はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

トランプ大統領の健康状態と連動するトークン登場

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

トランプ大統領の健康状態をトークン化

新型コロナウイルスへ感染したことを発表し、入院中のドナルド・トランプ大統領。これを受けて「Donald Trump Health Token(ドナルド・トランプ・ヘルストークン)」なる暗号資産(仮想通貨)が登場したことがわかった。

人気分散型取引所(DEX)Uniswapに現れた。

トランプ大統領の健康について、市場が前向きな認識を持っているときに上昇し、反対の場合には下降する指標であると考えられる。

トランプコイン

このトークンは数時間で0.957ドルから0.954ドルに下落した後、大統領がツイッターで「気分が良い」と呟いた後に再上昇するなどの動きを見せていたが、現在は、0.974ドルまで上昇した。

大統領は4日に入院先のウォルター・リード米軍医療センターを一時的に抜け出して、集まる支持者の前を車で通過するというサプライズを行っており、また同日の記者会見で医師団は「今日のように容体が良好であれば、5日にも退院しホワイトハウスで治療を続けられる」と発表。

一方で、投与された薬や酸素吸入を認めたことなどから、会見の発表より深刻ではないかと訝る意見もあり、市場関係者に注視されている。

同トークンの流動性はほぼゼロであり、現時点では余興に過ぎない。大統領の身に万が一のことが起きた場合、「不謹慎」だと批判対象になるおそれもある。

米大統領選を予測する先物商品も

トランプ大統領に関するトークンは過去にも例がある。

暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所FTXでは、米大統領選の結果予測を先物商品にした「TRUMP-2020(TRUMP)」を提供する。

トランプ大統領が再選すれば1契約につき1ドル、他の候補者が当選すれば0ドルになるという仕組みだ。

1契約の価格は、トランプ大統領が再選する可能性に連動しており、例えば再選確率が50%だと予想した場合には、0.50ドルでの取引になる。

FTXでは、他の先物取引と同様に取り扱われ、トランプ大統領の再選の可能性を予測し、ロングかショートを選択できるが、やはり流動性は低い。

トークンは大統領のCOVID-19感染が報じられた後、罹患したことで選挙活動に不利だとして急落したが、現在は値を戻しつつある。

関連:トランプ容体を注視する世界金融市場、SWELL思惑でXRP(リップル)上昇

様々な指標をトークン化

FTXでは、これまでにも様々な指標がトークン化されている。

今年4月には、ビットコインの価格ボラティリティ(いわゆる恐怖指数)に連動する2つの新しいトークンの発行が発表された。

新トークン「BVIX」と「iBVIX」はそれぞれロング、ショートポジションとなっており、ビットコインの値動きの幅に基づいている。

インプライド・ボラティリティ(予想変動率)の取引をユーザーに簡単かつ流動性をもって提供することがこのトークンを作成した理由だとFTXのCEOは語っている。

関連:ビットコインボラティリティが投資対象に FTX、仮想通貨版恐怖指数を公開

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/30 火曜日
14:00
米カリフォルニア州の超富裕層への「5%資産税」に業界猛反発 仮想通貨起業家流出の懸念も
米カリフォルニア州で純資産10億ドル超の富裕層に5%課税する提案が行われ、Kraken創業者やBitwise CEOをはじめとする仮想通貨・テック業界リーダーが強く反発し、警告を発した。株式、不動産、仮想通貨などを対象とし、未実現の含み益にも課税される点が問題視されている。
14:00
コインベース・ベンチャーズが注目する2026年の仮想通貨4大トレンドとは
米最大手コインベースの投資部門コインベース・ベンチャーズが2026年に積極投資する4分野を発表した。RWA永久先物、専門取引所、次世代DeFi、AIとロボット技術など、次のブレイクアウトが期待される仮想通貨領域について紹介。
12:32
ビットマイン、イーサリアム買い増し 独自のステーキング・インフラも準備中 
ビットマインの仮想通貨イーサリアム保有量が411万枚に到達した。年末の価格下落を好機と捉え買い増しを行っている。2026年には独自ステーキング基盤も公開予定だ。
10:00
2025年の仮想通貨市場を重要ニュースから振り返る
2025年は仮想通貨を支持するドナルド・トランプ氏が米大統領に就任し、相場は米国の動向から大きな影響を受けた。本記事では、ビットコインの最高値更新など1年間の重要ニュースを振り返る。
09:50
仮想通貨投資商品、先週700億円超の純流出 XRP・ソラナは好調維持=CoinShares
仮想通貨投資商品から先週700億円超が流出した。CoinSharesは投資家心理がまだ完全に回復していないと分析した。一方で資産別ではXRPとソラナへの流入は好調だった。
12/29 月曜日
14:23
ビットコインは持続的上昇局面に?4年サイクル論争と機関投資家の影響力
Bitwise CIOマット・ホーガン氏が「ビットコインの4年サイクルは終焉し、持続的上昇局面に入った」と主張した。ハーバード大学など大手機関がBTCを保有し、個人投資家から機関への資産移転が進行。ボラティリティ低下の理由と、「階段を上りエレベーターで降りる」値動きパターンを専門家2人が詳しく解説。
13:35
AIや仮想通貨のショッピング活用進む Z世代が牽引か=Visaレポート
決済大手ビザの調査で、ショッピングにAIツールや仮想通貨を利用する消費者が増加していることが判明。特にZ世代が牽引していた。ステーブルコイン送金への関心も高まっている。
09:44
スベルバンク銀、ロシア初の仮想通貨担保ローン発行
ロシア最大の銀行スベルバンクが同国初の仮想通貨担保ローンを発行した。ビットコインマイニング企業に融資し、デジタル資産担保の仕組みを検証している。
12/28 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、MTGOXハッキング容疑者関連のBTC送金やearnXRPローンチなど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン年末相場、値頃感から買い戻し期待も|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコインは方向感に欠け1400万円周辺で推移。26日のオプションカット通過後の動向が注目される。底入れには12月高値9.4万ドルの回復が条件だが、割安感から買い戻されやすいとbitbankアナリストが分析。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|Bybitの日本居住者向けサービス終了発表に高い関心
今週は、大手仮想通貨取引所Bybitの日本居住者向けサービス終了の発表、仮想通貨市場の調整局面、日銀の植田和男総裁の講演に関する記事が関心を集めた。
12/27 土曜日
14:00
ジーキャッシュのシールドプール供給シェアが23%で安定、プライバシー採用が定着
仮想通貨ジーキャッシュのシールドプール供給の市場シェアが2025年初頭の約8%から23%前後で安定している。プライバシー採用指標は依然として安定しておりプライバシー保護取引への持続的な関心を示している。
13:25
金融庁、仮想通貨ETFの導入に向けた税制改正──暗号資産取引の課税見直しと新たな可能性
金融庁が2026年度税制改正の資料を公開した。暗号資産取引を総合課税55%から申告分離課税20%へ変更することに加えて、ETF解禁や繰越控除などについても挙げられた。
11:10
KLab、ビットコインとゴールドを購入開始 「岐路に立つBTC」と分析
東証プライム上場のKLabが25日にビットコインとゴールドの購入を開始。AIを活用した市場分析レポートの不定期発刊も開始した。
10:05
ミームコイン市場は2025年に60%下落、「TRUMP」発行から始まった一年を振り返る
ミームコイン市場は2025年に60%下落した。トランプ氏による独自仮想通貨「TRUMP」発行や、ドージコインETF誕生など変化の激しかった一年を解説する。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧