GMOコイン、Sparkトークンのオプトイン実施
国内大手取引所GMOコインは27日、国内の暗号資産取引所で初めて、仮想通貨XRP(リップル)の保有者に付与される予定の「Sparkトークン」に関する明確な対応方針を発表した。
12月12日午前9時時点で、権利確定日にあたる「スナップショット」に基づいて付与されるSparkトークンについて、顧客から預かるXRP全てに対し、オプトインを実施し、付与された仮想通貨を自社のコールドウォレットで管理する。
Sparkトークンの取扱開始については、法令や自主規制団体の規則に従って所定の手続きが必要になるとした上で、新規ホワイトリスト銘柄として登録申請を行っている可能性もある。(追記:現時点では、GMOコインから申請に関する発表は行っていない)
国内では、「取り扱い申請 = 上場申請」という背景がある。顧客に対し、付与された仮想通貨を配布するには、申請後ホワイトリストに追加されることで、ユーザーに該当トークンの付与が行えるためだ。
Sparkトークン付与に関する方針については、国内の仮想通貨(暗号資産)事業者12社(オブザーバー1社)も25日、共同声明を採択した。Flare Networks側との協議を行なうなど、事業者間の協力体制で、取扱い方針を定める意向を示した格好だ。
なお、今回方針を公表したGMOコインは、上述の12社の会社名リストには記載されていない。
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