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「存在感増すビットコイン、レンジ上抜けは時間の問題か」bitbank寄稿の仮想通貨週次市況と各金融市場の騰落率

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

今週の相場の動きは

今週12日にビットコイン(BTC)価格は、505万円(48,170ドル)を記録。大手信託銀行BNYメロン参入やテスラ社のBTC購入報道など好材料が相次ぎBTCは高値を更新した。


目次
  1. 各市場の騰落率
  2. bitbank寄稿

各指標の騰落率一覧

2/12(金)終値時点の週間騰落率は、以下のようになった。

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月初来騰落率

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年初来騰落率

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(今週の騰落率は、先週の終値、今週の終値を用いて計算。月初来、年初来についても前の月、年の終値で計算)

(仮想通貨の価格は取引所コインベースを参照、各銘柄の価格はTradingviewを参照)

2/6〜2/13のBTCチャート

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bitbankアナリスト分析(寄稿:長谷川友哉)

今週のビットコイン(BTC)対円相場は堅調。12日正午時点で相場は週足で20%強あまり上昇し、500万円周辺で推移している。

今週は米電気自動車(EV)テスラのBTC購入と支払い手段としてのBTC受け入れ方針が市場を席巻し、相場はこれを受け急伸。9日には初めて500万円台に乗せた。

その後は利益確定売りや低調な米消費者物価指数(CPI)を受け、対ドルで節目44,000ドル周辺(≒460万円)まで押すも、マスターカードの暗号資産(仮想通貨)決済本格参入や、米金融大手のBNYメロンが年内のデジタル資産管理業務(カストディ)の開始を受けて反転上昇。12日朝方には9日の高値を上回り、5,114,435円の最高値を記録し、相場は短期レンジの上限上抜けをトライする展開となっている(第1図)。

第1図:BTC対円チャート(1時間足) 出所:bitbank.ccより作成

先週のVISAに続き、クレジットカード大手のマスターカードの参入の他、テスラのBTC支払い受け入れやライドシェアのUberも仮想通貨決済を検討するなど、実需を生み出す材料が立て続けに出ており、相場には追い風が吹いている。

ボラティリティーが高く、現状では価値の尺度として安定しているとは言い切れない仮想通貨だが、今回のテスラの意向は「世界がビットコインを通貨として受け入れる方向で動いている」と言うCEOのイーロン・マスク氏のステートメントとしても受け取れる。

また、価値の保存法としてのBTC需要の高まりは、昨年からの機関投資家の本格的な市場参入、企業や生保のBTC運用開始、そして何より今週のBNYメロンのカストディ参入が物語っており、ビットコインの存在感はこの先も増していく一方だろう。

好材料に恵まれ、低調だった米CPIもそれほど相場に影響しなかったが、足元の相場はレンジ上限を挟み込み高値警戒感もうかがえる。ただ、短期的な過熱感がある一方で、一目均衡表の三役好転や、ボリンジャーバンドのボージ(バンド幅の拡大)も出現しており、レンジの上抜けは時間の問題か。調整が続くシナリオだとしても、レンジ中央や下限の水準がサポートとして機能すると見ている。

寄稿者:長谷川友哉長谷川友哉(ハセガワ ユウヤ)
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

関連:bitbank_markets公式サイト

前回レポート:ビットコイン利益確定売り局面も、底堅さ続くか|bitbankアナリスト考察

関連:ビットコインの高騰理由を解説、加速する資金流入に「3つの要因」

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