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バイナンス、アジア事業のトップにシンガポール中銀の元規制担当者を起用か=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

バイナンスの規制強化

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは、シンガポールの中央銀行「Monetary Authority of Singapore(MAS)」で規制業務を担当したことのあるRichard Teng氏に、アジア事業の最高経営責任者(CEO)を務めるよう依頼していることが分かった。情報筋の話としてブルームバーグが報じた。

バイナンスには今年、世界各国の規制当局から厳しい目が向けられている。そこには日本の金融庁やMAS、香港証券取引委員会(SFC)らアジアの規制当局も含まれており、今回の依頼は、バイナンスの規制対応強化の一環と見られる。

日本の金融庁は今年6月、無登録のまま国内の利用者に仮想通貨サービスを提供したとして、バイナンスに対して2018年以来2回目となる警告を行なった。こういった動きは世界各国に広がっており、英国の英金融行動監視機構(FCA)やケイマン諸島の通貨局(CIMA)らも同様に監視の目を強めている。これまでの当局の動きは以下の記事にまとめた。

関連:仮想通貨取引所バイナンス 各国政府の警告・金融機関のサービス停止事例まとめ

LinkedInのプロフィールによると、Teng氏は1994年から2007年までの13年間、MASに在籍して規制業務を経験。その後、2007年9月から2015年2月までの7年6カ月間は、シンガポール取引所の規制部門のトップを務めた。

また、2015年3月から今年の3月までの約6年間は、アブダビグローバルマーケットのCEOを務め、2021年7月からは、シンガポール政府公認のブロックチェーン推進団体「BAS(Blockchain Association Singapore)」の諮問委員会にも所属している。

なお、Teng氏がバイナンスの依頼を受けたかどうかの結果は明確になっていない。

アブダビグローバルマーケットとは

2015年10月から事業を開始した、アラブ首長国連邦の首都アブダビにある国際金融センター。同国内の金融サービス環境を変革することを目指し、外国企業を誘致して、地域全体にビジネスを拡大するための入り口となることを目的として設立された。

▶️仮想通貨用語集

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