ブルームバーグ端末にアルトコイン情報追加
米大手金融メディアブルームバーグが提供するリアルタイム配信ソリューション「ブルームバーグターミナル」が、6つの暗号資産(仮想通貨)銘柄の価格データを追加したことがわかった。
One way #crypto professionalisation happens is when professionals have more tools→ meet the latest CFBenchmarks prices added to @TheTerminal: $OMG $OXT $LINK $XLM $EOS $XTZ. Expect more CFB on Bloomberg soon as our mission to bring high quality prices to institutions continues pic.twitter.com/0XKcR6v8lz
— CF Benchmarks (@CFBenchmarks) March 5, 2021
追加されたのは、OMG(OMG Network)、EOS、LINK(Chainlink)、XTZ(Tezos)、XLM(ステラルーメン)、およびOXT(Orchid)だ。これらの価格データ等情報は、老舗取引所クラーケン傘下の英企業CF Benchmarksから取得。CF Benchmarksは英FCA(金融行動監視機構)に規制されているという。
ブルームバーグターミナルは、多くの金融機関が利用するマーケットデータやニュース、独自のリサーチが集約されたプラットフォーム。2013年よりビットコインの価格データを提供開始。2017年にはイーサリアム(ETH)、XRP(リップル)、ライトコイン(LTC)を追加、その後もETCやZcashなどのアルトコイン銘柄を相次いで加えていた。
CF BenchmarksのSui Chung CEOは仮想通貨メディアDecryptの取材で、新規データの提供について「ブルームバーグターミナルに更なるアルトコイン銘柄が追加されたことは、機関投資家がビットコインやイーサリアム以外の銘柄にも目を向け始めた証拠だろう」とコメントした。