米グレースケール、ビットコイン投資信託のETF化に向けて金融ベテランを採用

ETF化に本腰

米最大手暗号資産(仮想通貨)投資企業グレースケールはビットコイン投資信託(GBTC)のETF化に向けて、金融ベテランのDavid LaValle氏をETFのグローバル責任者に採用したことがわかった。

LaValle氏は米金融大手State StreetのETPキャピタルマーケットの米国責任者やインデックスプロバイダーAlerianのCEO、ナスダックのETPマーケットプレイスの責任者などを務めた経歴を持ち、金融分野に精通している人物だ。

グレースケールのSonnenshein CEOは今回のプレスリリースで、「GBTCを含む仮想通貨投資信託をETF(上場投資信託)に変えることに100%コミットしている」と改めて宣言。また、LaValle氏は「今、投資家の好みが根本的に変わっており、資産管理の業界に影響している」、「仮想通貨が引き起こしたデジタル変革をこれからグレースケールのチームとともに推進し、デジタル通貨基盤のETFを作っていきたい」と語った。

グレースケールは4月に初めてGBTCをETF(上場投資信託)に変える計画を明かし、以後策を講じてきた。今回の採用もその一環だ。

また、人材確保のほか、同社は7月に世界最大手の信託銀行であるBNYメロンと提携し、ETF化に成功した場合、BNYメロンはグレースケールのトランスファーエージェント(証券代行)およびETFのサービスプロバイダーを担当するという計画も発表した。

関連BNYメロンとグレースケール提携、ビットコイン投資信託のETF化計画で

トランスファーエージェントとは

トランスファーエージェント(証券代行)は、会社から株主名簿を管理し、株券の引き換え、分割、併合、配当金の計算、あるいは新株発行の場合の手続きなど、会社の株式事務をすべて代理して行う証券会社のこと。

▶️仮想通貨用語集

グレースケールのGBTCは現在、65万BTCのビットコインを管理しており、仮にETFに変換できた場合、世界最大規模のビットコインETFになり得る。一方、ETF化に関する申請日程などの詳細は明らかではない。

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