はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

サークルK、仮想通貨のATMを北米店舗に大規模設置 Bitcoin Depotと提携

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

大規模で仮想通貨ATMを設置

暗号資産(仮想通貨)のATM(現金自動預払機)サービスを提供するBitcoin Depotは22日、大手コンビニエンスストアの『サークルK』とパートナーシップを締結したことを発表した。

今回のパートナーシップを通じて、米国とカナダにあるサークルKの店舗内に仮想通貨のATMを設置する。すでに30州のサークルKに、合計700超のATMの設置が済んでおり、最終的には何千台という規模まで増やす計画だ。これから仮想通貨の需要が増えるにつれて、ATMを利用するためにコンビニエンスストアを訪れる人の数も増加すると見ているという。

米ジョージア州を拠点にするBitcoin Depotのミッションは、「最もシンプルで、利便性が高く速い仮想通貨取引サービスを提供し、最終的に仮想通貨を一般の消費者にまで普及させること」だ。

このミッションを達成するため、現金と仮想通貨が交換できるATMを設置。現在利用者は、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)など30超の仮想通貨と現金を交換できる。公式ウェブサイトによると、サークルKに限定しなければ、45超の州に3,000台を超えるATMを設置済みだという。

ATMは、仮想通貨ウォレットを作成し、Bitcoin Depotに登録するだけで使用が可能。希望する銘柄を選んで、ウォレットのアドレスを入力して現金を入れれば、自身のウォレットに仮想通貨が送金される仕組みとなっている。プレスリリースによると、登録から取引の完了まで、所要時間は1分から2分だという。

ウォレットとは

仮想通貨を保有・管理するための電子上の財布のこと。オンラインのホットウォレットとオフラインのコールドウォレットに大別される。

▶️仮想通貨用語集

Bitcoin DepotのBrandon Mintz最高経営責任者(CEO)は、今回のパートナーシップについて、以下のようにコメントを寄せた。

 

サークルKは、未来の経済や決済において、仮想通貨が果たす役割が大きくなることを理解している。

 

仮想通貨のATMを店舗に置くことによって、新しい顧客を呼び込むことにもつながり、従来の金融サービスが利用できない人々からの需要もあるだろう。

また、サークルKの幹部Denny Tewell氏は、以下のように述べている。

 

我々は、毎日少しつず人々の生活を簡素化できるように取り組んでおり、多様化する需要にも応えていきたい。

 

今回のパートナーシップを通じて、仮想通貨業界に早く参入し、存在感を高め、「仮想通貨を購入できるコンビニエンス(便利)な場所」になれることを期待している。

Coin ATM Radar」の情報によると、現在世界にある仮想通貨のATMの数は約2.4万台。国別に数を比較すると、それぞれ下位に大差をつけ、1位が米国、2位がカナダとなっている。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/21 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ビットコインの2026年相場予測やブロックチェーン人気ランキングなど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン、流動性低下で来週も不安定な展開か|bitbankアナリスト寄稿
ビットコインの今後の見通しをbitbankアナリストが解説。年末のホリデーシーズンで流動性が低下する中、来週にかけても方向感に欠ける展開が続く可能性。12月の米雇用・物価データが金利見通しの鍵を握る。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|与党税制改正大綱の決定に高い関心
今週は、米SECのポール・アトキンス委員長の講演、ノルウェー政府系ファンドによるメタプラネットのビットコイン戦略に対する支持、政府・与党の2026年度税制改正大綱の決定に関する記事が関心を集めた。
12/20 土曜日
13:22
イオレがビットコイン追加取得、累計保有量101BTC超に
日本上場企業イオレが約1億6640万円分のビットコインを追加取得。ネオクリプトバンク構想の初期トレジャリー運用の一環として実施され、2026年3月期中に120億円から160億円規模の取得を目指している。
11:55
ブラックロックのビットコイン現物ETF、年初来リターンはマイナスも流入額6位入り
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」が年初来のETF流入で6位にランクインした。一方でリターンはマイナスとなっており背景にある投資家心理が注目される。
10:50
メタプラネット、米国預託証券プログラム設立
ビットコイン保有企業メタプラネットがドイツ銀行を預託銀行とする米国預託証券プログラムを設立し、19日より米国店頭市場で取引を開始する。米国投資家の利便性向上と流動性拡大を目指す。
10:33
ビットコイン提唱者ルミス米上院議員が再選不出馬、仮想通貨法案成立に注力へ
仮想通貨推進派として知られるシンシア・ルミス上院議員が2026年の再選不出馬を表明した。任期終了までに包括的な仮想通貨規制法案や税制改革の成立を目指す方針を示している。
10:05
「ビットコイン価格は2035年に2億円に到達」CF Benchmarksが強気予想
CF Benchmarksが2035年の仮想通貨ビットコインの価格を基本シナリオで142万ドルと予想した。ゴールド市場のシェアを獲得することなどを前提とし弱気・強気シナリオも算出している。
09:10
イーサリアム、Glamsterdamの次のアップグレード名は「Hegota」
仮想通貨イーサリアムでGlamsterdamの次に実施されるアップグレードの名称がHegotaに決定。2025年と同様、イーサリアムは2026年に2回アップグレードを行う可能性がある。
08:15
ビットコイン、弱気相場入りか クリプトクアントが需要減速を指摘
クリプトクアントが仮想通貨ビットコインの需要成長鈍化を指摘し、弱気相場への移行を指摘。ETFの純売却や大口保有者の需要縮小、デリバティブ市場のリスク選好低下などが要因として挙げられている。
07:10
コインベース、2026年の税制変更で予測市場がギャンブルより有利になると指摘
コインベースが2026年の見通しレポートで、トランプ大統領が署名したワン・ビッグ・ビューティフル・ビル法により予測市場が従来の賭博より税制面で有利になる可能性があると指摘した。
06:50
アーサー・ヘイズ、FRBの新資金供給策RMPでビットコイン4年サイクル論が終焉と再度主張
著名トレーダーであるアーサー・ヘイズ氏がFRBの準備金管理購入プログラムを分析し、実質的な資金供給(QE)により仮想通貨ビットコインの従来の4年サイクルが崩れたとの見解を示した。ビットコインは2026年に20万ドルに向かうと予測。
06:20
仮想通貨の冬到来か、フィデリティ責任者がビットコインの2026年底値を6.5万ドル付近と予測
フィデリティのグローバルマクロ責任者ジュリアン・ティマー氏がビットコインの強気サイクル終了の可能性を指摘し、2026年の底値を6.5万ドルから7.5万ドルと予測した。機関投資家の参入により従来のサイクル論が変化しているとの見方が広がっている。
05:45
米FRB、仮想通貨企業向け「簡易版マスターアカウント」開設に進展か
米連邦準備制度理事会が仮想通貨関連企業を含む適格機関に決済サービスへの限定的なアクセスを提供する「ペイメントアカウント」案についてパブリックコメントを募集開始。
12/19 金曜日
17:38
税制改正大綱で仮想通貨税制が大きく前進、申告分離課税20%と3年間の繰越控除を明記
政府・与党が2026年度税制改正大綱を決定。暗号資産取引に申告分離課税を導入し、税率は株式と同じ一律20%に。3年間の繰越控除制度も創設される。金商法改正を前提とした条件付きで、2028年施行の見通し。昨年の「検討」から具体化が進み、web3業界の発展に向けた重要な一歩として評価されている。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧