9つ目の申請へ
米大手暗号資産(仮想通貨)投資企業Galaxy DigitalがSEC(証券取引委員会)にビットコインETFの目論見書を提出したことがわかった。米国で9つ目の申請となる。
このETFは、「Galaxy Bitcoin ETF」と名付けられ、ニューヨーク証券取引所のArca取引所への上場が目指される。目論見書ではカストディを担当する企業や資産管理企業、トランスファーエージェントなどの詳細は明確にされていない。
また、ETFの価格は、同社が提供するビットコイン指数「Galaxy Bitcoin Index」を基準として利用するという。Galaxy Digitalはカナダの上場企業で、トロント証券取引所で取引されるビットコイン(BTC)の上場投資信託『CI Galaxy Bitcoin ETF』のサブアドバイザーとして起用された経緯がある。
現在、米国ではすでに9つのビットコインETFの申請がSECに提出されている。中には、フィデリティやSkyBridge、VanEck、NYDIGなど仮想通貨関連企業と伝統金融機関も含まれており、『ETFの申請ラッシュ』と言われている状況だ。
なお、米国におけるビットコインETFの最新まとめ情報はこちら。
【随時更新】米SECに申請中の「ビットコインETF(上場投資信託)」やイーサリアムETFなど、仮想通貨関連の金融商品について、申請・審査状況と関連記事まとめを掲載。