米資産運用大手ニューバーガー・バーマン、ビットコイン先物・ETF運用を許可

ビットコインを5%運用可能

米独立系の資産運用会社ニューバーガー・バーマン(Neuberger Berman Group LLC)が暗号資産(仮想通貨)ビットコインの先物などの運用を許可したことがわかった。

ニューバーガー・バーマンはグローバルで株式や債券などを機関投資家や富裕層に提供する資産運用企業で、40兆円に相当する資産を運用している。

SECに提出された書類によると、同社運用のコモディティファンド『Commodity Strategy Fund』は最大5%の資金をCMEなどの米ビットコイン先物及びカナダのビットコインETFで運用することが可能になったという。

8月11日に、同社が最初にSECに提出した書類では、ビットコインだけでなく、イーサリアムの間接運用も含めていたが、今回修正された書類ではイーサリアムに関する内容は削除されている。また、このファンドはビットコインの現物には投資しない。

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『Commodity Strategy Fund』というファンドはミューチュアルファンド(投資信託の一種)で6月末までにはゴールドやコーン、ブレント原油などのデリバティブを運用しており、180億円に相当する規模に達した。

最近ではウォール街金融による仮想通貨市場の参入が活発となりつつある。例えば20日には、米金融大手ウェルズ・ファーゴおよびJPモルガンはそれぞれでビットコインファンドを富裕層投資家に提供することが明らかになった。

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シャープレシオとは

投資リスクに対しどれだけ収益が見込まれるかを示す指標。リスクの低い債券と比較して、どれだけの収益があるかを可視化したもので、1963年にウィリアム・シャープ氏が考案した。

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著者:菊谷ルイス
参考:SEC書類

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