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グレースケール、ETH2.0がイーサリアム投資信託にリスクと懸念

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ETH2.0による影響

暗号資産(仮想通貨)の投資信託を提供する米大手グレースケールが証券取引委員会(SEC)に提出した最新の書類で、イーサリアム2.0のアップグレードが自社が提供するイーサリアム投資信託(ETHE)に「重大なリスク」をもたらし得る懸念を示している。

グレースケールは8月に、私募形式のETHEをSECに登録したため、商品に関するリスクを報告することが義務付けられている。商品の正当性・信頼性を向上させ、機関投資家需要を拡大することが登録した目的だ。

書類では、ETHEに対するリスクが記述されている。ETH2.0でのコンセンサスの変更(PoW⇨PoS)が投資家に「困難」を招く可能性があるとしている。

デジタル資産ネットワークのコンセンサスメカニズムはソースコードにおける重要な一部であり、仮に正確に実装できなかった場合、仮想通貨ETHおよび投資信託のETHEの価値に重大な影響が与えられる恐れがある。

ーグレースケール

リスクとして、一時的もしくは永久的なハードフォークが発生し、ETHを原資産とするETHEの価値に悪影響がもたらされる可能性があると見ている。

現在、ETHEのプレミアム(ETHとの価格乖離)が+18%で、6月に記録した+788%より大幅に縮小。プレミアムが投資の需要を表すため、夏相場からの上げ一服が示唆される。

出典:ブルームバーグ

一方、年内に実装する予定のETH2.0「フェーズ0」を期待する投資家も多いと見られる。グレースケールが運用する原資産となるETHは2日の時点で約7.8億ドルにおよび、6月5日に公開された約3.4億ドル規模の2倍以上拡大してきている。(現物の価格は1.4倍ほど)

関連:グレースケールのイーサリアム投信、今年で120億円分ETHを買い増し

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