WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨市場は調整警戒、過去最高値更新のソラナが時価総額TOP10に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン相場と金融マーケット

17日の暗号資産(仮想通貨)市場。 ビットコイン価格は、前日比-2.54%の506万円(46,870ドル)と反落した。

前日までにXRP(リップル)が前週比+59%まで急騰するなどアルト市場の過熱感が強まっていたこともあり、多くの市場関係者にとってこの程度の調整であれば織り込み済みか。

先日までのレンジ上限「1BTC=42,000〜41,000ドル」を割り込まずに推移するようであれば、現在のモメンタムは早々に損なわれないものと考えられるが、週足を大きく崩されるようであればダブルトップが示唆されるリスクもある。

海外メディアNEWSBTCのアナリストTony Spilotro氏は、ゼロライン上でゴールデンクロスする週足MACDの買いシグナルに対し、「レンジ相場では信頼度が落ちる場合もある」として、過去の相場を考察。赤の×印はMACDのデッドクロスを、緑の×印はMACDのゴールデンクロスを示している。(下図)

出典:NEWSBTC

「マクロ環境次第では、(トレンドが出ず)長い並行線を辿る可能性もあり得る」と、慎重な見立てを示した。

オンチェーンデータ分析

16日に掲載されたGlassnodeの週次レポートによれば、中国当局の取り締まり強化により、一時-50%激減していたBTCハッシュレート(採掘速度)は、112.5EH/s水準まで回復した。

出典:Glassnode

影響を受けたマイナーの12.5%相当が復帰したことを示すという。中国国内の大手マイナーは、海外移転・再稼働を進めていた。

関連:ビットコイン、「難易度調整」で歴史的水準-27.4%を予定

また、仮想通貨市場の地合い回復に伴い、マイナー(採掘業者)のネットポジションは、過去2か月間増加し続けている。現時点で+5,000BTC/月に達しており、中・長期的な展望を見据えた大手マイナーによる売り圧力減少を示している。

出典:Glassnode

なお、ブロックチェーン分析会社Nansenのデータによると、次世代チェーン「イーサリアム2.0」のデポジットコントラクトへの預入総額は、673万ETH(210億ドル相当)に達し、DeFi(分散型金融)エコシステムに流動性をもたらすネットワーク上の「ラップされたイーサリアム(WETH)」総量を上回った。

イーサリアムネット(ETH1)は、2022年までにETH2のビーコンチェーンとマージ(統合)されることで、合意形成アルゴリズムが現行のプルーフ・オブ・ワーク(PoW)からプルーフ・オブ・ステーク(PoS)へと切り替わる。いわゆる「フェーズ1.5」の実装まで長期間のロックアップを余儀なくされる中で、プロトコルへの信頼と期待を示している。

関連:なぜイーサリアムへの資金流入が続くのか、高騰続く背景は

個別銘柄の動向

個別銘柄では、ソラナ(SOL)が今年5月に記録した過去最高値を更新。大手分散型取引所UniSwapのネイティブトークン「UNI」を抜き、時価総額TOP10に浮上した。

出典:Messari

ソラナは9日、他分散型金融ネットワーク間の架け橋として、双方向性の「分散型ERC-20⇄SPLトークン」ブリッジとして機能するワームホールをローンチしている。

出典:solana.com(ワームホールの仕組み)

これは、既存プロジェクト、プラットフォーム及びコミュニティにおいて、トークン化されたアセットをブロックチェーン間で円滑に転送することで、Solanaチェーンならではの高速性と低コストの恩恵を享受できるようにするものだ。

SOLの高騰を示す海外のスラング“Solana Summer”には、ソラナチェーン上で行われたMangoMarkets(MNGO)のトークンセール需要も一因となったとの指摘があるほか、SOL基盤の NFTプロジェクト「DegenerateApe Academy」では、発行数10,000枚限定のゴリラコレクションが、わずか8分で完売するなど大きな反響を呼んだ。

直近のNFT市場では、大手マーケットプレイスのOpenSeaが、7月末の土日で3,500万ドル、4,900万ドルと過去最高取引量を観測するなど活況を呈したほか、元祖コレクティブルNFTゲーム「CryptoPunks(クリプトパンク)」のデジタルアセットが高騰するなど人気を博していた。

他銘柄では、ソラナ(SOL)とイーサリアム(ETH)チェーンを利用する分散型音楽配信アプリ「Audius」のガバナンストークン「AUDIO」が、前日比+72.1%の2.82ドルと高騰した。AUDIOは、Coinmarketcap(CMC)時価総額88位の銘柄。

出典:Messari

出典:Messari

日本国内でも若者の間で流行している「TikTok」との提携がポジティブサプライズとなった。

TikTok初の音楽ストリーミングの提携となる。

詳細:TikTok、分散型音楽配信アプリAudiusと提携

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/31 月曜日
21:20
ストラテジー、2カ月ぶりにビットコイン購入再開 590億円相当
仮想通貨ビットコインDAT大手ストラテジーが4603BTCを平均8万ドルで購入し、前回から約2カ月ぶりの買い増しとなった。保有量は845050BTCに達し、優先株STRCの買戻しも実施した。
15:19
金融庁、信託型ステーブルコインの調書提出免除を要望 2027年度税制改正
金融庁は8月31日、令和9(2027)年度税制改正要望を公表した。信託型ステーブルコインの受益者変更時に必要な税務書類の提出免除を求めており、転々流通する決済手段のため受託者が保有者の変更を把握できない点を課題としている。
14:50
金融庁27年度予算134億円増を要求、暗号資産監視で新室設置へ
金融庁が2027年度(令和9年度)予算・機構定員要求を公表した。総額403億円(前年度比134億円増)を要求し、暗号資産取引業者のモニタリング体制強化やフロンティアAIのリスク対応を担う新室の設置、定員14人の純増を求めた。
14:04
BIS総支配人、ステーブルコインは大規模決済に不適格と指摘
BISのデ・コス総支配人がジャクソンホール会議でステーブルコインに対する懸念を表明し、トークン化預金を推奨した。これに対しテザーのアルドイノCEOが銀行預金の「部分準備制度」への懸念を指摘し反論した。
13:35
enish、株主優待でBTC・SOLを抽選配布 SBI VCトレードと連携
enishは株主優待制度でSBI VCトレードとの連携を発表。2026年12月31日を基準日とする500株以上の株主を対象に、ビットコイン(BTC)およびソラナ(SOL)を総額1,000万円相当・計580名に抽選で進呈する。
13:08
トランプ大統領の元テレプロンプター、カルシでのインサイダー取引で約2750万円支払いへ
米商品先物取引委員会は、トランプ大統領の元テレプロンプター操作者が予測市場カルシにおけるインサイダー取引の件で制裁金支払いなどに同意したと発表した。
11:11
ビットコイン、8月に30%高でも出来高3年ぶり低水準=アナリスト
ビットコインは8月に30%を超える上昇を記録した一方、主要取引所の出来高は約3年ぶりの低水準にとどまっている。バイナンス・ゲート・バイビットの出来高推移データから、価格上昇と出来高の乖離が示す意味を読み解く。
10:49
IMF、ステーブルコイン規制へ国際協調を要請 新興国に警鐘
IMF専務理事クリスタリナ・ゲオルギエバ(Kristalina Georgieva)氏が8月28日、米ジャクソンホール経済政策シンポジウムで講演。ステーブルコインの国際協調規制の必要性を訴えるとともに、新興国の外貨準備強化や発行国の財政規律も不可欠と指摘した。
10:01
米地域銀行協会CEO、クラリティー法案でステーブルコイン利回りに「妥協なし」
ICBAのCEOが、クラリティー法案の論点としてステーブルコインへの利回り付与の問題があると指摘。銀行の預金流出リスクが存在しており採決の障壁になると述べた。
09:10
Tectonicで7500万ドル流出と推計、Cronosが緊急停止
CronosがレンディングプロトコルTectonicの不正流出を受けてチェーンを停止。研究者はTONICトークンの価格操作による被害を約7500万ドルと推定するが確定額・原因は未確認。Crypto.comは自社アプリへの影響を否定した。
08:23
バイビット、スペースXとエヌビディアの無期限先物オプション開始へ
仮想通貨デリバティブ取引所バイビットが、株式の無期限先物を原資産とするオプション取引「Perp Options」を導入。フェーズ1はSPCXとNVDAが対象で、9月17日午後8時(UTC)に開始する。USDT建て決済で24時間取引でき、対象銘柄は今後拡大予定だ。
07:23
ビットコイン実現時価総額、週間約7360億円増 資金流入の兆候=アナリスト
ビットコインの週間実現時価総額が7,360億円(1ドル=160円換算)増加したとオンチェーンアナリストが分析。弱気相場入り後で最大の増加幅だが、30日平均の変化率は0.4%にとどまり、方向性の確認にはなお時間を要するとの見方を示した。
08/30 日曜日
11:30
ビットコイン1300万円手前で上げ渋り、ジャクソンホール後のイールドカーブが焦点|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン(BTC)は米財務省の国債買い戻しを受け1300万円に肉薄するも上げ渋り、1270万円周辺で推移。目先の焦点はジャクソンホール後の金利動向で、長短どの年限で上昇するかがBTCの方向性を左右する。
09:25
週刊仮想通貨ニュース(8/28)|BTC市場・量子脅威対策・日本政府と日銀の動向まとめ
今週は、仮想通貨ビットコインの市況、ビットコインとイーサリアムの量子脅威対策、日本政府と日銀の国債・株式即時決済に向けたブロックチェーン基盤整備に関する記事が関心を集めた。
08/29 土曜日
14:30
ECB専務理事、中銀マネーのブロックチェーン活用を提唱
欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事は、中銀マネーのブロックチェーン活用を提唱し、金融政策の実行や担保管理の柔軟化を目指す考えを示した。デジタルユーロを含むトークン化に向けた取り組みも進んでいる。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧