WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

リップル社CEO、仮想通貨の高騰要因を解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場とBTC(ビットコイン)

3日の暗号資産(仮想通貨)市場。

ビットコイン(BTC)価格の乱高下はやや落ち着き、前日比+1.34%の198.7万円(19,040ドル)と高止まりしている。

強い売りを吸収するように調整局面での反発が強く、大きな節目でホルダーが入れ替わっている可能性を示唆する。先日の急騰時に乖離が大きくなっていた「25日移動平均線(25MA)」は、184万円(17,600ドル)まで上昇しており、横軸調整が済めば再度上値を追う展開も考えられる。

底堅さの背景に、3年前と異なる市場構造

2万ドル目前まで高騰したビットコイン。17年末の仮想通貨バブルに匹敵する強気相場であることは火を見るより明らかであるが、その構造は当時の未熟な市場とは大きく異なる。

17年〜18年にかけてICO詐欺やコインチェックなどの大規模不正流出事件が相次いだことを機に、先進国を筆頭に投資家保護を規制面が大幅に整備された。市場規模拡大と共に、”新たな資産クラス”として市場の透明性や健全性が評価されるようになり、昨今の機関投資家の流入につながった。

また、以前までの高騰は、デリバティブ取引所主導による高いFunding Rate(資金調達率)と高いOI(未決済建玉)によってもたらされることが多かったが、今回の強気相場では現物買いが価格を主導しており、市場の動揺に伴う行きすぎた価格変動を引き起こすことが減少しつつある。

「今回の強気相場は、個人投資家主体の熱狂による一時的なバブルとは様相が異なる」とする識者の論拠を裏付けるデータの一つとして、Googleトレンドが挙げられる。

「Bitcoin」の世界検索数を確認すると、17年12月17日〜17年12月23日のトレンド指数「100」に対し、19,500ドルまで急騰後に乱高下した20年11月22日〜29日のデータでさえトレンド指数「24」と1/4程度に留まる。

GoogleTrendsデータ

コロナ禍での緩和マネー相場で高値更新つづく株式市場同様、多くの一般投資家が置き去りにされている可能性もありそうだ。言い換えれば、投機マネーではなく腰の据わった大口資金が断続的に流入したことで、相場の底堅さにつながっている。

専門家の見解も興味深い。暗号資産の資産運用会社BlockTower CapitalのAri Paul CIO(最高情報責任者)は、「今回の強気相場において、米国時間中にアルゴの買いがみられた。アルゴを使用するOTCデスクなどを通じて、富裕層が大量購入していた形跡があった。」と指摘した。

一方、アナリストのTyler D. Coates氏は「11月24日に急増したBitMEX無期限BTC先物のFunding Rate(資金調達率)は懸念材料となった」と指摘。過去最高値の節目で大口投資家(クジラ)の売りが散見されるなか、ビットコイン2万ドル節目に投機的な魅力を見いだす個人投資家の増加を示唆しており、ボラティリティ急拡大でドローダウンを引き起こすなど不安定な状況への警戒感も強まりつつある。

関連:2万ドル節目で大荒れ模様のビットコイン、クジラの撤退行動も売り圧力に

RippleのCEOが相場解説

米大手メディアCNNのインタビューにて、Ripple社のブラッド・ガーリングハウスCEOが仮想通貨の高騰要因について言及した。

時価総額上位の主要通貨3銘柄の年初来騰落率は以下の通り。

  • ビットコイン(BTC):+162%
  • イーサリアム(ETH):+304%
  • リップル(XRP):+186%

ガーリングハウスCEOは、「米国をはじめ、各国の中央銀行が法定通貨の供給を増やすことで発生するインフレーションに対するヘッジの手段として仮想通貨が着目されている」と発言。「ヘッジファンド界の大御所Paul Tudor Jones氏やDrukenmiller氏など著名投資家がビットコインに対して肯定的な姿勢を示し、市場から信頼を得た」と指摘。

米国の規制の観点において、米SECなど規制当局から「有価証券ではない」と明示されたことで、企業が参入しやすくなったこともポジティブ要因に挙げた。

「デジタルアセットの長期的な価値は、ユーティリティ(実用性)にある」と定義するガーリングハウスCEOは、ビットコインの「価値の保存」機能と認知が普及しはじめている点、XRPについては、決済領域において実用性を発揮している点を代表的なユーティリティだと論じている。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/27 木曜日
17:42
ビットコイン実現損益比率、7月末以来のプラス圏=アナリスト
オンチェーンアナリストのアクセル・アドラー・ジュニア氏が分析。ビットコインの実現損益比率が7月末以来プラス圏に浮上し、含み損は10日で18%から7%に急減した。反発の持続性はまだ確証段階にあると指摘する。
17:24
コインチェック、電子決済手段等取引業登録完了 国内2社目
コインチェックが電子決済手段等取引業の登録を2026年8月27日に完了した。登録番号は関東財務局長第00002号で国内2社目となる。米サークル(Circle)社との提携を経て、ステーブルコイン・オンチェーン金融事業を順次開始する方針を示した。
16:48
大阪府、金融実証4事業に交付決定 3件はJPYC・USDC決済
大阪府が先駆的金融市場等形成支援事業補助金の交付対象4事業を決定。応募12件中、JPYC・USDCを活用した決済実証3件が採択された。三井住友カードも決済端末上での実証に参画し、交付決定額は総額2,889万円。
15:51
XRPのクジラ出金6カ月ぶり高水準に=アナリスト
XRPのクジラによるバイナンス(Binance)出金額が6カ月ぶりの高水準に達したとアナリストが指摘。時価総額は3日間で440億ドル増加し、価格は70%超上昇した一方、同時期に大口の入金も観測されており、クジラの意図は判然としない。
14:52
米CFTC、仮想通貨ATM注意喚起
米CFTCが仮想通貨ATMの利用に注意喚起した。FBIによると2025年の関連詐欺被害額は3億8,800万ドル(約617億円)に達し、デラウェア州では全面禁止法案が下院委員会を通過、最大手ビットコインデポは破産法の適用を申請した。
14:00
ダラス連銀が警告、トークン化預金は銀行にとって諸刃の剣か 
米ダラス連銀は、トークン化預金は迅速な決済や効率的な流動性管理をもたらすと期待される一方で、その普及が銀行預金の安定性を低下させ、金利リスク許容度を最大7,000億ドル縮小させる可能性があると分析した。
13:34
enish、ソラナ購入決定 第一弾で1億円購入上限
enishが取締役会でソラナ(SOL)の購入を決議した。アクティブ・トレジャリー(DAT)事業の第一弾として1億円を上限に購入し、SBI VCトレードとコインチェックで分散保管する方針を明らかにした。
13:20
JPモルガンなど米銀、ステーブルコイン反対から発行検討へ転換か=報道
米JPモルガン・チェースが独自ステーブルコイン発行を検討していることが判明した。バンク・オブ・アメリカ主導の国際的なステーブルコイン構想も進行しており、米銀行界の姿勢転換が仮想通貨市場全体に影響を与える可能性がある。
12:55
ビットコイン相場、中立圏に回復 買い集め広がる=グラスノード
グラスノードが週間レポートで仮想通貨ビットコイン相場が回復し中立圏に戻ったと分析した。一方で複数の要因が重なり上値抵抗が形成されていると述べる。
11:43
ブラックロック幹部、米財政懸念でビットコイン強気論
ブラックロックのデジタル資産責任者ミッチニック氏がCNBCに語った内容を解説。米国の財政赤字・債務懸念の高まりがBTCや金への投資家需要を押し上げていると指摘し、停滞するクラリティー法案への見解も示した。
11:25
DeFiデベロップメント、ソラナのデータプラットフォームをローンチ
仮想通貨ソラナの財務企業デファイ・デベロップメントは、データとリサーチのプラットフォーム「ステート・オブ・ソラナ」をローンチ。開発の目的や今後の計画を説明した。
11:05
量子耐性ビットコイン取引、メインネットで初承認
スタークウェアのアビフ・レヴィ氏が考案した量子耐性ビットコイン方式による取引が26日、メインネットで初めてマイニングされた。量子コンピューターの脅威に備え、保有者が資産を守る選択肢が広がった。
10:15
グレースケール、米財務省国債買い戻しは『対症療法』 仮想通貨シフトを予想
グレースケールは26日、財務省の国債買い戻しを財政赤字への対症療法と分析した。公的債務が40兆ドルを突破する中、投資家がビットコインやイーサリアムなど代替資産へ資金を移す可能性があるとの見方を示した。
10:12
スターテイルCEO、Strium年内テストネット公開へ
スターテイルの渡辺創太氏が、SBIと開発するブロックチェーン基盤「Strium」を年内にテストネット公開、年度内メインネット稼働させる方針をXで明らかにした。株式・国債のトークン化とJPYSC決済への対応も視野に入れる。
09:45
21シェアーズ、ソラナの利回り半減も強気シグナルと分析
21シェアーズは、ソラナの新たなインフレ抑制提案でステーキング利回りが下がる一方、供給減少が投資家に好材料となりうるとの分析を示した。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧