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ビットコイン市場に押し寄せるクジラの群れが「過去最大」を観測

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場とBTC(ビットコイン)

27日の暗号資産(仮想通貨)市場。 ビットコイン(BTC)価格は、前日比+0.35%の137.5万円(13100ドル)と高値圏を推移。

大口送金への警戒感や、米株式市場の急落に連れ安する場面が見受けられるも、引き続き下値では買い意欲旺盛であることを示した。26日の米株式相場でダウ工業株30種平均が続落し、前週末比650ドル19セント(2.3%)安の2万7685ドル38セントで取引を終えた。26日23時には、1000億円規模の大口送金が確認され警戒感が高まったが、取引所への送金でないことが報じられると懸念が後退、買い戻しの動きへとつながった。

関与したクジラは、クライアント代行の金融機関または暗号資産カストディアンである可能性が指摘される。

出典:Blockchain.com

先物市場の需給面では、金利動向がほぼニュートラルで余力を残しているものの、日足RSIは80%水準と過熱状態にある。よほどの追加材料が出ない限り、19年の最高値14,000ドルを悠々と超える垂直上げは考えにくいか。

一方、新型コロナ感染拡大で世界経済は大きな痛手を被っており、すでに大規模金融緩和(量的緩和)を実施していることから、代替資産へのインフレヘッジを念頭に置いた大口の買い需要は、今後も継続するものとみられる。

押し寄せるクジラの群れ

データアグリゲーターUnfoldedは「1,000BTC(約10億円)」以上を保持する大口投資家(クジラ)のウォレット数について、過去最高を更新したことを明かした。

glassnode

米仮想通貨取引所GeminiのTylerWinklevoss氏が「ビットコイン市場へと押し寄せる資本の津波だ。これは始まりにすぎない。」と指摘するように、洗練された大口資金を意味する“smart money”が、断続的に流入している可能性が高い。

直近では、Twitter創業者のジャック・ドーシー率いるSquare社が、自社ポートフォリオの1%に約4,709BTCを組み入れたことを発表したほか、ビジネスインテリジェンス企業MicroStrategy社が、8月〜9月に計38,250BTC(約450億円)の購入を明かしている。

イーサリアム相場

DeFiプロトコルHarvest Financeにおける不正流出を受け、警戒感から前日比3.4%安と売りが先行したETH市場では、バイナンス先物トレーダーのLohanHan氏が、イーサリアムのチャート分析について言及した。

ETH/USD 週足

LohanHan氏は、保ち合いの課程で高値を切り下げる「ディセンディングトライアングル」からの下落を否定(上方ブレイク)しつつあることを重視。17年末〜18年初頭の指数関数的な高騰前に見られた値動きと類似していると指摘し、テクニカル上は中期傾向が強気であることを示唆した。

関連:DeFiプロトコルHarvest Finance、2400万ドル相当が不正流出

米国商品先物取引委員会(CFTC)のHeath Tarbert会長は、Coindesk主催のバーチャルイベント「Invest:Ethereum Economy」に登壇し、「イーサリアム・ブロックチェーンに感銘を受けた」などと評価。「米証券取引委員会(SEC)が証券ではないと判断した場合、有価証券ではなく、コモディティ(商品)の分類に入る可能性が高まる。」などと言及する場面が見られた。

関連:ETH2.0移行後の有価証券性と違法仮想通貨取引所への対応─米CFTC会長

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