コインベース新規上場
米最大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースProが3つのDeFi関連銘柄の新規上場を発表した。
Starting today, inbound transfers for AAVE, BNT and SNX are now available in the regions where trading is supported. Traders cannot place orders and no orders will be filled. Trading will begin on or after 9AM PT on Tuesday December 15, if liquidity conditions are met. pic.twitter.com/TFS08obL9z
— Coinbase Pro (@CoinbasePro) December 14, 2020
これらの銘柄は、AAVE(アーベ)、BNT(バンコア)、SNX(シンセティックス)の3銘柄だ。注文板の流動性状況次第、取引は日本時間16日2時(PT時間15日9AM)以降より正式に開始する。
この3つの銘柄はそれぞれのDeFiプラットフォームにおけるネイティブトークンに当たる。AAVEは、主にレンディング(融資)領域でサービスを展開しているAave(アーベ)のトークン。また、BNTは、分散型取引所Bancorが発行するトークンで、そしてSNXは、DeFiデリバティブプラットフォームSynthetixにおけるネイティブトークだ。
コインベースは、直近数ヶ月の間、YFIやUNI、WBTC、UMAなど、複数のDeFi関連銘柄を相次いで上場させており、DeFi関連銘柄の上場に力を入れている。
DeFiセクターは、今年の夏頃からブームとなり9月初頭にはいわゆるSushiSwapの「寿司騒動」によって一時落ち着いたが、10月からの相場回復に伴い、その規模(トータルロックバリュー)は夏のDeFiブーム時の規模を大幅に上回っている状況にある。
関連:「寿司(Sushi)」は小説より奇なり 華々しいデビューから一転、創設者が管理権をFTXのCEOに移譲