ライトコインETPが開始
英大手暗号資産(仮想通貨)投資企業CoinSharesが、ライトコイン(LTC)の上場投資商品を発表した。
ライトコインETPはCoinSharesが提供する3番目の仮想通貨ETPで、これまでビットコインとイーサリアムを提供している。仮想通貨ETPは現在、ハードルの高いETFに代替する上場投資商品としてスイス証券取引所などで取引が開始されている。投資家は現物を保有することなく、証券口座で株式のような資産と同様に投資できるメリットがある。
同ETPは、単位が1ユニット=0.2LTCに相当。スイスの証券取引所SIXに上場する予定する。SIXでは、ビットコインETPとイーサリアムETPのほか、PolkadotやTezosのETPも取引されている。
CoinSharesはイギリスにおける最大手仮想通貨投資企業で4,400億円に相当する資産を管理している。ライトコインETPの提供について、同社の財務責任者Frank Spiteri氏は、「ライトコインETPは、より分散化された仮想通貨ETPを市場に提供するための商品となる」と説明した。