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次世代のゲーム大会を Polygon、eスポーツプラットフォームに正式導入

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨の賞金の支払い速度向上へ

イーサリアム(ETH)のスケーラビリティソリューションを提供する「Polygon(ポリゴン)」は12日、eスポーツを開催するためのプラットフォーム「Community Gaming」と、パートナーシップを締結したことを正式発表した。送金速度が速く負担が少ない暗号資産(仮想通貨)の賞金を活用した仕組みで連携し、次世代のゲーム大会の形を模索する。

Community Gamingは、eスポーツの大会における賞金の支払いでPolygonの技術を活用。従来の大会では数週間かかることもある支払いが、Polygonの技術を使えば3秒かからずに行えたという。質の高いユーザー体験を提供し、仮想通貨に関心がなかったユーザーを、Polygonが取り込めるかにも注目が集まっている。

Polygonとは

Polygonは、イーサリアムのスケーラビリティ問題に取り組むための開発フレームワークを提供。現在、450超のアプリで利用され、最大1,350万のユニークユーザーを獲得するなど、最近需要が増加している。

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Community Gamingは、ゲーム業界の関係者にeスポーツのためのインフラを提供。ゲームのプレイヤーや大会主催者、開発者が利用するツールを備えている。シームレスなユーザー体験を提供したり、ブロックチェーン技術を支払いに活用したりしていることが大きな特徴で、プレイヤーは、イーサリアムやMATIC、USDCといった仮想通貨で支払われる賞金を争っているという。

また最近では、Dapper LabsやMulticoin Capital等から、230万ドル(約2.5億円)の資金調達にも成功した。

パートナーシップの正式な発表は12日だが、Polygonを活用したゲームの大会はすでに開催されている。最初にPolygonを使って開催された大会は、5月の「Axie Infinity Squads League」。今回の発表後、正式にPolygonがサポートするのは、8月中旬に開催され、2500ドル(約27万円)相当の賞金がMATICで支払われるトレーディングカードゲーム「Skyweaver」の大会だという。

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ニュースメディア「ACCESSWIRE」によると、Community GamingのChris Gonsalves最高経営責任者(CEO)は以下のようにコメントを寄せた。

 

我々のプラットフォームを利用するイベント主催者は、Polygonの技術を活用することよって、どの国からでも低手数料の支払いを容易に行えるようになる。

また、PolygonのSandeep Nailwal共同創設者は、以下のように述べている。

 

Community Gamingと協業することによって、我々は今後も分散型の技術とゲームコミュニティの架け橋になっていく。

 

安全でトラストレスなトランザクションを行い、速くて安い決済環境を提供する。

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