WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米FinCEN、仮想通貨専門のチーフ・アドバイザーを設置

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨に関する捜査を強化か

米財務省の金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)は、暗号資産(仮想通貨)について助言を行う「チーフ・デジタル通貨アドバイザー」という職位を創設した。最初にこの職務に選ばれたのは、米司法省でもデジタル通貨分野の顧問を務めていたMichele Korver氏である。

FinCEN(金融犯罪取締ネットワーク)

米財務省に所属する機関。資金洗浄やテロ資金調達その他の金融犯罪について情報を収集・分析し、取り締まりを行っている。

▶️仮想通貨用語集

公式発表によると、Korver氏はFinCENで内外のパートナーと協力しながら、違法な金融活動や資金調達を抑止するための革新的なソリューションの開発を主導。また、それにより、FinCENの仮想通貨分野におけるリーダーシップを高めていくことになるという。

デジタル資産を専門とするアドバイザーという職位を今回創設したことからも、FinCENが仮想通貨に関連する捜査を強化する姿勢が窺える。

FinCENのMichael Mosier局長代理は次のようにコメントした。

Korver氏は、デジタル通貨についての豊かな専門知識をFinCENにもたらし、FinCENが不正金融のリスクを最小限に抑えながら、金融分野の拡大による革新的な可能性を支えていく上でリーダーとなる。

初代チーフ・アドバイザーの経歴

Korver氏はこれまでに、米司法省刑事部門のデジタル通貨担当顧問、米財務省金融安定監視委員会(FSOC)の顧問、国際的な金融規制機関である金融活動作業部会(FATF)の米国代表など、様々な政府部門で活躍してきた。

司法省では、仮想通貨関連の裁判における起訴戦略を支援するために、政府の弁護士に助言していた。またFSOCでは、仮想通貨の差し押さえに関する政策や法律を策定している。

それ以前は、コロラド州の連邦検事局で、国際的な犯罪組織によるものも含め、マネーロンダリングやダークネットでの麻薬密売の捜査・起訴を行っていた。

局長代理はChainalysisでの職歴も

FinCENは、4月に前局長が退任し、Mosier氏が局長代理を務めているところだ。Mosier氏は、政府機関の他、大手ブロックチェーン分析企業ChainalysisでCTC(最高技術顧問)を務めていた経歴もある人物。

Mosier氏が局長代理に就任したことも、FinCENが仮想通貨の規制や監督に注力する動きとみなされている。

関連:米FinCENが仮想通貨・ブロックチェーンの規制に注力か、Chainalysisの元顧問が臨時局長に

6月30日付けでFinCENは、反マネロン・テロ資金調達対策(AML/CFT)における優先事項の更新を発表した。「サイバー犯罪」も、最優先事項の一つに挙げられており、これに関して「サイバーセキュリティや仮想通貨についての考慮」を行うことにも言及されている。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/26 土曜日
11:05
米ブロック社、AIエージェント決済規格「x402」にビットコイン・ライトニングを導入
米ブロック社がAI決済のオープン規格を運営する「x402財団」に加入した。仮想通貨ビットコインのライトニング・ネットワークによる決済機能をx402に導入している。
10:12
ハイパーリキッド・ストラテジーズが70億円相当HYPE追加購入、大口ステーキング解除も観測
ハイパーリキッド・ストラテジーズに関連するウォレットが49.4万HYPEトークンを追加購入し、月間の購入量は551万HYPEに達した。一方で大口5件が合計98万HYPEのステーキング解除を開始した。
09:30
ビットゲット、流出経緯を一部説明|被害額は上方修正
ビットゲットCEOのグレイシー・チェン氏は25日、不正流出の調査進展を説明した。攻撃者はバックエンドシステムを侵害し資金移動を実行したが、秘密鍵漏えいはなく追加被害の恐れもないとした。
08:13
米証券決済大手DTCC、114兆ドル規模の資産トークン化開始へ=報道
米証券決済大手のDTCCが、自社インフラが扱う114兆ドル規模の資産を対象にブロックチェーン基盤のトークン化サービスを始動すると発表した。証券決済インフラのオンチェーン化が進めば、機関投資家の取引環境にも影響が及ぶとみられる。
07:40
米上場シークアンスがビットコイン財務戦略を終了、残りの314BTCを売却
シークアンスは、仮想通貨ビットコインの財務戦略を完全に終了したことを発表。残りの314BTCを売却したと説明し、今後は半導体事業の成長戦略に注力していくとした。
07:35
仮想通貨タスクフォースを主導したクリプトママ、米SECを10月2日退任
米証券取引委員会のパース委員が10月2日付で退任する意向を辞表で示した。仮想通貨業界で「クリプトママ」の愛称で知られ、トークン規制の枠組み整備などを主導してきた同氏は、11月からリージェント大学ロースクールで教壇に立つ。
06:35
ストライブ、ビットコイン保有企業のMSCI除外基準に明確性要求
米ナスダック上場のストライブは、MSCI指数の非事業会社除外案に書簡を送り、「事業資産」の定義の透明化を求めた。仮想通貨ビットコイン関連事業は事業活動に当たると主張。
06:02
金融庁、オンチェーン金融フォーラム初会合を9月30日に開催予定
金融庁は9月30日、「AI時代を見据えたオンチェーン金融フォーラム」の第1回会合を開催する予定。関係省庁等と連携し、オンチェーン金融の社会実装に向けた検討を始動させる。
05:45
米SEC、トークン買戻しや実用性宣伝は投資契約非該当と新FAQ公表
米SECの企業金融局は9月25日、仮想通貨資産の証券該当性に関する新FAQを公表した。機能中システムでのトークン買戻しや通常アップデートは投資契約に該当しないとの見解を示し、発行体の実務判断に影響する内容となっている。
05:00
ストラテジー、優先株の日次配当化を提案|ビットコイン調達強化狙い
ストラテジーは25日、優先株STRF・STRC・STRK・STRDの配当頻度を四半期・半月ごとから毎日払いへ変更する議案を示した。年間配当額は変わらないが、株価変動の縮小や資金調達力の向上が見込まれる。
09/25 金曜日
19:00
トークン化預金推進の新機構が10月に始動 黒田前日銀総裁らも参画
黒田前日銀総裁らが参画するデジタル通貨イノベーション機構が9月25日に設立会見。トークン化預金を中核に決済インフラの標準化や政策提言を進め、10月から本格始動する。
17:10
円建てステーブルコインEJPY、東芝など26社が実証参加を表明
日本ブロックチェーン基盤が、発行準備中の円建てステーブルコイン「EJPY」を軸とする実証プログラムを開始した。東芝やSCSKなど26社・団体が参加を表明。参加費は無料で、2027年2月までの約半年間(予定)、送金・決済やRWA決済での活用を検討する。
15:57
バイナンスの1日のビットコイン純流出、2023年以来最大=アナリスト
クリプトクアントのDarkfost氏によると、バイナンスからのビットコイン純流出が1日で1万3800BTCを超え、2023年以来の最大規模に達した。準備金は4日間で約2万BTC減少。出遅れた投資家のFOMOが背景にあるとの見方を示した。
14:51
ビットゲット、5500ビットコインの保護基金で損失負担へ 北朝鮮系集団関与か
仮想通貨取引所ビットゲット(Bitget)は、約3億5,160万ドルの不正流出による損失を、5,500BTCを保有するユーザー保護基金で負担すると表明した。秘密鍵の流出は否定し、CEOは北朝鮮系集団の関与の可能性にも言及した。
13:58
パースSEC委員、ゼロ知識証明でKYC改革を提言 過度のデータ収集から事実の証明重視へ
米SECのヘスター・パース委員がは、現行KYC/AMLの「データを集めるほど良い」という前提を批判し、ゼロ知識証明を用いた属性証明型の本人確認への転換を提言した。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧