィーブ、約1.3兆円でビットコイン採掘大手コア・サイエンティフィックを買収へ
AI特化クラウドプロバイダーのコアウィーブが、仮想通貨マイニング企業コア・サイエンティフィックを買収する計画だ。1.3GWの発電能力を獲得し、AIとHPCワークロードを強化していく。
09:55
「ビットコインが暴落した時は買い増しの好機」金持ち父さん著者キヨサキ、強気姿勢を維持
『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏は、仮想通貨ビットコインに対して改めて強気な見方を示した。暴落した時は買い増しの好機だとXに投稿している。
09:35
ジャック・ドーシー、ビットコイン送信対応のオフグリッドメッセージアプリ「Bitchat」を発表
ジャック・ドーシー氏が先週末にビットチャットを開発。Bluetoothメッシュネットワークで完全分散型通信を実現。インターネット不要で検閲耐性を持つ。
08:25
TON財団、UAE「ゴールデンビザ」プログラム否定後にマーケティング担当VPを急募
TON財団がゴールデンビザプログラムをUAE政府に否定された後、マーケティング担当副社長を募集。10万ドルステーキングプログラムは政府の認可を受けていないと判明。
07:40
ソラナ基盤パンプ・ファン、4日後にPUMPトークン上場予定 ライバルのレッツボンクが首位奪取
ソラナ系ミームコイン工場パンプ・ファンが7月12日にPUMPトークンを上場予定。一方、競合のレッツボンクが24時間取引量でパンプ・ファンを初めて上回った。
07:15
米国の仮想通貨現物ETF、次の商品のローンチは秋の初めか
米SECが新たに仮想通貨のETFを承認するのは、秋の初めごろになる可能性があるとの見方が上がった。SECは現在、XRPやドージコインなどの複数の現物ETFの承認判断を延期している。
07:05
米上場Bit Digital、企業資産をビットコインからイーサリアムに転換完了
米上場企業ビット・デジタルが企業資産のイーサリアム完全転換を発表。280BTCを売却し10万ETH超を保有。株価は一時20%急騰し時価総額10億ドルまで拡大。
06:25
売却ではなくアドレス更新か、14年以上動かなかった1兆円相当のビットコイン移動の謎
14年間動かなかった8万BTC超(1兆円相当)が先週末に移動。アーカムや有識者は単純なアドレス更新の可能性を指摘。売却の兆候は確認されていない。
06:00
ストラテジー、42億ドル資金調達発表 3カ月ぶりビットコイン購入見送りも
マイケル・セイラーのストラテジーが優先株発行で42億ドル資金調達を発表。先週は3カ月ぶりに仮想通貨ビットコイン購入を見送り。650億ドル相当のビットコイン保有を維持。
05:35
米政府関連ウォレットが3200万円相当ETHをコインベースに送金、仮想通貨準備金関連か?
米政府関連ウォレットが7月8日に仮想通貨イーサリアムをコインベースに送金。売却ではなく保管目的との見方も。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧