ステーブルコイン積立投資
仮想通貨デビットカードや取引所などのサービスを運営するCrypto.comが、ステーブルコインでの積立投資サービスを今月6日に開始した。Crypto.comの積立投資サービスにステーブルコインが加わるのは、今回初めて。
このサービスで現在利用できるステーブルコインは、テザー社が発行するUSDT、およびUSDMの二種類だ。USDMとは、Crypto.comアプリ内でのみ利用可能なステーブルコインで、USDと連動している。アプリ内では、BTCやETHなどに交換できるが、外部のアドレスや他のユーザーに送付することはできず、USDへの交換も不可能だ。
今後利用できるステーブルコインの種類が増やされる可能性もある。ステーブルコイン以外では、現在BTCやCRO、ETHなど8種類の仮想通貨で積立サービスが利用可能だ。
最低積立額は50ドル(約5,000円)で、ユーザーは毎週、隔週、または毎月から積立頻度を選択できる。各月の最大購入回数は5回だ。購入にはクレジットカード、およびCrypto.comアプリ内のウォレットの設定が必要だ。ユーザーは、購入金額をUSDでのみ設定可能なため、受け取る仮想通貨の量は、購入時のレートによって異なる。
月毎の積立投資額の上限は、Crypto.comのネイティブトークンCROのステーク量に応じて変更される。CROのステークなしでも積立サービスの利用は可能だが、ステーク量が多いほど、積立上限額も大きくなる。毎月の上限は各月の初日にリセットされる。
CROは先日、XRPも積立可能にした。
参考:XRPの積立投資サービス、Crypto.comアプリで開始