「現時点でのNFT投資はギャンブル」BNPパリバ子会社のCEOが指摘

NFTよりイーサリアムを

フランスの大手金融機関BNPパリバの子会社、L’AtelierのCEOはNFTへの投資はギャンブルに似ており、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の方が安全との認識を示した。

BNPパリバはフランス最大手銀行グループで、管理する資産の規模は銀行として世界9位だ。(2020年4月のデータ)

デジタル領域に注力するL’Atelier BNP ParibasのCEO、John Egan氏は、カナダBNNブルームバーグのインタビューにて、現時点でNFT(非代替性トークン)を購入することは、ギャンブルに近いと指摘。

(NFTについて)現時点でこれ以上リスキーな資産カテゴリを見つけられるとは思わない。(中略)もし勝ったなら、あなたは幸運だ。

また、「これは、2017年18年のICOブームと非常に似通っている」として過去のICO(イニシャルコインオファリング)ブームで見られた投資的性質との類似性についても同意。その認識の上で、NFTに投資するより、「イーサリアム(ETH)や関連するインフラから始めること」が安全だとして勧めている。

イーサリアムブロックチェーンは多くのNFTのベース通貨(ETH)やそのサービスの基盤となっているため、DeFi同様にETHに投資することでNFTにもエクスポージャーできる効果があるとの指摘が見られる。

とはいえ、Egan氏はNFTについて根底から否定をしているわけではない。インタビューの中で「現時点」との言葉を強調したように、長期的にNFTの技術や普及には、価値あるものと考えている模様だ。

私は次の10年で、NFTがバーチャルエコノミーの屋台骨になると予想している。

ーJohn Egan氏

さらに、同社はソーシャルトークンにも言及。ソーシャルトークンといえば、Bitcloutという分散型ソーシャルトークンプロジェクトが業界の一部に注目され、コインベースベンチャーズやWinklevoss Capital、Andreessen Horowitzなどから大きな資金が投じられている事例がある。現時点ではすでに180億円以上に相当するビットコイン(BTC)がプロジェクトのウォレットに入っている。一方、著名人の画像が無断に使用されていることで正当性を懸念するユーザーもいる。

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