WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

世界的ヘッジファンド創業者、好調なビットコイン市場に疑問符──仮想通貨に3つの問題点を指摘

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨の問題点

世界有数のヘッジファンド「ブリッジウォーター・アソシエーツ」の創業者レイ・ダリオ氏が、ビットコイン(BTC)を初めとする暗号資産(仮想通貨)は期待されているほど成功しないとの見解を示した。

中銀発行のデジタル通貨(CBDC)やゴールド(金)は支持するが、仮想通貨には未だ問題があると主張。個人としてBTCよりもゴールドを好むだろうとコメントした。

「Yahoo! Finance」のインタビューでダリオ氏は、仮想通貨に関する基本的な問題が3つあるとしている。

  1. 支払いに利用できる場所が少なく、物品を容易に購入できない。
  2. 価格変動が大きい。支払いに利用されても小売店が入金額を把握しづらいし、効率良く資産を保有できない。
  3. 広く普及すると政府がコントロールするようになって、利用を禁止する可能性もある。

一方で、BTCと比較されることの多いゴールドについては、各国の中央銀行も購入していることを指摘。「ゴールドに何か問題点があるか?」と問いかけ、BTCとの違いを強調した。

一方、ダリオ氏がビットコインに限らず、仮想通貨全般に否定的な見方を示したことについて、米仮想通貨投資ファンド「グレースケール」の親企業Digital Currency Groupの創業者Barry Silber氏は、ブリッジウォーター・アソシエーツのファンドとBTCの年初来の利益を比較してツイート。ビットコイン市場のパフォーマンス(旗艦ファンド「ピュア・アルファ・II」)と大きな資産運用パフォーマンスに差がある点を紹介した。

BTCを支持する意見も

主に、決済としての特徴の面で問題点を指摘したダリオ氏に対し、ゴールドと比較してBTCの優位性を指摘する有識者も多く出てきている。

最近では億万長者の投資家Stanley Druckenmiller氏が、自身がビットコイン(BTC)を所有していることを明かし、ゴールドよりも利益を多くもたらすとの見解を示している。

理由は「BTCはゴールドよりも明確に供給量が定められていて、両資産の相関性が高いからだ」とした。

関連:億万長者投資家のドラッケンミラー氏、ビットコイン保有の事実を明かす

また、総額4.25億ドル相当(約448億円)ものBTCを財務資産の一部として購入した米ナスダック上場企業MicroStrategyのMichael Saylor CEOは、ゴールドは供給量が少ないとされていることに疑問に感じると主張。

ゴールドは今でも新たに採掘することができるとし、プログラムで供給量が事前に決められているBTCとの相違点を指摘するなど、資産としての側面での特徴を挙げる声が大きくなりつつある。

関連:「ビットコインとゴールド、共存しない」 450億円のBTC投資を判断したCEOが語る理由

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06/16 火曜日
17:31
セイラー氏、ビットコイン上に信用・通貨・株式を積む新金融構造を提唱
ストラテジー会長のマイケル・セイラー氏が6月16日、ビットコインをデジタル資本の基盤層と位置づけ、その上にデジタルクレジット・デジタルマネー・デジタルイールド・デジタルエクイティを積み上げる5層構造の資本市場論をXで発表した。STRCやMSTRの役割も解説している。
15:53
イーサリアム、開発者数が累計100万人超 量子耐性・L2統合が次の焦点
元ブラックロック デジタル資産戦略部門長のジョセフ・チャローム氏がアジア視察後に発信した論考で、イーサリアムの累計開発者数が101万人超に達したと指摘。次期アップグレード「グラムスターダム」や量子耐性対応も解説する。
15:32
ソラナDAT最大手フォワード・インダストリーズ、競合3社に買収提案も全社拒否 業界再編は難航
ソラナトレジャリー企業最大手のフォワード・インダストリーズが、業界再編を視野にソラナ・カンパニーやスカイAIなど競合3社に統合を提案したが、いずれも拒否または無回答に終わった。
13:57
アステリア、企業向けJPYC管理サービスが対応ウォレット6種を発表 メタマスクやFireblocksなど
アステリアが企業向けJPYC入出金管理サービス「JPYC Gateway」の対応ウォレット制度を発表。標準搭載の「Dynamic」に加え、メタマスクやFireblocks、N Suiteなど4種を公認ウォレットに認定。先着100社に無償提供のハードウェアウォレットも含まれる。
13:02
ハイパーリキッドの米国の現物ETF、上場1カ月で純流入額が計約245億円に
仮想通貨ハイパーリキッドの米国の現物ETFは、取引開始後約1カ月が経過。資金の純流入額(15日付)が1.7億ドル相当となるなど、ETFのスタートに関する評価では有識者らから肯定的な見方も上がっている。
12:45
半導体主導インフレがビットコインに与える影響は? バイナンスリサーチ分析
バイナンスのリサーチ部門が、AI需要による半導体不足など3つの構造的インフレ要因を指摘。短期はビットコインに逆風、長期はハードアセットとしての重要性が増すと見解を示した。
10:45
ジンバブエ、仮想通貨事業者の登録制度を導入 登録料500ドル、未登録は刑事罰
ジンバブエが仮想通貨事業者に対する初の登録制度を導入。財務省令により、売買・送金・保管等のサービスを提供する企業は金融情報機関への登録が義務化され、未登録での営業は刑事訴追の対象となる。
10:12
「ビットコインは底を打った可能性」コインベースCEOが4年サイクル説を支持
米仮想通貨取引所コインベースのCEOがビットコインの底打ちを示唆した。4年サイクル説を根拠に楽観的見解を維持し、2030年の大幅上昇を予想している。
10:00
ナイジェリア上院、仮想通貨規制法案を可決 ライセンス制度の導入へ
ナイジェリア上院が仮想通貨事業者へのライセンス取得を義務付ける規制法案を可決。同国の仮想通貨受取額は2023〜24年に590億ドルに達しており、法整備の遅れが課題とされていた。審議は4週間以内に上院資本市場委員会が結論を出す。
09:30
スタンダードチャータード、ユニスワップのUNIトークン2030年末100ドルを予測
スタンダードチャータードがユニスワップの評価カバレッジを開始し、UNIトークンが2030年末までに現在価格の約34倍にあたる100ドルへ上昇するとの見通しを示した。トークン化資産のDeFi流入拡大と手数料バーン機構が根拠となっている。
08:05
カルシ、サッカーのワールドカップ開幕週に取引高が過去最高に
予測市場プラットフォームのカルシは6月8日からの週に、名目の週次取引高が8,240億円超に達して過去最高額を更新。11日からはサッカーのワールドカップが開幕している。
07:50
Ventualsがサービス終了、ハイパーリキッドのプレIPO先物市場が再編へ
ハイパーリキッド上でオープンAIやアンソロピックの評価額に連動した先物を提供してきたベンチュアルズが15日にサービス終了を発表。チームは同エコシステム内の別プロジェクトへ合流する方針だ。
06:55
ストラテジーの『ビットコイン強制売却連鎖説』、ウォール街2社が反論
ベンチマークとTDコーエンのアナリストが16日、ストラテジーのビットコイン強制売却連鎖懸念を否定するレポートを公開した。
06:20
スペースX上場日、ハイパーリキッドのSPCX出来高が14億ドルに急増
イーロン・マスク氏のスペースXがナスダックに上場した日、ハイパーリキッドのHIP-3市場でSPCXの永久先物出来高は14億ドルに達し、同セッション全体の30%を占めた。株式連動無期限先物の台頭が仮想通貨デリバティブ市場の構造を変えつつある。
06:00
ビットマイン、先週7.6万ETHのイーサリアムを追加取得 5%目標の93%に到達
仮想通貨トレジャリー企業のビットマインが15日、直近1週間で76,882 ETHイーサリアムを追加取得し、保有総量が562万ETHに達したと発表した。先週に続く追加購入となる。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧