英億万長者Simon Nixon氏、仮想通貨投資の強化を計画 ブルームバーグ報道

仮想通貨投資の強化を計画

英国の億万長者Simon Nixon氏は、暗号資産(仮想通貨)への投資配分を増加することを計画していることが分かった。ブルームバーグが報じた。

Nixon氏のファミリーオフィス「Seek Capital」でマネージングディレクターを務めるAdam Proctor氏は「我々は、仮想通貨への投資配分を増やすことが将来的に重要であると考えている」と説明。仮想通貨に特化したアナリストを雇用することを考えているとも明かした。

ファミリーオフィスとは

資産家一族の資産管理を担う運用会社。アセットマネージャーや弁護士、会計士、税理士などによる専属チームで組織され、資産運用のほか、子どもや孫の教育、事業承継まで、幅広いサービスを手がけている。(参考:三井住友DSアセットマネジメント

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Nixon氏はベンチャーキャピタル「Seek Ventures」の共同創業者でもある。また、同社のウェブサイトによると、保険や金融商品などを比較・変更できるサービス提供する「MoneySupermarket.com.」で最高経営責任者(CEO)も務めた。2009年から投資を行い、技術部門で運用する個人資産は10億ドル(約1,100億円)超に上るという。

Nixon氏やProctor氏がなぜ仮想通貨への投資配分を増やしたいと望んでいるかなど、詳細は報じられていないが、ファミリーオフィスが仮想通貨への関心を高めていることは、米金融大手ゴールドマン・サックスが明かしている。

ゴールドマン・サックスが行ったアンケートによると、調査対象である150以上のファミリーオフィスのうち、15%はすでに仮想通貨関連の投資を実施。45%が仮想通貨関連の投資に関心を示している。

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仮想通貨に投資している億万長者で有名なのがMark Cuban氏だ。同氏は4月に仮想通貨のポートフォリオが「ビットコイン(BTC)60%、イーサリアム(ETH)30%、その他10%」であると明かした。ビットコインについては通貨というよりも、価値の保存手段とみなしており、発行上限が存在しているビットコインは、その希少性のために、ゴールド(金)よりも優れた価値保存手段だとしている。

イーサリアムについては分散型金融(DeFi)やNFT(非代替性トークン)に使用されていることに触れつつ、「通貨に最も近いものだと思う」との見解を示している。

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同じく億万長者のCarl Icahn氏は、最近、最大15億ドル(約1600億円)を仮想通貨に投資する可能性があると述べており、「私にとってビットコインは単なる価値の保存手段だ」としている。

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