リップル社、仮想通貨XRPをめぐるSECの修正訴状に100ページの反論文

リップル社、反論文書の修正版を提出

米証券取引委員会(SEC)とリップル社の訴訟問題について、2月20日にSEC側が提出した修正訴状に対して、リップル社が応答した。

現在係争状態にあるSECによる提訴は、XRP(リップル)が有価証券に該当するかどうかが争点だ。

リップル社のStuart Alderoty首席弁護士は5日正午、米SEC側の修正訴状に対する応答文書を提出したことを報告した。反論文書は100ページに及ぶ。

Alderoty氏は、仮想通貨XRPがこれまで200以上の取引所で、毎月何十億ドルもの取引量を記録していると説明。多くのマーケットメーカーや第三者商品もXRPを活用していた点を強調した。

また、過去にXRPのマーケット参加者がSECにXRPの有価証券性について質問した際、「XRP取引が連邦証券法に該当するか」が明示されなかった点などを挙げている。

リップル社の訴訟関連の動向では今週、同社の現職CEOであるBrad Garlinghouse CEOと共同設立者のChris Larsen氏が相次いで訴状取り下げを求める書簡(Motion to Dismiss)を提出していた。

リップル訴訟の動向

米SECは20年12月、証券法に基づき、リップル社が仮想通貨XRPを未登録証券として販売していたことに対して提訴に踏み切った。

これに対しリップル社側は、「SECからXRPの有価証券性を示す明確なガイダンスは、これまでなかった」として、国際決済などに活用される「デジタル通貨」だと主張した。

リップル社は、提訴の影響でXRPの価値が大きく毀損したことで、本来SECが保護するべき個人投資家への影響は甚大だと指弾。2月に公開したQ4レポートでは、訴訟による一般市場における二次影響は総額150億ドル(1.5兆円)におよぶとの試算を出した。

関連:「SEC訴訟でXRP市場参加者に計り知れない影響」米リップル社が20年Q4レポート公開

XRP価格

XRP価格は昨年11月、Sparkトークンのエアドロップなどを手がかりに高騰するも、SECの訴訟問題を受け、一時10円台まで暴落した。

3月以降は、リップル社関係者の訴状取り下げを求める書簡やCBDC(中銀デジタル通貨)の発行を目指す分散型台帳「XRP Ledger(XRPL)」のプライベート版テストなどが好感され、前週比5.2%高とやや待ち直した。

直近では、米長期金利高騰に伴う金融市場リスクオフの影響で全面安となっている。

出典:CoinMarketCap

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